陰日向に咲く の商品レビュー
劇団ひとりは天才なんじゃないかと思った。 キャラがあっちこっちにちょいちょい顔を出すのはうざかったけど おれおれ詐欺の話はほんとうに涙が止まらなかった。 せつなくて、ものすごくいたいけだったので。
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おもしろかった。普通の小説としてとても楽しめたと思う。 ギャンブラーの話と、アイドルオタクの話が、やられたなーと思いつつもとても好き。アイドルの話だけあまりうまくリンクしていないように思えて、ちょっと意図がつかめず、そこが残念。 先日ララピポを読んだところだったので、構成やテーマ...
おもしろかった。普通の小説としてとても楽しめたと思う。 ギャンブラーの話と、アイドルオタクの話が、やられたなーと思いつつもとても好き。アイドルの話だけあまりうまくリンクしていないように思えて、ちょっと意図がつかめず、そこが残念。 先日ララピポを読んだところだったので、構成やテーマにちょっとデジャブが。こっちの方がずっといいと思ったけど、ラストに関してはララピポの方が上手。そりゃ本業だからね。。ラストは、もう少し期待していたのでちょっと肩すかしだった。
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文章は簡単だし読みやすい。 本をあまり読まない人にはオススメかもしれません。 でも個人的には内容が好きじゃないかも。 それに、あまり読み応えがないように感じました。
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◆道草 ◆拝啓、僕のアイドル様・・・僕は武田みやこ、通称ミャーコを応援し続ける。たとえ握手会にファンが4人しか集まらなくとも。たとえ年齢詐称しているのを知っていようとも。 ◆ピンボケな私 ◆Overrun・・・ギャンブルに負けては金融機関から金を借りるというのを繰り返していた俺。...
◆道草 ◆拝啓、僕のアイドル様・・・僕は武田みやこ、通称ミャーコを応援し続ける。たとえ握手会にファンが4人しか集まらなくとも。たとえ年齢詐称しているのを知っていようとも。 ◆ピンボケな私 ◆Overrun・・・ギャンブルに負けては金融機関から金を借りるというのを繰り返していた俺。パチスロにも競馬にも失敗し、もう金を借りることすらできない。そんな俺が金を調達する方法は・・・そう、もうオレオレ詐欺しか残っていない。 ◆鳴き砂を歩く犬 以上5編の短編集。世間からはちょっと外れているとされてしまう、人よりちょっと不器用な人々の話。それぞれの話はどこかに共通する人物が登場し、つながりがある。なんとなく、作者の人となりがわかるような、ちょっと心温まる話が多い。 ◆Overrun・・・詐欺のために電話をした最初の相手にはしどろもどろになり、まだ何もしていないのに通報されるのではないかとオロオロする姿には思わずプッと笑ってしまい、どうしようもない奴なのにそれほどでもないのかも?とすら思わせられる。こういうところはさすが芸人さんだなぁと。次に電話した老婆相手のオチは予想できたものではあったが、それでもやっぱりホロリとさせられた。 ◆拝啓、僕のアイドル様・・・テレビの「電車男」でオタクの役やってたよね、作者(笑)。それがすんなり頭に浮かぶんだなぁ。ミャーコが傷つかないように握手会にファンが来られない理由を作ったり、ミャーコが喜ぶように掲示板の書き込みを一人で何回もしたり。気持ちはものすごくわかる気がする。 僕らの愛は一方通行だ。いくらアイドルを愛しても、 ファンという壁を越えて、一人の男として愛されることは決してない。 それに関しては現実逃避せず素直に認める。 しかし、アイドルは僕の愛に応えてくれないが、 逆に僕の愛を拒みもしない。 それが一般の女性を愛することとの大きな違いだ。 「ごめんなさい」とも「気持ち悪い」とも言わず アイドルたちは、ただ微笑んで愛を受け止めてくれる。 僕たちはきっと、それを知っているから、愛することに怯えない。 愛することに歯止めが利かないのだと思う。 ・・・うん、やっぱりわかる気がする(爆)。
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近頃はだれかれ問わず本を出版できる時代になってきているのだろうか。 その話はおいておいて。 感想はというと、その文才は評判通りといったところ 複数のストーリーが少しづつ相関しあっていく 最後はなかなかあったかくなります。
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短編集だけど、それぞれの登場人物がリンクしているので、 5つの物語をあわせて1つの物語になっているとも言える。 人間観察が得意な著者らしく、登場人物の特徴の描き方が上手いので 「いるいる、こういう人!」とか「わかるーその気持ち!」とか うなずいてしまう。 「拝啓、僕のアイドル...
短編集だけど、それぞれの登場人物がリンクしているので、 5つの物語をあわせて1つの物語になっているとも言える。 人間観察が得意な著者らしく、登場人物の特徴の描き方が上手いので 「いるいる、こういう人!」とか「わかるーその気持ち!」とか うなずいてしまう。 「拝啓、僕のアイドル様」と 「ピンボケな私」が好き。
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軽〜く小説を読みたい気分の時に最適な本です。 読みやすくて堅苦しくなく、号泣することもなく、でも心温まるストーリーにホッとします。 短編集だと思いきや、それぞれのストーリーの登場人物が微妙に繋がっていて、構成が面白いです。 芸人さんが書いているものなので、ほどよく笑えます。 単な...
軽〜く小説を読みたい気分の時に最適な本です。 読みやすくて堅苦しくなく、号泣することもなく、でも心温まるストーリーにホッとします。 短編集だと思いきや、それぞれのストーリーの登場人物が微妙に繋がっていて、構成が面白いです。 芸人さんが書いているものなので、ほどよく笑えます。 単なるタレント本としてでなく、純粋に小説として楽しむことができました!
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評判はよかったけど、どうせ芸能人が書いた本だしね・・・と思いながら読み始めた。 読み終える頃には「劇団ひとり」を見る目が変わった。 すごい。 どうしてこんな話かけるの。 日の当たらない、冴えない人生を送ってる人ばかりにスポットを当ててるんだけど。 そのどれもが「あぁみんな生きてる...
評判はよかったけど、どうせ芸能人が書いた本だしね・・・と思いながら読み始めた。 読み終える頃には「劇団ひとり」を見る目が変わった。 すごい。 どうしてこんな話かけるの。 日の当たらない、冴えない人生を送ってる人ばかりにスポットを当ててるんだけど。 そのどれもが「あぁみんな生きてるんだなぁ」と思わせてくれる話。 数年後また読んでみようと思った一冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ブームが一段落したところで、借りてきた。なるだけ先入観を持たずに〜、と思って読みました。意外とハマッて読んだ。 この人の連想力ってスゴイ。私のなかでは繋がる要素のない言葉と言葉を繋げてて、「あ、言われてみればナルホド」なんてことが数回。映画はどうなんでしょうかね。
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申し訳ないが、何を言いたいのかよく分からない。文は優しくて、読みやすいけど、「だから?」と言ってしまいたくなる。小説は、何か心に残して欲しい。
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