目に見える議論 の商品レビュー
”議論”の進め方に書いてある珍しい本ではないでしょうか。参加者は会議によって時間を拘束されてしまうので、得るものがない会議は無益どころか有害です。そんな事を防ぐためにもこの本に書かれている内容を理解をしているのといないのでは天と地の違いが出てくると思います。
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日常の仕事において、会議というのは 社内のコミュニケーションをとる上で 大変重要なものです。 しかしながら、会議の効率が悪かったり、 会議をやった成果があまりなかったりすると 生産性に大変影響します。 本日ご紹介する本は、 「成果」と「プロセス」の両方に満足する 会議のノ...
日常の仕事において、会議というのは 社内のコミュニケーションをとる上で 大変重要なものです。 しかしながら、会議の効率が悪かったり、 会議をやった成果があまりなかったりすると 生産性に大変影響します。 本日ご紹介する本は、 「成果」と「プロセス」の両方に満足する 会議のノウハウを紹介した1冊。 ポイントは 「PDCAサイクル」です。 会議は、日常的なものであり かつ、複数のメンバーの時間が拘束されるもの。 日常業務以上に、PDCAのサイクルを回し 改善していく意識を持つことが重要です。 会議は ①事前準備、②運営、③評価、④改善 の4つのフェーズで構成されるべきです。 「事前準備」 会議を効率的に行うためには、 議事に必要な情報は事前に参加者に知っておいてもらう 必要があります。 また、会議の進め方も事前にイメージしておくことが重要です。 会議の目的、ゴール、ストーリーを考え、文書にしておき 必要な情報は事前に参加者に配布しておきましょう。 「発言の構造」 会議運営中の発言においては ”事実””考察””主張””質問” の4つの構造があります。 自分が今発言していることは、この4つの内の 何なのかを意識すること。 また、聞く方も、今発言している人は、 4つの内の何を発言しているのか 意識して聞くことが重要です。 「議事録」 会議で議事録を作成することは必須です。 決定のプロセスや、決定事項を明確にすることも大切ですが、 議事録を作成する一番の目的は 決定事項が確実に実行されるようにすることです。 だれが、何を、いつまでに実行するのかが 明確になっていることを確認しましょう。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 効果的・効率的な会議ができないのは、議論の「見える化」ができていないことに大きな原因がある 目的を達成するためには、「どういう状態になったら、この会議は終われるか」を考え、ゴールを設定する グランドルール=ゴール、ストーリーを邪魔する可能性のあるものを排除する 開催通知に必要なもの=①基本情報 ②議題 ③論点 ④依頼事項 議論に入る前に、明確にしておくべきことは、あらかじめ「見える化」しておく 解釈の目的は参加者全員で共有すること=「自分の解釈で正しいか?」と常に疑問を持つこと 発言の構造を意識する=「事実」 「考察」 「主張」 「質問」 明確性と測定可能性を保つ=「結論から抽象的な言葉を排除する」 議事録を作成する目的=決定事項が確実に実行されるようにする 会議が終わったら、10分でいいので、会議室に残り、設計シートと会議内容を照らし合わせ、「ひとり反省会」をやりましょう 組織の悪しき文化を変えるには、思考とコミュニケーションの習慣を変えるしかない=会議を変えることで実現できる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ 第1章 『目に見える議論』とは 第2章 会議の事前準備 第3章 会議の運営 第4章 会議の評価と改善 第5章 会議変革のクリティカル・ポイント ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/e7d40b5a550450d3.png
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会議の進め方では、非常にまとまっている本。 1つの方法を紹介するのではなく、困ったときには、別の方法がわかるようにしている。 会議のまとめかた、軸の作り方などが参考になる。1冊買いそろえて置きたい本。
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会議で重要とされる役割、 それはファシリテーター。 しかし、ファシリテーターだけで 会議がうまくいくわけではない。 あくまで会議に参加しているメンバー全員で 会議を良くする必要がある。 そのため、会議に誰を呼ぶ等、 会議体の見直しを行うことが重要。 まずは会議...
会議で重要とされる役割、 それはファシリテーター。 しかし、ファシリテーターだけで 会議がうまくいくわけではない。 あくまで会議に参加しているメンバー全員で 会議を良くする必要がある。 そのため、会議に誰を呼ぶ等、 会議体の見直しを行うことが重要。 まずは会議の目的から見直そう。 簡単にまとめるとこんな感じ。 本書で特に印象に残ったのは、 ファシリテーターには2タイプいて、 どちらも一長一短あるという話。 ファシリテーターのタイプ: 建築家…論理のプロセス・結果を重視する 触媒…コミュニケーションとモチベーションを重視 人間なので、いきなり両方の素養を持つことはできないが、 経験を積むことで両方の素養を兼ね備えた スーパーファシリテーターになれる(らしい)。 ※本書では、プロデューサーと呼んでいます。 将来ファシリテートを極めたいと思ってる人は、 まずは自分がどちらのタイプなのかを理解して、 片方のタイプのファシリテートを 極めるところから入りましょう。
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いまいち。 構図は見やすいけれど、挿絵とかは貼り付けが多く、デザインも微妙。 結局のところ何が言いたいのかよくわからない。 ファシリテーション自体、ケーススタディみたいなものが多くて、習うより慣れろ、 というものだと思う。 その一環として読むのはいいのだけれど、何か物足り...
いまいち。 構図は見やすいけれど、挿絵とかは貼り付けが多く、デザインも微妙。 結局のところ何が言いたいのかよくわからない。 ファシリテーション自体、ケーススタディみたいなものが多くて、習うより慣れろ、 というものだと思う。 その一環として読むのはいいのだけれど、何か物足りない。 著者自身のオリジナリティって何だろう?
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会社の中で慣例化してしまっている意味のない会議を、「成果」と「プロセス」の両方を満足させるための会議へとするために、ファシリテーターが会議に対してどのように関わって行けばよいかをまとめいます。 ファシリテーターとしての行動内容を、そもそもの会議の本質から問題を切り出した後、会議の...
会社の中で慣例化してしまっている意味のない会議を、「成果」と「プロセス」の両方を満足させるための会議へとするために、ファシリテーターが会議に対してどのように関わって行けばよいかをまとめいます。 ファシリテーターとしての行動内容を、そもそもの会議の本質から問題を切り出した後、会議の事前準備から、会議是非の検討、さらに、会議をスムーズに進めるための会議設計シートの作り方というように丁寧に解説しているので、既にファシリテーターとして活動している方には物足りない所もあります。 ただ、論点をはずしている解説は無いと思いますので、これからファシリテーターを目指す方にはいいかと思います。
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これはスゴ本!議論においての「何が論点か」が的確なるので議論の終着点までブレなく到達できる! あとでレビューを書く。。
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