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刺青の男 の商品レビュー

4.1

47件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

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2012/11/03

刺青を持つ三人の男たちの【刺青シリーズ】 これは…坊と久保田が好き。 見てくれふにゃっとしてるのに覚悟があって肝が据わってる。2人とも刺青はないけど(笑) 組抜けした後の坊がスッゴい幸せそうだったから、現実を知って潟木と一緒に叫びたかった。 好きな話だけど、疲れるからたまにしか読...

刺青を持つ三人の男たちの【刺青シリーズ】 これは…坊と久保田が好き。 見てくれふにゃっとしてるのに覚悟があって肝が据わってる。2人とも刺青はないけど(笑) 組抜けした後の坊がスッゴい幸せそうだったから、現実を知って潟木と一緒に叫びたかった。 好きな話だけど、疲れるからたまにしか読まない…(´‐ω‐`) 収録の生き霊の話はリバればイイょ。 安奈エロくて可愛い♪

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2012/08/07

私の中ではBLではなくバイオレンスの枠に入れたいですね。893のオムニバス作品。一つ一つは男同士の恋愛中心に描かれているけど、それを並べ終えると893の抗争に散った男たちの悲劇の構図があらわれるという、絶妙な構成です。 幼馴染みの再会もののように始まり、チンピラとペテン師、攻受...

私の中ではBLではなくバイオレンスの枠に入れたいですね。893のオムニバス作品。一つ一つは男同士の恋愛中心に描かれているけど、それを並べ終えると893の抗争に散った男たちの悲劇の構図があらわれるという、絶妙な構成です。 幼馴染みの再会もののように始まり、チンピラとペテン師、攻受ポジションいろいろどんでん返しが用意されていて、意外な真実へと発展していきます。 一見関係性のないそれぞれの話がリンクしていき、ラストはもうただ涙でした。落ち込んだ…バドエンは苦手。 「ラナンキュラスの犬」はこれだけ読んだらなかなか好みの話だったのに。 そして冒頭の話の久保田。幼馴染みで両想いと信じきっていた久保田に裏切られ、ムショ送りになり輪姦されHIVを移された潟木。久保田は職務に乗じて酷い目にあわせた潟木と、あえて移ることを承知でSEXします。 因果応報を受け入れる久保田の姿は挑発的で、でもどこか諦念を感じさせました。 どの登場人物も清廉潔白な人生を歩んで来たわけではないので、同情する気持ちも複雑なのですが、それでももう少し幸せになれる方法はなかったのかと思いましたね。悪人が幸せを夢見るとこうなる、みたいな結末は痛くて重かった。 バイオレンスものとして見るなら作品性が高いので★5つですが、BL的にエロとロマン視点からいくと★2つくらい。萌えはゼロ。

Posted byブクログ

2012/08/03

暗いシリアス?な話。 この本を読んだときの衝撃と言ったら…、もうこの世の言葉で表現できるもんじゃないです。

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2021/09/19

最初に言っておく、ラブイチャ求めてる時に読んだら、ダメ、絶対。 「僕のカタギ君」「ラナンキュラスの犬」 「狂い鮫とシンデレラ」「みんなの唄」 ものすごいオチで、なんつーか、衝撃!こっわ! 今のBLでありなんだこれって…と感銘を受けました。(いい意味で) 痛いのも暗いのも全然大丈...

最初に言っておく、ラブイチャ求めてる時に読んだら、ダメ、絶対。 「僕のカタギ君」「ラナンキュラスの犬」 「狂い鮫とシンデレラ」「みんなの唄」 ものすごいオチで、なんつーか、衝撃!こっわ! 今のBLでありなんだこれって…と感銘を受けました。(いい意味で) 痛いのも暗いのも全然大丈夫、むしろどんとこい! な私ですがはじめて、これはちょっと怖い、と思いました。 その分すごく心に残りました。 とにかくストーリーに引き込まれました。 すごく良く出来てるな〜と。 その後の「はるのこい」「ゆめのあんない」で ホッと和み(^。^)=3 その緩急もよかった。 こちらは、ゲイの安奈がノンケの春野を好きになり、 ついには春野の生霊を見ちゃう話。 生霊っても六条みたいのじゃなくて 妄想の延長的なエロ可愛いやつ(笑) これは春野の側からの話も読んでみたいなぁと思いました。 「やっぱり 本物が一番素敵」 すごい心理がさらりと描かれてありました。

