父・夏目漱石 の商品レビュー
息子さんも文才のある人物だったのだなぁ、と驚く。手のかかる弟子が、小宮豊隆、鈴木三重吉、森田草平のトリオだったとの指摘につい納得してしまう。
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これほどまでの人物を父に持つというのは凡人の想像を遥かに超えた事態だが、その父に対する時に辛辣とも言える描写も母への眼差しもやはり肉親だけが記述しうるものではないかと。家族というあらゆる社会性が詰まった共同体であることの証。 解説があまりに残酷でもあり美しくもある。 漱石好きでな...
これほどまでの人物を父に持つというのは凡人の想像を遥かに超えた事態だが、その父に対する時に辛辣とも言える描写も母への眼差しもやはり肉親だけが記述しうるものではないかと。家族というあらゆる社会性が詰まった共同体であることの証。 解説があまりに残酷でもあり美しくもある。 漱石好きでなくとも一読に値する本ですかな。
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自分は夏目漱石について詳しくは知らなかったが、この本を読むことで、夏目漱石の姿について少し考えさせられた。 やはり実の子供の書いたことというのは説得力があるし、興味深く読むことができた。
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妻鏡子より内容は辛辣かも知れない。ですが、やはり漱石に興味を持った人にとってこれを読むことは義務です。
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