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ベートーヴェンな憂鬱症 の商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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2024/08/11

初めましての作家さん。 名探偵ベ-ト-ヴェンとツェルニ-が活躍! 四季のウィ-ンが舞台のユ-モアミステリ-。 ・ピアニストを台所に入れるな ・マリアの涙は苦い ・にぎわいの季節へ ・我が子に愛の夢を ミステリ部分については、よくわからない(^◇^;) 妙に目を引くイラストだ...

初めましての作家さん。 名探偵ベ-ト-ヴェンとツェルニ-が活躍! 四季のウィ-ンが舞台のユ-モアミステリ-。 ・ピアニストを台所に入れるな ・マリアの涙は苦い ・にぎわいの季節へ ・我が子に愛の夢を ミステリ部分については、よくわからない(^◇^;) 妙に目を引くイラストだと思ったら、魔夜峰央さん。 なるほど、パタリロ!! ナポレオンの話が出てきたので、その時代かぁ~と 思ったんだけど、その時代と聞かれても答えられない(;^_^A 歴史が苦手なので、読むのに時間が掛かってしまいました。 ただ、言葉の使い方が面白かった。

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2021/12/10

ベートーヴェンと弟子のツェルニーが色々な事件に巻き込まれ、なんとか解決するという話。 実家にあったとても古い本。 面白かった。

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2018/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

乱歩省受賞の「モーツアルトは子守唄を歌わない」の続編。表紙の絵がね、魔夜峰央なのよ。昭和最後に出てる本だしね。あいかわらずのベートーヴェンとツェルニー。表記はチェルニーだけど。 「ピアニストを台所に入れるな」 若きベートーヴェン。伯爵令嬢のジュリエッタにピアノを教えている。ムーンライトソナタを捧げたジュリエッタね。ある音楽家が家にやってきて、「やめろ、ベートーヴェン」などと叫びつつ自殺する。あいかわらずのツェルニーとのやりとりが良い。 「マリアの涙は何故、苦い」 ジュリエッタは婚約中。とある教会のマリア像。どうやら禁制の毒薬販売をしているらしい。毎日少しずつ飲ませれば、だんだん衰弱して死にいたる系。 「にぎわいの季節へ」 30代~40台のベートーヴェン。もうツェルニーも子供ではなく、生活のためあいかわらずピアノを教えたり、教則本書いたり。出てこないのよ、ツェルニー。残念。ジュリエッタには子供がいる。ウィーン会議のあたりの時代。 「わが子に愛の歌を」 50代のベートーヴェン。もう聴覚は失われているが、世間的名声は高く、箔をつけるため演奏会にも招待される。聞こえないんだけど。ツェルニーからまだ子供なリストを紹介される。ツェルニーに代わってリストと漫談。ジュリエッタの子供二人のうちどちらかがベートーヴェンの落とし種?から始まる。子供一人だったはずでは? あとがきで、史実との違いを細かく指摘されると作者ぷんぷん。これは小説なのだから、多少変えてるの。やる気なかったんだけど、魔夜峰央のおかげで乗り切ったらしい。 ちなみに今では自主出版しかしないらしい。

Posted byブクログ

2017/04/03

「楽聖」ベートーヴェンが巻き込まれた事件を 弟子のチェルニーと共にドタバタとやり過ごす(解決とは言いにくいw) ベートーヴェンというと、あの肖像画のイメージですが この小説内の彼は実にアクティブ(笑) 恋したり、喧嘩したり、人間くさくて楽しいです

Posted byブクログ

2014/10/01

「モーツァルトは子守唄を歌わない」が大好きなので。 この人の書くベートーヴェン先生は、意外だけど全然意外じゃない。 音楽室で見た肖像画通りの性格だけど、あの口から「俺は~」とか「~だぜ」とか出てくると考えると感動。 周囲の人物も彼に負けず劣らず皮肉屋だから、やり取りがすごく楽し...

「モーツァルトは子守唄を歌わない」が大好きなので。 この人の書くベートーヴェン先生は、意外だけど全然意外じゃない。 音楽室で見た肖像画通りの性格だけど、あの口から「俺は~」とか「~だぜ」とか出てくると考えると感動。 周囲の人物も彼に負けず劣らず皮肉屋だから、やり取りがすごく楽しい。 そして追記での作者さんのからーいお言葉もすごかった(笑)

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2009/10/04

恥ずかしい話、この本の主人公である「楽聖」は、きっとこういうノリの人だったんだなぁ、としか思えないくらい。こういった「やるせなさ」「諦念」そして「楽しさ」が融合した作品は好みが分かれるかもしれませんが、俺的には良い感じ。文体も読みやすい。また、短編小説としても質が良いと思います。

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2009/10/04

ベートーヴェン先生とその仲間たちの、ギャグでアイロニカルでハードボイルドな短編・中編集。好みは分かれそうですが、好きな人は大ハマリする類のものです。乱歩賞を受賞した「モーツァルトは子守唄を歌わない」とあわせて。

Posted byブクログ

2009/10/04

「楽聖」ベートーヴェンが、ウィーンの町に渦巻く陰謀を弟子のチェルニーと掛け合い漫才しながら解く。 意外かもしれませんが、この人の行動は確実にハードボイルドなのです。

Posted byブクログ