クレイトスの巨大生物 の商品レビュー

リチャード・エイヴァリー(著者),石田善彦(著者)

2022/11/15

おそらく高校1年生の時に読んで以来の再読となるSF(42年ぶり(笑))。エクスペンダブルズ＝消耗部隊という概念や、強化外骨格エクソスケルトンを知ったのはこの本においてであったということを思い出す、ある意味記念碑的な作品だが、現在の基準で読むと人種やジェンダーなどコンプライアンス的にまずいだろうという要素がてんこ盛り。人類の移住のために他惑星の生物の絶滅を図るなんてのはどう考えてもやばいなぁ(苦笑)。読まない方がいいとまでは言わないが、当時の時代背景を考えあれこれ割り引いて読まなければならないだろうな。再読してみて思っていたよりもハードSF寄りだったのには少し驚いた次第。以下全4巻積読消化続きます。

2024/02/29

ＳＦ冒険小説！！来たー！！
バカ単純な設定。ノー天気な物語。
その上、強引でカサカサな性描写。
酷いよ酷い。それでも逞しく生きる副長は、
ちょっと常軌を逸してる。
そして、それよりも短気で怒りこそが
強い男の証明だと思っている勘違い隊長野郎。
詰らないダジャレや皮肉しか言えない才能溢れる黒人。
冴えないキャラが、とんでも生物相手に奮闘するぞ。

1974年に発表された作品だけど、70年代の
新作でも、この程度のレベルだったのか？
でも、結局、嬉々として読む私。
挿絵が、あるだけで本当は星五つです（笑）

2013/06/01

ある人の別名義作品。
いわゆる誰も身寄りのない者達の
消耗部隊、死んでしまえば
ハイそれまでよの人間たちが
死んでしまった地球に変わる惑星に行き
開拓していく物語です。

テンポも悪くないですね。
ちょっとしたロマンスもありますし。
ただし、コンラッド司令官、スケベ(笑)

この惑星の敵はタイトルどおり。
本当に厄介そのもの。
あらゆる局面を迎えているはずの彼らとて
この生き物には気持ち悪さを…

ちょっとあっさりかな。
設定は悪くなく私好み!でした。