モッキンポット師の後始末 の商品レビュー
宗教を笑いものにすると同時に、宗教の素晴らしさ(神ではなくそれに仕える人間の)を感じさせる。神の存在よりも信者の人の良さは自分自身体験していることもあり、複雑な内心が、これでいいのかな、と少し楽になる。
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青春群像劇としてそこそこ面白かった。各章のオチは弱い気がするが、それを補うモッキンポット師のキャラが際立っている。
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子どもの頃にも読んだ本。読書っておもしろい!! と教えてくれた。ユーモアって、悲しみの中から生まれるものなのかもしれない。
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コメディタッチで非常に読みやすい。 これでもかというくらいの例え文句を並べるのも新鮮で面白かった。 間抜けなお人好し、こんな人のお話しは小説だからこそ味わえる。 ラストがどうなるかと思ったら予期してなかったものだった。
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いまさらながらのモッキンポット氏読了。書評に導かれてなければ、手にすることが無かった。なんともいえないノスタルジックなコメディを見ているようなほっこりした暖かい作品でした。 ただ、面白いがやはり時代を感じてしまう。子供のころにテレビで見た記憶がかすかにあるのだが、、、。
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モッキンポット師と学生の友情にも似た不思議に親密な関係。 随所にクスッとくる種が散りばめられていて最後まで楽しめます。 あとがきまで読むとより味わい深い。
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面倒見の良い 神父さんです 3人がする 悪事を楽しんでさえいるようです。 パチンコの話は いいんじゃないの??っておもっチャいましたけどねぇ~
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生きる為と言いつつ珍妙なアイデアをだしては、しくじってばかりの3人組と、苦り切りながらも突き放せず後始末に走り回る神父さん。 そこでどうしてそうする!ってツッコミどころ満載の3人組も面白いけど、神父さんも3人組に困惑しつつも突き放せず、強く叱責もできず、大らかというかゆるいという...
生きる為と言いつつ珍妙なアイデアをだしては、しくじってばかりの3人組と、苦り切りながらも突き放せず後始末に走り回る神父さん。 そこでどうしてそうする!ってツッコミどころ満載の3人組も面白いけど、神父さんも3人組に困惑しつつも突き放せず、強く叱責もできず、大らかというかゆるいというか優しいというか。なかなか面白い人物。 とても面白く読んだ。こんな時代もあったんだなって。モッキンポット師が実在したとは思わないけど(笑)
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新聞の書評欄から興味を持って。古き良き(?)昭和の香りむんむん。貧しさって、ある意味創造力の源なんだね…。
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学生の巻き起こす騒動の後始末をさせられるモッキンポット師。騒動の方も面白いですが、モッキンポット師への感謝も忘れないでほしいところです。 【九州大学】ペンネーム:たけ
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