永遠の旅行者(上) の商品レビュー
弁護士をやめて永遠の旅行者となった眞鍋恭一のところに舞い込んだ依頼は相続処理。正し条件は1円の相続税も支払わないこと。読んでいると税金を回避する方法は色々とあるのだなぁと。まぁ相続税を払うほどの資産もない私には関係ないのだが。
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マネーロンダリング、タックスヘイヴン経由で本書を読んでいます。前2書より金融知識以外にも、少女まゆや智子等の周りの人間との絡みも多く楽しく読めました。下巻の相続に向けての話しの展開も楽しみです。また、始まりのhawaiiのBIG Islandの話が、昔行ったことを思い出して、大変...
マネーロンダリング、タックスヘイヴン経由で本書を読んでいます。前2書より金融知識以外にも、少女まゆや智子等の周りの人間との絡みも多く楽しく読めました。下巻の相続に向けての話しの展開も楽しみです。また、始まりのhawaiiのBIG Islandの話が、昔行ったことを思い出して、大変懐かしかったです!
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橘玲さんの小説を初めて読みました。 前半は、お金の専門用語がおおくて、挫折しそうになりましたが、後半、美少女がでてきてからだんだん面白くなってきました。 下巻がたのしみです。 主人公が、村上春樹に出てきそうな感じー
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働いた分に対する所得税、モノやサービスで得たものに対する消費税、不動産や有価証券等に対する資産税は分かる。 故人の財産に対する相続税。こいつに対する租税論理ってのは実に曖昧だな。三途の川は六文銭しか持てないからか? さて、本編、20億円の資産を息子ではなく孫に相続させたい。...
働いた分に対する所得税、モノやサービスで得たものに対する消費税、不動産や有価証券等に対する資産税は分かる。 故人の財産に対する相続税。こいつに対する租税論理ってのは実に曖昧だな。三途の川は六文銭しか持てないからか? さて、本編、20億円の資産を息子ではなく孫に相続させたい。ただし、一円の納税もせずに。 そんな元弁護士に元シベリア抑留者からの依頼が舞い込む。しかし、この孫娘、統合失調症で精神病棟へ収監中、父は蒸発し行方不明、母は首を切り落とされ限界をとどめぬ程の惨殺。 税法を抜けるため、タックスヘイブン各国を飛びながら、父の跡を追う...下巻へ。 前作までの『タックスヘイブン』『マネーロンダリング』と主人公の出自設定がデジャヴか???
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デビュー作のマネーロンダリングに登場する人物が出てきて続けて読んで良かった。とても奇妙な話だけれど、お金があっても賢くても幸せじゃない人っているんだなぁと。どうして学ぶのか、稼ぐのか、目的がはっきりしている人のほうが幸せなのかもね。
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評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 元弁護士・真鍋に、見知らぬ老人麻生から手紙が届く。「二十億の資産を息子ではなく孫に相続させたい。ただし一円も納税せずに」重態の麻生は余命わずか、息子悠介は百五十億の負債で失踪中、十六歳の孫まゆは朽ちた家に引きこもり、不審人物が跋扈する。そのとき、かつてシベリア抑留者だった麻生に殺人疑惑が浮上した―。謎とスリルの上巻。 ハワイでの優雅な生活、ハワイの説明・・・などなど前半ページが先に進まず・・・しかし後半から一気に面白くなってきたわ。下巻へ続く
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PT(Perpetual Traveler)としてハワイで暮らす元弁護士の真鍋恭一に届いた依頼は20億の資産を一円も納税せずに孫に譲りたいというもので、というのが本筋だが、そこの進み方は非常にゆっくりで、関連して開陳されていくPTという生き方や税金に関する四方山話への興味でぐいぐい読ませていく。そこに孫たるまゆとその家族の特異な背景がミステリちっくに絡み合い、こちらの行く末は全く見えない状況。肝心の相続についても、作中人物も語るように合法的に実現できるのかという難易度で、完全に下巻を待たれるといったところ。全てが丸く収まったら傑作間違い無し(予告)。
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パーマネントトラベラーの生活について詳しく知りたく思って買ったが、サスペンス小説要素が強くてそれほど面白くない。ところどころ紹介される金融関係の知識と解説は比較的詳しく書いてあって面白いが、全体に占める割合は5%に満たないほど。「プライベートバンカー」の方が、ルポライト的な要素...
パーマネントトラベラーの生活について詳しく知りたく思って買ったが、サスペンス小説要素が強くてそれほど面白くない。ところどころ紹介される金融関係の知識と解説は比較的詳しく書いてあって面白いが、全体に占める割合は5%に満たないほど。「プライベートバンカー」の方が、ルポライト的な要素が強く、興味深く読むことができた。 小説としても、過去と現在が段落ごとに織り交ざっている部分があり、今一つすんなり読み進められないこともある。
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金融のこと、税金のこと、わからないことが一杯でかなり飛ばし読みした。しかし、眞鍋が関わっていく人たちは謎が多く興味津津。
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税金の事やタックスヘイブンやら、とにかく難しかった。でも、ストーリーも筋が通っていて内容も興味深かった。
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