CUTTING の商品レビュー

スティーブン・レベンクロン(著者),森川那智子(訳者)

リストカットをする方…

[文庫ＯＦＦ]

リストカットをする方の事例が載っています。読みながらこんな症状もあるのかーと、ちょっとためになる気がします。ただ外国のお話しなので、残念な部分もあります。

2010/10/09

○概要
　青少年の自傷症の症状や原因や対処法について、セラピーにあたった著者の経験から書かれた本。
　レベンクロン氏によれば、自傷症はアタッチメントの再構築で解決する可能性が高い、とのこと。

○感想
　どの程度の信頼性があるのか、が分からない。というか、自傷症についてどんな学説があって治療法があって、著者のアプローチがそのどこに位置するのかが分からない。
　ついでに、アメリカの事例なのでどこまで日本に当てはまるのかもわからない。
　のですが。
　これ以前の３冊のサンディ氏が大好きな身としては信じたくなる一冊。

　もっともらしい嘘と白々しい本当。白々しい嘘ともっともらしい本当。
　さて、この本はどこに位置するのだろう。
　読んでいる私は、正常か異常か、感じたのは共感なのか納得なのか、それとも逃避か単なる同一視なのか。
　そういうことを考えているあたり、結構あぶない一冊、であり、安らぐ一冊でもあり。
　霧の中で道に迷っていて、危険の中に足を踏み入れてしまっていることに薄々気づいてしまっているときに、その道について説明してもらえる人に出会った感じ。
　例えばスポーツをするのも、本を読むのも、お酒を飲むのも、薬を飲むのも、仕事をするのも、腕を切るのも、本質的には何も変わらない気がする。やったことないから断言はできないけども。根本的な歪みがなんとかならないと、拒食症が自傷症になるように別の、より偽装された形にすり替わるだけなんじゃないかな、と。

2009/10/04

題名を見て買ってしまった本です。
アメリカの話なのでいまいち…。
だけど買ったのはしょうがないので読みました。

2009/10/04

へいへいほ〜！リスカや摂食障害の本
海外の事例なので、国内ではどうかと思いますが、メンヘラについて陶酔系のうんちくたれ本よりは、全然勉強になります
当事者が読むのには、引いて考えて読んだほうが、ヨロシ

2009/10/04

真面目なリストカットの本です。心理学者が書いていて、私の主治医も読んだよ〜と言っていました。患者の立場からすると読むと苦しくなる部分もあります。