ハチミツドロップス の商品レビュー
女子中学生の青春の物語。 まだまだ楽しいことだけが興味のあることで、恋の話が中心。 誰もが自分の本心を隠して自分らしさを装う。 そんなことが無意味だとわかった時にどうするか。
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#ハチミツドロップス #草野たき #YA #読了 甘酸っぱいです。部活、恋愛、友だち。自分らしさを演じることに対するジレンマ。そういうのを小説で体験しておくのはとてもいい。みんな弱さを持っている。いつまでも同じ場所にはいられない。甘酸っぱいです。また好きな作家さん増えました!
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立場が自分と同じすぎてびっくりした。 登場人物それぞれに共感できて凄い愛着が湧いた。 もっと早くに出会いたかった
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今まで自分たちを守ってくれた、ぬくぬくとした“ハチミツドロップス”がなくなり、自分と向き合わなければならなくなった果豆子たち。今までは自分をごまかし、世の中をナナメから見ていても済んだけれど、シェルターがなくなった今、理想とはかけ離れた現実を向き合わなければならなくなった。そのあ...
今まで自分たちを守ってくれた、ぬくぬくとした“ハチミツドロップス”がなくなり、自分と向き合わなければならなくなった果豆子たち。今までは自分をごまかし、世の中をナナメから見ていても済んだけれど、シェルターがなくなった今、理想とはかけ離れた現実を向き合わなければならなくなった。そのあたりがまさに中学生の葛藤という感じで、読んでいてほっこりしました。草野たきさんの文章、やっぱり好きです。
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小6の娘が、「ハーブガーデン」を借りてきてから、草野たきさんの本は3冊目。 こちらも、終わり方が「ハーブガーデン」「透きとおった糸をのばして」と同じようにほんのり未来を感じさせつつ何となくのフェードアウトなので、色々気になるまま。。。 (特に両親のこと) でも、主人公のカズをはじ...
小6の娘が、「ハーブガーデン」を借りてきてから、草野たきさんの本は3冊目。 こちらも、終わり方が「ハーブガーデン」「透きとおった糸をのばして」と同じようにほんのり未来を感じさせつつ何となくのフェードアウトなので、色々気になるまま。。。 (特に両親のこと) でも、主人公のカズをはじめ、周りの人々も家族も、皆がそれぞれに一生懸命生きているところが良い。
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うすかったからすぐ読めた ワンピース新刊で締めかな 中学生の友情と恋愛と家族の事情と 彼氏に降られるけど強がる姿が切ない うすいから読みやすいけどつまってる さすが上手いな、草野たき
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うさぎドロップとかはちみつとクローバーとかと混じっているようなタイトルだと思い借りた本。 青春恋愛小説だけど、心地よいハチミツドロップスからの脱出を描いている。 ハチミツドロップスというとどうも善いイメージしかわかないけれど、ここでは「ドロップアウト集団のくせに部活の甘くておい...
うさぎドロップとかはちみつとクローバーとかと混じっているようなタイトルだと思い借りた本。 青春恋愛小説だけど、心地よいハチミツドロップスからの脱出を描いている。 ハチミツドロップスというとどうも善いイメージしかわかないけれど、ここでは「ドロップアウト集団のくせに部活の甘くておいしい部分だけ味わっているやつら」。 部活動の存在自体が幽霊部員だらけで実質たまり場のようなもの。 グリーンウッド(魔の巣)も似たようなイメージだったな。 高校時代にゲームばっかやってないで、こういった恋愛小説読んでいれば俺の人生少しは変わったのかも知れないな...
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誰にでも弱さがある ソフトボール部のカズ。 ゆるーくゆるーく活動しているこの部活は、彼女たち部員にとっては憩いの場であり心の拠り所だった。 ハチミツドロップスとかつての先輩たちが名づけたように、甘い部分だけ。 しかしその甘い場所はカズの妹が入部したことで変わってしまうのだ。 そし...
誰にでも弱さがある ソフトボール部のカズ。 ゆるーくゆるーく活動しているこの部活は、彼女たち部員にとっては憩いの場であり心の拠り所だった。 ハチミツドロップスとかつての先輩たちが名づけたように、甘い部分だけ。 しかしその甘い場所はカズの妹が入部したことで変わってしまうのだ。 そして、上手くいくはずだった彼氏との関係も変化する。 全然平気!問題なし!気にしてないし! 空元気だけが虚しく響く。 大人になってみれば、(自分を客観視してみれば)それは随分と馬鹿げていて、すぐに見破れる程度のものなのだ。 が、周りにそれを気づかせまいと必死になるのは痛々しいを通り越してけなげにすら見える。 もちろん自分でもわかっているのに、それを見ないフリをして毎日を過ごす。 そんな無理はいつかは壊れる。 それでもいいのだ。 周りはこんなにかっこいいのに、私はこんなにかっこわるい......それは自分だけではないのだ。 弱さを見つめ認めることで、少女は成長する。 いたずら電話のエピソードが置いてけぼりになってしまっているのは残念。 少女から成長した母もまた、カズと同じように自分に言い聞かせているのだ、ということを言わんとしているのだろうが、いたずら電話に対して母と父は打開策を見つけられるのだろうか? 三田村のことをバカだバカだといいながら、羨ましく、まぶしく感じているのは確かだ。 変に意地を張らずに、しかし自分の信念のままつき進む。 すてきじゃないか。 甘いドロップスはいつか消え、そして残るは......。 変わりゆく状況に立ちむかうには新しいドロップスを食べることではない。 強く見せかけた自分ではなく、弱いままの自分を受入れること、そんな思いがわいてくる作品だ。
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ボクの机はボクの国(だったかな?) 中一女子に貸してもらった小説です。小学生の頃「ボクの机はボクの国」(だったかな?)という本を読んで、作品の世界にドップリと浸かったのを思い出しました。 中学生が読みそうなちょっと甘酸っぱい作品でした。今、その中一女子は宮部みゆきさんの文庫を読ん...
ボクの机はボクの国(だったかな?) 中一女子に貸してもらった小説です。小学生の頃「ボクの机はボクの国」(だったかな?)という本を読んで、作品の世界にドップリと浸かったのを思い出しました。 中学生が読みそうなちょっと甘酸っぱい作品でした。今、その中一女子は宮部みゆきさんの文庫を読んでいます。だんだんと文庫レベルがアップして、「ソクラテスの弁明」に届く日が楽しみです。
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運動部とは名ばかりの、部員不足で試合もせずダラダラお菓子食べながら更衣室でくっちゃべる、甘い蜜だけ吸うドロップアウト集団、ハチミツドロップの異名を持つソフトボール部の名ばかり部長、お調子者のカズ、クールな秀才高橋、竜馬バカの真樹、彼氏が3人いると豪語する後輩の田辺、運動音痴の矢部。 ダラダラだったはずのソフトボール部にカズの妹であり真面目なスポーツ秀才のチカが入部してきて、壊れてしまったシェルターのようなハチミツドロップス。 本心を見せるなんてカッコ悪い。おちゃらけて、楽しくしてるとこしか見せたくない、そんな思春期の女の子たちを緩く守ってくれるシェルターを出て、本音でぶつかり合い、カッコ悪く、でも成長していく様を爽快に描く青春小説。 ああ、こんな小説、中学時代に読みたかったなぁって思う。多分みな、多かれ少なかれ経験したことあるような痛み、嫉み、不安を不器用に真っ直ぐ乗り越えようとする姿がいとおしいなぁと思います。
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