あひるの空(21) の商品レビュー

日向武史(著者)

2012/01/19

膝の靭帯をヤッて担ぎ込まれた病院で、
自分の体のバランスが利き手よりなことを指摘されて、
自分が選手としてまだ成長できることに喜び(と言うと少しニュアンスが違う気もするが…)を感じるトビ。
すげー、と思った。

私も経験したからこそわかる。
あの痛み、不安、絶望感。
そこで、まだ上にいける可能性を聞いて、顔が死んでない。
すごい。

これは
誰の足だ

俺の

足だ

誰の意思で動く？

俺の
意思だ

走らされるな！

2010/05/30

この努力が報われないとしたら、この努力の意味はなんなのだろう？
報われるかどうかわからない努力に、費やす時間は無駄なのでは？

じやあ、成功することがわかっていることだけにする努力するべきなのか？
そもそも、成功することがわかっていることをするのは、努力なのか？

「この世界にはね『やらされる』なんて言葉はないんだよ」

一瞬一瞬の選択。
それが、自分の意志。

2009/10/04

もう２１巻。
なのにチームが強くならない…スポ根好きにはつらいところ。
いや強くなってきてると思うんだけど、２０巻過ぎて結果が出てないのが最終回を迎えるときに憎むべき彼らが強くなるのを想像して下さい系の終わり方にならないか心配。
方向性として全国制覇というよりバスケで精神的な成長と強さを身につけていくのを読んでいくのは分かってる、
簡単に強くならないところが良さでもある、でもやっぱり強くなるところが見たい。
１００巻までかかってもいいから。