スヌスムムリクの恋人 の商品レビュー
スヌスムムリクの恋人=スナフキンの恋人。スナフキンは英語圏の名前で、原作のスウェーデン語ではスヌスムムリクです。 女の子に対して八方美人な直紀、男らしい哲也、成績優秀な清人と、性と体が一致せず苦しむ望。4人の幼馴染たちの友情と愛情の物語です。 望がどういう選択をし、直紀が望の...
スヌスムムリクの恋人=スナフキンの恋人。スナフキンは英語圏の名前で、原作のスウェーデン語ではスヌスムムリクです。 女の子に対して八方美人な直紀、男らしい哲也、成績優秀な清人と、性と体が一致せず苦しむ望。4人の幼馴染たちの友情と愛情の物語です。 望がどういう選択をし、直紀が望の想いに応えるのか、いや、望ははじめから直紀と恋人になることはあり得ないと思っているような気がするけれども…と、切なくなります。 壊れていく望。子どもの頃のセリフで「ヘーキ」と片仮名で何度か書かれていたせいか、美術の先生とひと悶着あったあとに直紀が「ヘーキだよ」と言った時に、子供の頃の関係性に戻ったんだと、読んでいて嬉しくなりました。望の幸せのために全力を尽くす3人が青春を感じさせてくれます。 2008年初版なので、時代を感じるところありますが、脚本家の野島伸司氏らしく色々な展開と葛藤があり、所々泣きそうになります。
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綺麗な話 性別と心が題材になってるので色んな考えや感情が書かれていて読んでいて考えさせられることばかりだった 伏線回収の仕方がスマート
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YA的な青春小説で読みやすい文体だった。重たいテーマながらどこか軽い感じがとっつきやすかった。 村上春樹文体で少女漫画のNANAを読んだような気分。 タイトルの意味を知っていたので惹かれて手に取ったものの、やや無理やりとってつけたように感じられて残念。
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男4人の幼馴染。 そのうちの1人が性同一性障害で悩み苦しむ。 3人は“3本の矢”となり彼女(彼)を守り、救おうとする。 友情ってなんだい、 愛情ってなんだい、 優しさってなんだい、 幸福ってなんだい、 死ぬってなんだい、 生きるってなんだい、 真実の愛ってな...
男4人の幼馴染。 そのうちの1人が性同一性障害で悩み苦しむ。 3人は“3本の矢”となり彼女(彼)を守り、救おうとする。 友情ってなんだい、 愛情ってなんだい、 優しさってなんだい、 幸福ってなんだい、 死ぬってなんだい、 生きるってなんだい、 真実の愛ってなんだい、 『ねぇムーミン、分かるかい?』
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幼馴染四人の物語。 それぞれの考えや、求める幸せ、相手の事を思う気持ちがとても素敵。 よくも悪くも、若い高校生の気持ちがよく書かれています。 四人の成長と、揺れ動く気持ちと。すごく丁寧に描かれていて、最後の結末にほっとします。
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2015.3.6読了。 扱っているテーマは重いんだけど、なんとなく浮世離れした空気が漂う物語。これが野村伸司ワールドなのかな?姫と3人の騎士のお話です。 大切な誰かに何をしてあげたいか、何をできるかは人それぞれ、そしてそれが相手が本当に望むことなのかもわからない。 分かりやすいハ...
2015.3.6読了。 扱っているテーマは重いんだけど、なんとなく浮世離れした空気が漂う物語。これが野村伸司ワールドなのかな?姫と3人の騎士のお話です。 大切な誰かに何をしてあげたいか、何をできるかは人それぞれ、そしてそれが相手が本当に望むことなのかもわからない。 分かりやすいハッピーエンドではないけど、希望が持てるラストにホッとしました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初は結末にどうしても納得できませんでした。 しかし、最後まで読み終ってよく考えたら、この結末が一番どの人にとっても最善だったんだと思えました。 この作品は性同一性障害についてだけではなく私に多くのことを考えさせてくれた一冊です。 この本に出会うきっかけをくれたたあもさんに感謝です。
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「性同一性障害」について書かれた本です。「薔薇のない花屋」を書いた野島伸司さんが描くことを切望した至高の愛のかたち。同タイトルでマンガもあります。 熊本学園大学:まい
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生まれた時から一緒だった幼なじみの少年達、知的な清人・熱血漢な哲也・八方美人な直紀、そして女の子のような外見をした望は、心も女の子だった。 4人の少年の恋と友情の物語。ただの青春モノではなく、美しくて残酷な、野島伸司ワールド…。 久しぶりの野島ワールドにどっぷりとはまり、一気読み...
生まれた時から一緒だった幼なじみの少年達、知的な清人・熱血漢な哲也・八方美人な直紀、そして女の子のような外見をした望は、心も女の子だった。 4人の少年の恋と友情の物語。ただの青春モノではなく、美しくて残酷な、野島伸司ワールド…。 久しぶりの野島ワールドにどっぷりとはまり、一気読み。話が進むにつれ痛々しさが増していくけど、終わり方に救われた。良かった。 タイトルの「スヌスムムリク」とは、ムーミンのスナフキンの本名。スナフキン好きだから、嬉しい。 『“ねぇムーミン、分かるかい?”苦しんだ人が報われようとする時には、ホラこんなにも水面はキラキラと揺れて、風車は夢のようにカラカラと回転する。そうさ、やっぱり世界は満更捨てたもんじゃない』
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自分と同じような障害(?)を持つノノ。性という概念にとらわれずに誰かを本気で好きになることは綺麗だけれどとても辛い。好きになるより、好きになられる方がまし。
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