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2011/12/22

未だ携帯コミックどまりですが… 重いですよね… 本当に辛い。 でも、他の皆様の仰る様に、罪と罰と償い、とか、深い愛の強さとかがドカン!ときて、最後に潟木に語る久保田の言葉が、墜ちて行くだけの心を、細くて暖かい光の筋が指してくれます。 良い作品です。

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2011/12/21

阿仁谷ユイジの著作は二冊目。 ヤクザものが好きな自分としては結構楽しめた。 amazonでは重いってコメントと、それに対しては中途半端っていうコメントがあったけど、別に中途半端って感じはしなかった。 絵も、まだ過渡期だと思うし、まあ許容範囲だったかなあ。 BLで、ただの物語の設定...

阿仁谷ユイジの著作は二冊目。 ヤクザものが好きな自分としては結構楽しめた。 amazonでは重いってコメントと、それに対しては中途半端っていうコメントがあったけど、別に中途半端って感じはしなかった。 絵も、まだ過渡期だと思うし、まあ許容範囲だったかなあ。 BLで、ただの物語の設定としてヤクザをつかったっていうよりも、 ちゃんとそこに生きてる人間を描こうとしてるのがよかったかなと思う。

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2011/09/01

牡丹、 ラナンキュラス、 狂い鮫。 それぞれの刺青をもつ三人と、彼等と関わる一人の男の、 葛藤と、愛と、償いの物語。 読んでいくうちに段々と 心をえぐられるような苦しさを感じました。 ラストで打ちのめされた。 惨さと切なさが入り混じっていて、読むのが苦しんだけど、何度も読みた...

牡丹、 ラナンキュラス、 狂い鮫。 それぞれの刺青をもつ三人と、彼等と関わる一人の男の、 葛藤と、愛と、償いの物語。 読んでいくうちに段々と 心をえぐられるような苦しさを感じました。 ラストで打ちのめされた。 惨さと切なさが入り混じっていて、読むのが苦しんだけど、何度も読みたくなってしまう。 個人的には 『ラナンキュラスの犬』が堪らなかったです。

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2012/08/08

裏社会組織と警察官の攻防本。受けも攻めも全員ヤンデレ。コンセプトがコンセプトなだけに痛いシーンとか読んでて辛いシーンも結構ありました。

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2011/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表題作、刺青の男は、4つの短編「僕のカタギ君」「ラナンキュラスの犬」「狂い鮫とシンデレラ」「みんなの唄」からなる。それぞれを読んでも楽しめる作品だ。ひとつを事件にかかわるそれぞれの経験で各短編が成立している。 読者はそれぞれの経験をまとめて読んで、刺青の男であつかわれた事件の全貌を知る。 しかし、仕掛けられた構成のうまさに感激するより先に、それぞれの人物が際立ってエロい。 特に久保田がドエロい。 この作品のテーマは罪と償いと罰であろうとおもうが、 もう、そんなことどうでもいいやとおもうぐらいに、 久保田のコマに目が刺さって動かない。 久保田、久保田、久保田、ええ顔するんである!!! 本当に阿仁谷ユイジの絵は表情が豊かで前のめりになってしまう。

Posted byブクログ

2011/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

阿仁谷さんのおはなし、結構深くてツボるんですけども……。 これもツボったんですが、ものっすごく重かったです。 なので★は三つにしておきます。 でもこういう、精神世界的なストーリーは嫌いじゃないです。

Posted byブクログ