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刺青の男 の商品レビュー

4.1

47件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2021/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わぁぁぁすごいぃぃぃすごい世界… 複雑すぎて一度読んだだけでは理解できない。 誰か解説して… 潟木が捕まった日の10時に武藤と坊を迎えに行く予定だったんだよね? 潟木は迎えに来なかったけど二人は逃げて、しばし二人暮らしをする。(武藤の小指がないから抜ける話している??) でも植物状態の坊を見に行ったとき、武藤は埜上組との銃撃戦で亡くなったと。 それは久保田を捕まえた日だったと。 えーー? じゃあ坊と武藤の同棲生活は夢? はっっっそういうことか!!あれは耳鳴りじゃないのか!! うわーーーせつないーー もぉぉぉこれは映画か!? 久保田と潟木cpもせつない! 久保田の事を憎い気持ちと好きな気持ちがあるんだろうなぁ…。。憎いけど嫌いになれない、みたいな。 あんなことしちゃうけど、久保田は気づいてるんだよねぇぇ はぁ。これはメリバか。 ため息が出るほど素晴らしい作品でした…

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2017/04/24

2017/04/19 絵が荒いぃぃ!!それも味か。 ヤクザが出る作品を探していて、レビューをチラ見したらハードだったとか重めな内容という感想が多かったので購入。 内容はそこまでハードではないけども、場面や空気を切り替えるシーンで見せるパンチの威力は、おぉっとなった。久保田君イイネ...

2017/04/19 絵が荒いぃぃ!!それも味か。 ヤクザが出る作品を探していて、レビューをチラ見したらハードだったとか重めな内容という感想が多かったので購入。 内容はそこまでハードではないけども、場面や空気を切り替えるシーンで見せるパンチの威力は、おぉっとなった。久保田君イイネ!だわ。 この本を開いて一発目の赤いページは武藤さんと坊だったんかね? はるのこい ゆめあんない 好きな人の生霊と楽しいこと出来るなんて1番いいやん。キスも抱きしめることも出来ないから、いつかは虚しくなるかもしれないけど個人的にはとっても都合良くて羨ましいなぁと思ってしまった。

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2015/05/31

作者買いし、軽い気持ちで読み始めて、完結となる書き下ろし作での衝撃のラストに絶句してしまいました。 BLでこんなに圧倒されたのは後にも先にもこの作品だけだと思います。 もともと阿仁谷ユイジ先生は好きでしたが、この作品がキッカケで信者レベルにまでなってしまいました。

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2015/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

BL漫画で、これほど圧倒されたのは初めてかもしれません。 刺青を背負った3人の男の話なのですが、それぞれバットエンドです。切ないという気持ちよりも、少し恐怖心を抱くくらいの後味。 潟木が刑務所から出て、これからラブラブ展開になるのかなと思いきやHIV移し……怖い!おおお怖い!あと耳鳴りの表現がとても良かった。 殴ったり、殺したり、殺されたり、アングラな雰囲気の表題作でした。私はこういう話が大好物なので何度も読み返そうと思います。 また他にも大学生の話が収録されていますが、こちらも良かった。好きな相手が生霊として現れる話です。

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2014/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

