チボー家の人々(1) の商品レビュー

ロジェ・マルタン・デュ・ガール(著者),山内義雄(著者)

2012/02/12

恐らく自分の生涯にわたって最も好きな小説であり続けると思います。
自分に子供ができたとき、ラストのアントワーヌの心情を思い出しました。
これからもずっと思い続けると思います。

2010/11/19

101015by朝日　反戦と非戦
反戦行動のために命を落としたジャック・・・
---
『戦争と平和』184

2010/09/03

発端は親友と交わした文通からだった。

偉大な宗教家であり、為政者であった父こそが主人公ジャックの悲惨な人生の始まりであったのかもしれない。
そんな父から、自分を否定する学校からの脱出が本書の中心。

崇高な理想を追いすぎて先が見えないジャック。
何かから逃げ続ける１０代のジャックが痛々しくみえる。
戦争をテーマにした長編大河小説の序章部分だが、後半の青年ジャックに大きな影響を与えたことが分かる。

デュ・ガールの代表作。
物語前半は精神や魂をテーマにしているので、読みにくいと感じると思います。
とても文章を書くのがお上手な方が読まれていたので、興味を持って読み始めました。
『ラ・ソレリーナ』まで読みすすめてから、初めてこの世界に引き込まれました。

2009/10/04

漫画「黄色い本」の影響そのままに読み始めてしまいました。どっぷり。読んでる間は20世紀初頭のフランスにいる気分です。別にフランスひいきじゃないけど文学の香りと相まってそりゃもううっとりです。日本語で読めるなんてすばらしいっす。こういう歴史的な名作に星をつけるなんてできませぬ。理解できてるのかもあやしいし。で無難に四つ。

2009/10/04

「命を賭けて君のものなる」等
名言の宝庫。
ただ長いので、小説初心者には向きません、上級者向け（本屋より図書館にあると思います）