赤々煉恋 の商品レビュー
「赤々とした炎のように何かに身を焦がし切望する者たちの行く末は−。そんな五人の様々な愛の形を巧みな文章で書き綴った、直木賞作家朱川湊人の新機軸。切なさと悲しさ溢れる連作短編集」だそう。「死体写真師」「レイニー・エレーン」「アタシの、いちばん、ほしいもの」「私はフランセス」「いつか...
「赤々とした炎のように何かに身を焦がし切望する者たちの行く末は−。そんな五人の様々な愛の形を巧みな文章で書き綴った、直木賞作家朱川湊人の新機軸。切なさと悲しさ溢れる連作短編集」だそう。「死体写真師」「レイニー・エレーン」「アタシの、いちばん、ほしいもの」「私はフランセス」「いつか、静かの海に」の5編。どれもまぁまぁ。「私はフランセス」系はちょっと苦手。「アタシの、いちばん、ほしいもの」が一番肌に合ったかな。
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ホラーなのですよ、内容は。でも、んーーその中にも切なさとかも入ってて じわじわ来る怖さなのですよ。残酷なシーンは出て来ないけども、文章の中に 秘められた怖さみたいのはヒシヒシと感じるそんな作品でした。おもしろかったですよ。 あり得ないけどあり得そうというか。「都市伝説セピア」がい...
ホラーなのですよ、内容は。でも、んーーその中にも切なさとかも入ってて じわじわ来る怖さなのですよ。残酷なシーンは出て来ないけども、文章の中に 秘められた怖さみたいのはヒシヒシと感じるそんな作品でした。おもしろかったですよ。 あり得ないけどあり得そうというか。「都市伝説セピア」がいける方なら大丈夫かな。
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「五人の様々な愛の形を巧みな文章で書き綴った」と表紙裏の紹介文にあるが、「五人の様々な性癖を」と正直に書くべきだ。
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赤々とした炎のようになにかに恋焦がれ、そして切望する人たちの行く末は――。そんな五人の物語を描く、直木賞作家・朱川湊人の新機軸。切なさと悲しさの溢れる連作短編集。
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このちょっと残酷でダークな感じが、たまらない。ツボ。 人間の絶妙な「異常さ」を、描き出すのがうまい。 心の闇は、どうしてこんなにも綺麗なんだろう。 全体的に好きなテイスト。ちょいグロいが。「死体写真師」と「私はフランセス」好き。 一つ一つの話の始まりにある扉絵も、物語の雰囲気に...
このちょっと残酷でダークな感じが、たまらない。ツボ。 人間の絶妙な「異常さ」を、描き出すのがうまい。 心の闇は、どうしてこんなにも綺麗なんだろう。 全体的に好きなテイスト。ちょいグロいが。「死体写真師」と「私はフランセス」好き。 一つ一つの話の始まりにある扉絵も、物語の雰囲気に合っていて良い。
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「花まんま」で直木賞受賞。哀しみを帯びた短編が5作。ホラーなのだけれどグロくない、ロマンチックな印象。妖しくて切なくて残酷な世界に迷い込んだかのような読後感。大人のための童話集といった感じ。江戸川乱歩の芋虫のような話もあります。
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