~収録作品~ 「僕のカタギ君」 ヤクザの下っ端?なのに名前は潟木(カタギ)くん&とってもキュートだけど恐ろしい一面を持った久保田くんの恋人同士のお話で、久保田くんはとっても姑息というか大胆というかとんでもないやり方でヤクザさんたちを捕まえていく刑事さん。 カタギ君は恋人なのに久保田くんに捕まえられてしまう・・・ 「ラナンキュラスの犬」 潟木くんの兄貴分・武藤とその組の坊(有馬)の逃避行までのお話。 「狂い鮫とシンデレラ」 武藤とボンを狙った埜上を久保田くんが捕まえるお話。 で、最後の「みんなの唄」につながる。 ↑これが4部構成で主人公はそれぞれ違ってるけど最後で全てがリンクします。 「はるのこい」 「ゆめのあんない」 この2作品は全く別で、好きになってしまった同性の親友が生霊になって現れてH?してしまうお話。 以上計6作品入ってます。 最初はまぁまぁありがちな運びだったけど、読み進めて話が繋がり始めると凄かった・・・ 怖かった・・・ BL漫画読んで泣いてしまった上に立ち直るまでかなり時間がかかってしまった作品でした。 久保田くんは全てを見越してカタギ君を捕まえたんだろうか? その捕まえた日が武藤さんの命日だったと聞いて私は最初のニュース番組のところを必死に読んだ。 有馬がアパートでおかえりなさい!って武藤に練習させてる所がかわいくて仕方なかったけど最後を読んでからこれを見ると涙が止まらなかった。 普通の生活をしたかっただけなのに。 なんで耳鳴りがしてるのか最初は気付かなかった鈍い私。 そうか・・・夢だったんだ。 もうこの話の運び方になんて凄い人なんだ!って思った。 阿仁谷さんはかわいい恋愛を書く上にこんなにヘビーな作品も書けるのか? あまりのギャップの凄さに驚かされた。 そしてかなり画にもこだわっていたと思う。 ラナンキュラスの花なんて見た事もないけど綺麗だった。 いつものキュートな女性ではなく凛とした綺麗な女性にも驚かされた。 この人の画はわたなべまさこさん(だったかな?)を思い出させる。 シャープな線や髪の流れ方とかが。 途中で終わって欲しかった。 みんなが幸せな状態で終わって欲しかった。 久保田くんの最後のセリフが本当に突き刺さった。 わかってたのかな?久保田くんはカタギくんにうつされた可能性の事。 わかってたよね。 2人で償いながら生きるのかな? 漫画なのにこんなに先を考えたり本気で感情が入って出て来れなくなったのは「風と木の詩」以来だと思う。 たぶん読む度に泣いてしまうんだろうなぁ・・・ 「はるのこい」 「ゆめのあんない」 これを読むとちょっと癒されるけどやっぱり足りない・・・ 読んで良かった。 本当にこれからがすっごい楽しみな作家さんだ。 でもハッピーな感じで終わって欲しかったのも本音。 いつもの阿仁谷さんのイメージで読むと確実に破壊されマス。 もはやBLとかいうくくりを超えてます。 前回の蛇龍どくろさんの「エンドレスワールド」は重さや深さはあったけど最後は良かった~とハッピーエンドな形だったけど、この作品は終わった後の重さはハンパない・・・ いろんな事を考えさせられた。 好き嫌いが分かれる作家さんだけど、新しいBLの世界を切り開いてくれそうデス。 はぁ~ヘビーだった・・・

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2014/09/13

評判の良さにつられ購入。 うーん。痛いのは平気なんだけど、どうも好み的に違ったみたいです。オサレ過ぎるのかな?そのオサレの方向性が私とは違うのかもです。意欲作?と思います。

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2013/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ある組に所属している構成員達のお話を、短編集にしたもの。 絵もとても艶っぽくて好きだが、構成がとても面白い。 オムニバス形式ではあるが、 一本一本少しずつ繋がっている。 最後の話を読んだ時は、大変衝撃的だった。 少し血なま臭い作品で、 少し救いがないように思えるところもあるが、 それはそれでいいと言えるような世界観がある。

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2013/01/24

表題のシリーズはオムニバスで繋がっているようなかたち。抗いがたい大きな波の中でけなげに生きていく姿が切ない。

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2013/01/06

濃いです。 暴力・流血あっても大丈夫な方向け。 エロもあります。 私はとても素晴らしい作品だと思いました。 悪いことすると必ず自分に返ってくる。 ただのBLというだけではないような気がします。 いろいろ考えさせられる作品でした。 CPいろいろ出てきますがすべて同じ世界の中の話、と...

濃いです。 暴力・流血あっても大丈夫な方向け。 エロもあります。 私はとても素晴らしい作品だと思いました。 悪いことすると必ず自分に返ってくる。 ただのBLというだけではないような気がします。 いろいろ考えさせられる作品でした。 CPいろいろ出てきますがすべて同じ世界の中の話、というのがとても好きです。 泣けました。

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2012/11/07

不幸で救いのないラストに思えるが、そこには確実に愛があった。人を傷つけた報いは必ず己に返ってくる、こういうカタチでしか成仏出来ない愛もあるのだろう。せめて夢の中でだけは、幸せな刻を刻んで欲しいと願わずにはいられない。 冒頭の「僕のカタギ君」という呑気なタイトルから始まって、ラブエ...

不幸で救いのないラストに思えるが、そこには確実に愛があった。人を傷つけた報いは必ず己に返ってくる、こういうカタチでしか成仏出来ない愛もあるのだろう。せめて夢の中でだけは、幸せな刻を刻んで欲しいと願わずにはいられない。 冒頭の「僕のカタギ君」という呑気なタイトルから始まって、ラブエロコメから怒涛の展開、そしてそれぞれのエピソードが収束され全てが繋がるラストまで、全く無駄がなく素晴らしい! 幸せに雛形なんてなければ、不幸にも雛形なんてないんだと思わせてくれる作品。途轍もない傑作のように思えるが、読後感の重苦しさがハンパないので個人的に☆4つ。

Posted byブクログ