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夢は枯れ野をかけめぐる の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2023/09/06

ミステリーとしては物足りないんだけど、本書の魅力はそこではないと思いました。ラストの台詞にグッときます。失うものがあるからこその人生じゃないですか。誰だって、そうでしょ?

Posted byブクログ

2019/06/09

早期退職者の羽村祐太がご近所トラブルに巻き込まれて、でも華麗に事件を解決!っていうシリーズかと思いきや、ちょっと最後の話は切なかった…。 やっぱり認知症介護とか家族トラブルとか悲しい現実が見えてくるのと。 最後の雪子さんの「失うものがあるからこその人生」って、そうなんだろうな。

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2015/02/25

西澤さんにしては、実生活に即した重いテーマを扱っていた。主人公の羽村祐太は究極の草食系だな。読み終えて、ふと思った、この人、女性経験あったのかな。風俗に通うというイメージでもないし。高齢化社会の日本が避けて通れない様々な問題が取り上げられているが、読み終えてみれば、純愛物だった。

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2012/05/05

純文読んでるんじゃないんだから、もう少し夢のある話が読みたかった 西澤作品なのに名前が普通、 おっさんモテすぎ

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2011/09/03

老舗の百貨店を48歳の若さで早期退職希望者の募集で辞めた羽村祐太。気の優しい性格で自分に自信のない男だが人から頼まれたら快く受けてやる。そん彼の両親、友人、近所の人たちが年をとり夫婦だけでの生活、痴呆、介護とだれでもがいずれ迎える最後は寂しい話。

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2011/02/19

小心者で用心深いが故に出世してしまい、早期退職し十分な貯金を崩して生活する中年男の話。短編集だが、舞台も登場人物も繋がっている。 歳をとることの悲哀がテーマかと思われる。こういう作品を読むと、筆者はいくつなんだろうと思う。 お金を貯めて、単調で平凡な日常を過ごそうとする主人公は...

小心者で用心深いが故に出世してしまい、早期退職し十分な貯金を崩して生活する中年男の話。短編集だが、舞台も登場人物も繋がっている。 歳をとることの悲哀がテーマかと思われる。こういう作品を読むと、筆者はいくつなんだろうと思う。 お金を貯めて、単調で平凡な日常を過ごそうとする主人公は好き。

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2010/11/29

認知症、介護、孤独死など、高齢化社会に於いての様々な問題と日常の謎を掛け合わせた作品ばかりです。読んでいる間は謎より問題の方が気になって、読み終わった後は謎より問題の方が印象に残って、という感じでした。果たしてミステリにする意味はあるのかとは思いましたが、多少なりとも高齢化社会に...

認知症、介護、孤独死など、高齢化社会に於いての様々な問題と日常の謎を掛け合わせた作品ばかりです。読んでいる間は謎より問題の方が気になって、読み終わった後は謎より問題の方が印象に残って、という感じでした。果たしてミステリにする意味はあるのかとは思いましたが、多少なりとも高齢化社会について考えるきっかけにはなったので、結果的には読んで良かったのかな。

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2010/06/22

北見隆さんの表紙を見て、さっと手にとりました。たいてい外れないです。 身につまされる話がいっぱい詰まってました。 「その日、最後に見た顔は」だけ、探偵役も違うだけにちょっと違うかなと。因縁深い話でした。

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2010/05/06

ゴミの話。なんだか話がばらばらしてまとまりがなかった。主人公の羽村某の性格がなぜか気に入らない。ということで読んでいてもあまり身が入りませんでした。

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2010/01/27

高齢化社会に対する警鐘でしょうか。日常にある謎を扱ってはいるけどテーマがヘビー。 謎解きは「おぉ、なるほど!」と思ったり「ん?」と首を傾げたりマチマチかな。西澤さんよく知らないからなんとも言えない。

Posted byブクログ