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人を生かす の商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

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2014/11/27

数々の苦難を乗り越えてきた紆余曲折からにじみ出る厳しさと優しさが塾生を包み、鼓舞する。 稲盛さん自身の血の通った言葉の一つの一つから重みが感じられ、すっかり聞き入ってしまう。 まさにカリスマ。

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2014/06/19

•京セラ 稲盛和夫 会社の目的:全従業員の物心両面の幸福を追求する •経営理念や経営哲学など見えないものも重要→使命や目的を明確にする、同志を作る、現場に行き知った上で追及する、トップが率先垂範する •社員を大事にする •大きな夢を描き従業員の心に火をつける→人は心で動く、今の...

•京セラ 稲盛和夫 会社の目的:全従業員の物心両面の幸福を追求する •経営理念や経営哲学など見えないものも重要→使命や目的を明確にする、同志を作る、現場に行き知った上で追及する、トップが率先垂範する •社員を大事にする •大きな夢を描き従業員の心に火をつける→人は心で動く、今の仕事の存在理由 •経営理念を掲げる、会食による社員とのコミュ二ケーション、中堅社員に経営者感覚を持たせる •創意工夫と誰にも負けない努力 •優秀な社員の営業のやり方を学ばせる、能力のある人間にはフィロソフィーを教える •まず限られた範囲を任せその分野のスペシャリストになってもらい、少しづつ範囲を広げる •誇りをもてるように大事にする •厳しい追求をする •寝る前に必ず哲学書を読み、目指して努力した •無私の心 •価値判断は人柄(心の座標軸)を表す→人柄を良くするには、先人の教えと善きことをなす→人間性を磨く、人一倍努力する リーダー10カ条 •事業の目的、意義を明確にし部下に指し示す •具体的な目標を掲げ、部下を巻き込みながら計画を立てる •強烈な願望を心に抱き続ける→人の思いは必ず実現する •誰にも負けない努力をする •強い意志を持つ •立派な人格をもつ •どんな困難に遭遇しようとも、決して諦めない •部下に愛情をもって接する •部下をモチベートし続ける •常に創造的でなければならない→これでいいのかと常に考え続ける

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2011/11/23

これまで稲盛和夫氏の本を何冊読んだか数えてみたら、もう7冊だった。この本はその7冊のなかでもっとも印象深い本だ。 おそらく読んできた順番もあるのかもしれない。 ご本人のエピソードは数多くの本で述べられており、ある意味、新鮮味はない。しかし本書のように実際に悩みを抱える経営者の相談...

これまで稲盛和夫氏の本を何冊読んだか数えてみたら、もう7冊だった。この本はその7冊のなかでもっとも印象深い本だ。 おそらく読んできた順番もあるのかもしれない。 ご本人のエピソードは数多くの本で述べられており、ある意味、新鮮味はない。しかし本書のように実際に悩みを抱える経営者の相談に答える実例としてあげるエピソードは聞いたことのある話であっても、新しい解釈のもとで生き生きとして蘇る。そして深く心に染み入ってきたのである。

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2011/06/19

図書館で発見。 JALの会長に就任し最近話題の稲盛さんの一冊です。 本書は盛和塾のメンバーである中小企業の社長の人に関する悩みを受けて稲盛さんがアドバイスを行います。 自分の今の立場と離れすぎている事もあり、まだ私が読むべき本ではありませんでしたが、中小企業の苦労を知...

図書館で発見。 JALの会長に就任し最近話題の稲盛さんの一冊です。 本書は盛和塾のメンバーである中小企業の社長の人に関する悩みを受けて稲盛さんがアドバイスを行います。 自分の今の立場と離れすぎている事もあり、まだ私が読むべき本ではありませんでしたが、中小企業の苦労を知ることができたのは収穫です。

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2011/05/27

京セラの創設者、稲盛和夫が若い経営者の質問に答えていく。 内容も組織の雰囲気を良くするには、社員のやる気を引き出すには、ナンバー2を育てるには、人格を高めるには等など多岐にわたる。 本の構成も先に質問が書いてあるため、相談者の問題に自分ならどうこたえるだろうかと考えながら読む...

京セラの創設者、稲盛和夫が若い経営者の質問に答えていく。 内容も組織の雰囲気を良くするには、社員のやる気を引き出すには、ナンバー2を育てるには、人格を高めるには等など多岐にわたる。 本の構成も先に質問が書いてあるため、相談者の問題に自分ならどうこたえるだろうかと考えながら読むと、自分なりの気付きが得られ良いと思う。 本書は経営者の質問に答える形だが、経営者に限らず部門長や課長など、規模の大小に限らず組織の長に立つ者には役に立つ内容だと思う。 定期的に読み返すとまた新たな発見があるだろうと思う一冊。

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2011/04/03

社長の悩み。 稲森さんの答え。 欲を言うなら、質問者のリアクションが聞きたかった。 具体的で面白い問答集。

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2011/03/15

人を生かすことを知りたくて読書。 儲けるという漢字を別けると信者となる。社員もお客さんも信者のようになってもらえるとうまく回る。原理原則に基づいた人格を高める努力が人を生かすために必要であると述べている。 古典を多く読み先人の知恵を積極的に学ばせてもらう。 相手主義、人間好き...

