仕事アタマの設計図 思考のボトルネックを解除しよう! の商品レビュー
2008年に発売された本。前半は当時の世相、カツマーブームをくぐってきた人なら既知のことだと思う。効率的な情報収集、それを活用するためのフレームワークなど。 ただし、この本の真骨頂は後半の2章、「選択」のボトルネックと「生/活力のボトルネック」にある。普通のビジネス書に書いてあり...
2008年に発売された本。前半は当時の世相、カツマーブームをくぐってきた人なら既知のことだと思う。効率的な情報収集、それを活用するためのフレームワークなど。 ただし、この本の真骨頂は後半の2章、「選択」のボトルネックと「生/活力のボトルネック」にある。普通のビジネス書に書いてありそうなことを書きながら、本当に大切なことは違うんだよ、とひっくり返しています。 キーワードは「思い」。2008年当時、これを書いているのは凄いと思います。本当に後半2章は繰り返して読んだほうがいい。
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ボトルネックは製造業でよく使う言葉なのかと思っていたけど、これを読むと汎用性が高い言葉なのかなぁと。 私は情報と手法が不足しているので、がつがつインプットがまず一番やることかな。手法は、こんなに沢山知ってどうするんだよ、とも思ったけれど先へ行っている人はこういう知識を抜けて?いっ...
ボトルネックは製造業でよく使う言葉なのかと思っていたけど、これを読むと汎用性が高い言葉なのかなぁと。 私は情報と手法が不足しているので、がつがつインプットがまず一番やることかな。手法は、こんなに沢山知ってどうするんだよ、とも思ったけれど先へ行っている人はこういう知識を抜けて?いっているんだろうなと。まだまだ狭い世界で生きてるな。
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繰り返して読みたい本。 ボトルネックがあるとそこにパフォーマンスの最大値は制限されてしまうので、どうにかしましょう。という話。 知識ー選択ー生活力の3つのボトルネックに分解できて、されに知識のボトルネックは情報ー手法ー技能のボトルネックに分解できる。 それぞれの解説と対策法がわかりやすく記載されているが、 個人的には、情報ばかり詰め込んでてもやらなければ何にも効果がないということを突き付けられた感じがした。 つまり技能、選択の部分がボトルネックになっていたのだと思う。 参考図書も多く紹介されており、また改めて概要だけでも読み返したい。
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▼ボトルネックの種類 ・知識、選択、生/活力にわけられる ▼知識のボトルネックの枠組み ①情報・・・材料と道具 ②手法・・・作り方 ③技能・・・経験 ▼知識のボトルネックを見つけるヒント ・自分がいつも困っているところに目を向ければいい →...
▼ボトルネックの種類 ・知識、選択、生/活力にわけられる ▼知識のボトルネックの枠組み ①情報・・・材料と道具 ②手法・・・作り方 ③技能・・・経験 ▼知識のボトルネックを見つけるヒント ・自分がいつも困っているところに目を向ければいい →例えばいつも〇〇に時間がかかるな、と思ったら「情報」のボトルネックがある証拠・まずは乱読で情報を大量に仕入れる ▼選択のボトルネックを決める要素 認識:自分はどこにいるのか 選択:自分はどこに行くのか 前提:自分が思い込んでいる前提は何か ▼選択をするための2つの視点 ①自分を棚卸し ②未来を夢見る視点、未来から見る視点 ▼自分を棚卸し 自分は今まで何を達成してきたのか。今どのような状態なのかを分析する 過去から現在そして未来はつながっているので何か見えてくるかも ▼目標は妥当なのに実行できないのは心のそこで相反する目標がある 考えのコンフリクトを探す それが正しいかを考える 正しくなければ治す ▼習慣のボトルネック ①小手先の技でとにかく着手 ②仕組み化して強制化する ③目標を立てる ▼好奇心のボトルネック 「選択」のボトルネックによってこれは左右される。なのでより高い選択をすることで今よりは好奇心の幅は広がるはず
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参考文献に逃げてしまう点が若干気にはなったが、ボトルネックの考え方はすんなりと理解でき、分析してみたら早速改善点に気づけたのはよかった。
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バランスがとてもいい。 分かりやすくて芯があって経験に裏打ちされた手法や技能をサラッと教えてくれる。 分かりやすいということは忘れやすいということでもあるから気をつけなければ。 世界は行いを果たす人を求めている。
