1,800円以上の注文で送料無料

わたしのスターリン体験 の商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/11/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] スターリンの命令により、ポツダム宣言に反して行われた日本兵のシベリア抑留。 その体験者である著者は、抑留の十五年前に、すでにスターリン演説に出会っていた。 少数民族の母語を尊重する政策への感銘、改造社の編集者として垣間見たソヴェトへの憧憬―。 その「理想」が偽りであったと気づくまでに、どのような思想体験があったのか。 エスペランティストの痛恨の回想。 [ 目次 ] 「スターリン時代」の大きなひろがり スターリンの『民族文化と国際文化』 国際文化研究所の外国語夏期大学 柏木ロンドの人々 改造社時代 二・二六事件とスペイン市民戦争 ジイドとフォイヒトワンガー ジョン・デュウイの『トロツキー事件』 ロマン・ロランとヘルマン・ヘッセ ジョゼフ・デーヴィス『モスクワに使いして』 横浜事件、または神奈川事件 敗戦と「赤色帝国主義」 日露戦争の報復と「バビロンの捕囚」 垣間見た収容所群島 懲罰大隊とチトー問題 古都イルクーツクで見聞きしたもの スターリン獄のなかでのエスペラント 「偽りの神」スターリン [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