人を生かすことを知りたくて読書。 儲けるという漢字を別けると信者となる。社員もお客さんも信者のようになってもらえるとうまく回る。原理原則に基づいた人格を高める努力が人を生かすために必要であると述べている。 古典を多く読み先人の知恵を積極的に学ばせてもらう。 相手主義、人間好きであることの重要性。 経済市場原理に限界を知り始めた現代日本だけではなく世界的に必要な経営哲学は著者の考え方なんだと思う。過度な競争ではなく、調和と心を基盤にした経営の必要性を述べている。 後半の松下幸之助さんの講演の話は、心の置き方の重要性を知るエピソードだと思う。中村天風さんの人生は心の置き方ひとつで決まるに通ずるものがあると感じる。 もっと著者の本から勉強させてもらいたいと思う。 読書時間:約40分

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2011/01/15

稲盛さんが主催する若手経営者のための勉強会(盛和塾)で、中小企業の経営者が抱えている様々な経営課題について相談された折に稲盛さんがアドバイスした内容がベースになっている本です。 内容自体はとても平易に書かれていて、アドバイスも「経営者の心構え」的なものでそれほど目新しいものはあ...

稲盛さんが主催する若手経営者のための勉強会(盛和塾)で、中小企業の経営者が抱えている様々な経営課題について相談された折に稲盛さんがアドバイスした内容がベースになっている本です。 内容自体はとても平易に書かれていて、アドバイスも「経営者の心構え」的なものでそれほど目新しいものはありません。でも、質問の1つ1つがとても切実であり、会社員であれば誰もが自社で抱えている課題に近いものが幾つかあるはず。また、僕のように大学を卒業して大企業に就職した人は忘れがちですが、同書に登場する中小企業経営の難しさに触れることで、いかに大企業は恵まれた環境にあるのかという当たり前のことを改めて思い起こさせてくれます。 中小企業は、資金もあまりない、技術もない、徒手空拳で創業するケースが多いと思います。そうすると、そこにあるのは社員を含めた人間の心しかない。私の思想の根底にあるのは、その人間の心というものを大事にしてあげなければ、人をまとめることはできないということなのです。(p.63) 先日読んだ「よき経営者の姿」伊丹敬之(日本経済新聞出版社)にも通じますが、会社とは社員の集合体であり、その会社を経営するということは社員の心にどうやって火を付けるかが勝敗の分かれ目。社員を鼓舞し、より働きやすい環境を整えるのが経営者の役割であり、そのためには単に経済的な理由だけではなく、その仕事が持つ社会的な意義までも含めて社員に考えさせ、納得してもらうことが結果としてその会社の大きな原動力になるのでしょう。 営業の社員に「おまえ、これを売ってこい。これをやってこい」と命じるだけではモチベーションになりません。それを売ることが、どういう社会的意義があるのか、わが社にとってどういうことを意味するのか。あなたの人生にとってはどういうことを意味するのかをいわなければならないのです。(p.87) そして、経営者にとって重要なことは自らのビジョンを持ち、深め、噛み砕いて、分かりやすい言葉で繰り返し社員に語り続けること。社員は日々の目の前の仕事の忙しさに追われて近視眼的になりがちであり、トップの言葉はどこか遠い世界のことのように聞こえがちです。社員一人ひとりの腹に落ちるまで経営者が辛抱強くビジョンを語り、自らが有言実行してみせることで初めて経営と社員との間で信頼関係ができるのだと思います。 「何としても成功させる」と強い意思を持ち、努力を続ければ、必ず道は開ける。従業員にそのような思いを持って仕事をしてもらうために、仕事の意義を、自分のエネルギーを相手に注入するぐらいの熱意で説き続けるのです。意義や目的に納得できれば、従業員は自ら燃えて、その高い目標にチャレンジするようになります。(p.73) 経営者をリーダー、社員をチームメンバーと置き換えれば、そのまま今の自分の仕事にも通じます。稲盛さんと若手経営者とのやり取りは時に禅問答のようでもありますが、経営において哲学、理念といったものがいかに重要かということが多数のケースを通じて伝わってきます。

Posted byブクログ

2010/11/17

松下幸之助さんから学んだ一人 リーダー(経営者)こそ、率先して働き、 人格を高める 「儲ける」とは信者を作ること お金という報酬ではない 社会的道義、夢など社員の心に 動機付ける この動機付けこそが 会社の繁栄と社会貢献につながる。

Posted byブクログ

2010/06/06

企業時の悩み、成長期の悩みに対して考え方がわかった。 一貫して仕事そのものは儲けが目的でなく社会のために貢献することという考えかたに納得した。

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