よつばと！(8) の商品レビュー

あずまきよひこ(著者)

2011/09/04

なんとも強烈な磁力を持つコミックだ。『奇抜な設定≫≪スリリングな展開≫と対局にある作品なのに、こんなに読みたくなるのはなんでだろう。　どうしようもないくらいに溢れてる「あったかさ」かな。

2009/10/04

よつばは見てておもしろいなあ。といういつもの感想で埋まってしまうけど、そういうマンガなのでしかたない。

前からそういう気はあったけど、どんどん作者がトーンを使わず線の積み重ねだけで色味を描写するようになっていっている。お祭りの時に着るハッピのインナーやパンツ（あれ正しくはなんて言ったっけ……）を執拗なほどのカケアミで描いているのは何もそこまでしなくても……と思ってしまった。ハッピ自体はトーンだけど、点トーンじゃなく線トーンだ。なんだろうこの妙なこだわりは。
劇画の手法に近いんだけど、主線自体はシンプルなタッチなので独特の空間になっている。イラスト・カットの手法と言うのが一番近いのかもしれない。
写実にシフトしているんだろうか。それとも単純に画風の模索なのかな。１コマ１コマに見入ってしまう素晴らしいクオリティだが、本来の目玉であるキャラクターのほのぼのとしてどこかヘンな日常に目がいかなくなる危険も感じないではない。

キャラと言えば、あさぎが珍しくうろたえたりする場面が何度かあって、それだけで変に親しみがわいた。今まで誰もが振り回される作中でひとり飄々としていたので、どこか実のきょうだいに感じる種類のウザさがなんとなくあったのだけど（それはそれでリアルで正しいことではあるんですが）、そのあたりがうまく払拭されたんだろうか。
それにしても、あさぎって「モデルさん」と言われるほどの美人だったのか。もちろん美人設定なのはわかっていたけど、画風上、女性陣の中でずばぬけた美人というわけでもなかったのでなんだか意外だ。あさぎがそこまで美人というなら、ヤンダだって凄いイケメンってことになっちゃうじゃないか！

そしてたった数コマの登場なのに猛烈な存在感を発揮するみうらは凄い。み、みうらさん!?　オーラが出てるっていうんですか。もしくはギャップ萌え（←だいなし）。
あさぎがそこまで美人というなら、みうらさんはアイドル級の美少女ということに……（※あさぎさんはなにも悪くありません）。美人ヒエラルキーがよくわからなくなる８巻だった。

2009/10/04

タリーズでにやにや読んでしまって、
店員さんに薄笑いされたっぽい。
人前で読むのは相変わらずキケン。

2011/08/01

待っておりました　よつばちゃん！あぁ　もういじらしくかわいらしく笑わせてくれるよつばちゃんと仲間たち。今回もなんてことない夏の一日一日が丁寧に丁寧に書かれていて、自分もよつばのお隣さんになった気持になってしまう。台風にはしゃぐよつばに笑いジャンボの肩車で巨大化したよつばに笑い真剣にお菓子を選ぶよつばに笑いとにかく今日もよつばは大忙しなのだ。

2010/03/06

おかしじゃなくてお小遣いだったの。
あとジュースじゃなくて麦茶だったの。
パックのかき氷ってのもあったな。
雨のシーンの描き方は相変わらず秀逸だなぁ。
文化祭ってのは、確かにやってる側だけが楽しい物なんだ（笑）
うん。そして食べ物扱うのは大変なんだよなぁ〜。しみじみ・・・。

最近は、道路封鎖できないからって、御神輿のルートが変えられてるらしいんだけど、それはどうなんだろうなぁ〜。確かに交通量の多い国道封鎖するのは難なんだろうけど、なんだかなーと思う地元の祭り。祭りってのは祭事であって、伝統なんだからさ。以上愚痴。