世界の歴史(10) の商品レビュー
出版社が「世界の歴史」と題しているから場合によっては入門書かあるいは少しばかり高校世界史より詳しく学びたい読者がいるのだろうけど、全ページ「社会史」ばかりでは正直なところ違うところで書いてくださいと思う。 途中で読むのをやめようと思うくらい。タイトルに騙された感じ。旧版の単行本第...
出版社が「世界の歴史」と題しているから場合によっては入門書かあるいは少しばかり高校世界史より詳しく学びたい読者がいるのだろうけど、全ページ「社会史」ばかりでは正直なところ違うところで書いてくださいと思う。 途中で読むのをやめようと思うくらい。タイトルに騙された感じ。旧版の単行本第3巻が偶然家にあったのでそちらを読むつもり。
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図書館で借りた。 中公文庫世界の歴史シリーズ10巻目は、西ヨーロッパ。民族大移動という中世のおこりから、大航海時代の幕開けまでという幅広い範囲。そこに一般市民の暮らしだったりを、掘り下げて記述されている。 オーソドックスな政治史や国ができる歴史事項などは、結構取っ払っちゃった印象...
図書館で借りた。 中公文庫世界の歴史シリーズ10巻目は、西ヨーロッパ。民族大移動という中世のおこりから、大航海時代の幕開けまでという幅広い範囲。そこに一般市民の暮らしだったりを、掘り下げて記述されている。 オーソドックスな政治史や国ができる歴史事項などは、結構取っ払っちゃった印象。高校レベルの世界史にプラスアルファ…というには遠い気がした。奥深い歴史学の世界。 学びは多かったが、今の私にはもっとざっくり中世欧州史を振り返る方が良かったかも。
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中世ヨーロッパの概念 歴史ていうより中世という時代を解説 難易度 難 感動☆☆☆☆☆ 涙線☆☆☆☆☆ 興奮☆☆☆☆☆ 感心☆☆☆☆☆ 伏線☆☆☆☆☆
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宗教や環境が、どのようにヨーロッパ人の精神に影響を与えていたのか、興味深い洞察をしている。カトリックはお金を卑しいものとするが、プロテスタントはそうではない、など。
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西ヨーロッパ中世を心性史・社会史の面から扱っている。当時の人々の考え方、感覚、時代の空気感、そういったものが生き生きと描き出されていて非常に興味深く、読み物として面白く読めた。 西欧中世史の概説として政治史の部分がほぼ欠落しているというのは全くその通りで、「世界の歴史」シリーズの...
西ヨーロッパ中世を心性史・社会史の面から扱っている。当時の人々の考え方、感覚、時代の空気感、そういったものが生き生きと描き出されていて非常に興味深く、読み物として面白く読めた。 西欧中世史の概説として政治史の部分がほぼ欠落しているというのは全くその通りで、「世界の歴史」シリーズの一冊としては、その点は残念。しかし、中世西欧心性史・社会史の入門書としては非常に魅力的な一冊だと思う。政治史の概説は中公文庫世界の歴史旧版の方の『中世ヨーロッパ』と併せて読むと良いかも知れない。
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ヨーロッパ社会を形成させた中世は、暗黒なだけの時代ではなかった。ゲルマン民族の大移動、権威を高めるキリスト教、華やかな宮廷文化と祈りにみちた農村生活、そして十字軍遠征、百年戦争と、千年の歴史を活写する。
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印象に残ったこと: 1.複式簿記は中世にイタリアで使われるようになったこと。 2.十字軍によって、ラテン・イスラエル王国が出来て、200年続いたこと。
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①ゲルマン人の移動は、長い国境線に沿って兵士を配置するような財力がなくなってきたローマ帝国の瓦解とともに緩やかにおこった[p47-49など]。 ②キリスト教と社会の関係。 ③初期のゲルマン人の王と側近の関係は、側近が権力を持つのを許さず、「王の怒り(ira regia)」[p...
①ゲルマン人の移動は、長い国境線に沿って兵士を配置するような財力がなくなってきたローマ帝国の瓦解とともに緩やかにおこった[p47-49など]。 ②キリスト教と社会の関係。 ③初期のゲルマン人の王と側近の関係は、側近が権力を持つのを許さず、「王の怒り(ira regia)」[p71,イラ・レギア]の対象になると殺された。また封建制は、メロヴィング家の宮宰の立場だったカール・マルテルが頼らざるをえなかった主従の制度(託身と宣誓による)が、その後ますます発展して確立されていった[p191-192]。 ④初期の未開の地(森)における自然と人間の関係(狼とのたたかい)(農村と森の境界を往き来する豚飼い)[p207など]。 ⑤農民や平民、下層民の抵抗を《反乱》ととらえるのは《国家》前提の視点にすぎないのではないか[p421-424]。 ⑥宮廷の決まりごとや騎士道精神などは、平時の暇な騎士と貴婦人のあいだの交流で徐々に培われた。[p238] ⑦女性(特に閉経期の)が嫌われた理由[p370] ⑧国家の疲弊(病気、大凶作、戦争(百年戦争)などによる)によるジャンヌ・ダルクの下地。[p388-389]
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タイトルでは西ヨーロッパの形成と書いてはありますが 内容を見てみると、俗に「暗黒時代」と呼ばれる辺りから中世後期(15世紀付近)に関しての歴史・宗教・文化・経済・社会について広く浅く纏めてあります。 恐らく本書で扱われている各分野については、他の文献で細かく扱われていると思われるので、古代~中世にかけての大雑把な知識を取得する、または切っ掛けとして扱うのが良いでしょう。
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19世紀くらいまでのヨーロッパを一通りおさらいしようという試みの一環。絵画とかを見るのにも役立つのだ。 扱う時代やテーマがとても広いのでところどころ理解が難しいところがあるが、西ヨーロッパについて知る上で、全体として興味深い内容だった。
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