向日葵の咲かない夏 の商品レビュー
表紙とタイトルの爽やかさとは裏腹に、内容はじめじめとして何とも言い難い気持ち悪さ。 最近同じような話や曲ばかり流行っていてつまらないと思っている人は読んでみてもいいかも。 個人的には最初から最後までノンストップで読んでしまったくらい面白かった。
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分かりやすい驚きではなく、なんかこうじわじわ来る感じ。 読了後は内容が上手く飲み込めなかった。 他の人のレビューやプロローグとエピローグを読み返すうちにやっと腑に落ちた。 トリックが評価されている作品かもしれないけど、個人的に“僕”の心情の方が気になる。 読みながら「一理あるな」...
分かりやすい驚きではなく、なんかこうじわじわ来る感じ。 読了後は内容が上手く飲み込めなかった。 他の人のレビューやプロローグとエピローグを読み返すうちにやっと腑に落ちた。 トリックが評価されている作品かもしれないけど、個人的に“僕”の心情の方が気になる。 読みながら「一理あるな」と妙に納得してしまう場面もあった。 狂気じみていてかつ悲哀に満ちた物語だったと思う。 彼にとっての世界はおそらく幸福ではなかった。 だから、最後の「平気だよ」の言葉にも“一つ”しか無いことにも心臓がキュッとさせられたんだよな。
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今まで小説を読んだことがなかった自分に小説の面白さとはなんたるかを教えてくれた作品です。終始暗い雰囲気で違和感のある描写もあったのですが、それが最後に点と点で繋がりました。叙述トリックを初めて体験した作品ですごく印象に残っているので星5を付けさせていただきました。
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題名からは想像できないほどの怖い恐ろしい内容でした。ホラーミステリー、二転三転するどんでん返し、読み進めていくうちに引き込まれていくすごさ、でもラストは意外でした。ラストをしっていてももう一度よみたくなる、奇想天外な内容でした。
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終始ずっと不気味な雰囲気で後半のどんてん返しには驚きました。登場人物は全員まともとは思わない方がいいと学びました。こういう作品は初めてだったので機会があればこういうジャンルの本も読んでみようと思います
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構成なんかは世にも奇妙な的で強烈に印象に残るけど、年齢設定や謎解きに無理を感じてしまって、今ひとつ好きにはなれず。
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一言で言えばカオス 登場人物に少しずつ感じる違和感が最後に一気に回収された。わかればわかるほど虚しくて気持ち悪くて、虚無がすごい。 思ってたのと全然違ったけど、現実と妄想?の世界の狭間みたいな世界観、初めて読むジャンルでかなりよかった。 ただ、岩村先生は結局ただの小児性愛者だったの? 全部わかってから伏線を全部回収しにもう一度流し読みしたい。
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最初は主人公がミカを殺したのだと思っていたけど、実際はミカは死んでいて、恐らくsくんが蜘蛛になったって言ってたのも、脳内変換しているだけであって、本当は最初から全部分かっていたんじゃないかと思った。最後は主人公がサイコパスな一面が見れたが、結局は自分を縛っていたのだと思う。だから、脳内変換したs君や最後のお爺さんは本当の自分の気持ちで皮肉めいたことは、たぶん自分を許せない気持ちの現れなのだろう。 お母さんの行動理由は何となくわかったが、最後らへんの文脈はよく分からなかった
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グロテスクな描写もあるし、母から主人公への虐待もあり、読み進めるのが辛かったけれど、亡くなったSくんが蜘蛛に生まれ変わってからは、現実味が薄れて怖さが半減してなんとか読めた。 相談に乗ってくれるトコお婆さんや、頼もしい妹のミカちゃんは癒しだった。 お母さんの誕生日に花を買ってきた優しいミチオのサプライズが発端で母があんな風になったなんて、あまりにも悲しすぎた。
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読んでる最中も読後もずーっと気持ち悪くて、最高だった(笑) 最初はミチオと妹のミカだけがまともで、死んだS君がめっちゃヤバいやつと想像してたけど、ミカは存在してもないし、ミチオはおかしくなっちゃってるしでもうみんなやばかった。ミカがS君を食べたシーンでミカが人間じゃないのは途中で気づいたけど、その他の人が猫だったり花だったりしたことには最後まで気づかなかった。ミチオの将来が不安… 賛否両論わかれてるみたいだけど私は大好きでした。イヤミス好きにはおすすめです。
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