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このボトルネックという用語が気になって本書を読んでみました。 なぜ、気になったのかというと、「ザゴール」で使われている用語だからです。 「ザゴール」を読んだ時の衝撃が得られると思ったから、この本を読んでみました。 本書は,人が思考するにあたって制約されている条件のボトルネックを見つけ出し,それを解消するための考え方を提案しています。 思考のボトルネックを「知識」-「選択」-「生/活力」の三つ枠組みに分けて捉え、とりわけ「知識」のボトルネックにページを割いて紹介しています。 具体的にどのように取り組めばよいのかのエッセンスがこれまでのビジネス書に依拠しながら詰め込まれています。 ①ボトルネックを見つける ②情報がボトルネックの場合、手法(レバレッジ)を最大限利用する ③手法がボトルネックの場合、技能を最大限利用する(応用する) ④ボトルネックを改善する ⑤惰性に注意しながら①から④を繰り返す いちばんの違いは、ボトルネックに従属されず、レバレッジや応用が効くことです。つまり、ボトルネックがアウトプットを制約しますが、一方で他の優れた部分がボトルネックを引き上げる作用も持っているということです。P201 ボトルネックを見つけ出し,自分に足りないものは何か見つけ出し、改善していくことが必要であるということです。
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タイトルの通り、ボトルネックに焦点を当てた一冊です。 ボトルネックを知識、選択、生/活力の3つに分類し、 それぞれについて特徴や解消法が書かれています。 この本の中で紹介されている参考図書はいずれも名著ばかり。 それらのエッセンスを抽出したような内容になっています。 まずはこの本を読んで、気になった参考図書に進むという 読み方でも良いかも知れません。 どの内容もすぐに役立つ考え方であり、 普遍的な成功方程式と言っても良い内容です。 割とすぐ読み終えられますので、一度読んでみてはいかがでしょうか。 例によって赤線を引いた箇所は以下の通りです。 ・情報(マテリアル)は多ければ多いほど、かつ精度が高ければ高いほどよい さらにいうと、新しければ新しいほど、それだけ他人に差をつけることもできます。 ・情報が足りないのであれば、とにかくやみくもに情報を仕入れます。 ・手法もとにかく集中的に学ぶべきです。 手法が情報の収集方法の効率を上げてくれるのです。 ・知るという、ちょっとした努力が大きな差を生みます。 ・くだらないことから大事なことまで、知らないことは、あなたの人生のコストを上げていきます。 ・言葉は、世界を切り取り(認識し)、再構成して操作することを可能にしたのです。 ・E Eliminate(なくせないか) C Combine(いっしょにできないか) R Re-order(順番を変えられないか) S Simplify(単純化できないか) ・行為と無為の差は紙一重です。しかし、結果は雲泥の差を生みます。 ・繰り返すことで、型を覚えることができます。一度型を覚えると、そうそう忘れませんし、安定した力を発揮できます。 ・現実は、ゲームではなく、本番です。したがって、失敗が許されないこともあります。しかし、あなたが会社にいるのであれば、不謹慎ではありますが、失敗は許されます。 ・「選択」のボトルネックを決める要素が、 認識:自分はどこにいるのか 選択:自分はどこに行くのか 前提:自分が思い込んでいる前提は何か の三要素なのです。
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知識の軸で以下の3つに分類し、それぞれでボトルネックと、その対策について記述されている。 ボトルネックとその解消法 情報:言葉やデータを調べていて時間がかかる場合 - 大量に情報を収集する 手法:何時も他の人に比べて効率が悪い、抜け漏れがあって上司に指摘される事が多い場合 - 先人が創り上げた手法を利用(フレームワーク)する 技法:せっかく学んだ情報が身についていない場合 - 1に練習2に練習、そして実践 最初の方は新入社員研修等で学ぶロジカルシンキングの内容で少々退屈な内容だったが、後半で自分が何を目指し、どの様に環境・行為を選択していくかという内容に踏み込んでおり、通常のビジネス書に無い内容に感銘を受けた。一生を捧げる仕事に向けて邁進したいものである。 以下は、書中にでた石川啄木の歌である。 「こころよく 我にはたらく仕事あれ それを仕遂げて死なむと思ふ」
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知識→手法→技法をスパイラルで強化していく。手法はテンプレ、技法は練習あるのみ。自分のキャリアアップに必要なマインドを学べて参考になった。
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