ハチミツドロップス の商品レビュー
2010年一発目 やっぱりどの登場人物にも感情移入できない。草野たきさんの作品ってちょっと変わってて、登場人物を好きになるどころか逆にイライラしてしまう ソフトボール部の伝統、ハチミツドロップス。運動部らしくなく練習なんかしない、先輩後輩上下関係なんかない、ふざけてればオール...
2010年一発目 やっぱりどの登場人物にも感情移入できない。草野たきさんの作品ってちょっと変わってて、登場人物を好きになるどころか逆にイライラしてしまう ソフトボール部の伝統、ハチミツドロップス。運動部らしくなく練習なんかしない、先輩後輩上下関係なんかない、ふざけてればオールオッケー、だったはずなのに解散。失恋したのに平気なふり。ぐだぐだ。 中学生向きではないですね
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小学校、中学校、高校は遊べ。勉強ばっかするな。遊べ。恋愛をしろ。社会に出るな。遊べ。それだけですくすく人格が育つ。勉強はほどほどしろ。日本にいて恥ずかしくないほどの知識は手に入れろ。そして遊べ。社会人になっても遊ぶ心を忘れるな。死ぬまで遊べばそれだけで幸せだ。
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中学生の女の子の話。恋のこと、部活のこと、自分「らしさ」のこと。主人公の女の子は苦しい時でも「らしさ」を失わないために明るく振舞っていて、読んでいてなんだか痛々しかった。明るい話なのにどうも居心地が悪い。そこで終わるのか、と思った。 2010/11/19
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三田村はバカだが、まっすぐなところがいい、妹を健気なところを見ているカズがいい、最後の矢部には驚かされた。
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今日は図書館を3カ所ハシゴ、ふだんあまり行かない図書館で久しぶりにうろうろ。返した本といつもの館に届いている予約本とを数えて「1冊」OK。なじんだ書架をうろうろするのもいいものだが、見慣れない並びの書架をぶらつくのも楽しい。 あまり重い本を借りたくなくて、文庫のあるところを「...
今日は図書館を3カ所ハシゴ、ふだんあまり行かない図書館で久しぶりにうろうろ。返した本といつもの館に届いている予約本とを数えて「1冊」OK。なじんだ書架をうろうろするのもいいものだが、見慣れない並びの書架をぶらつくのも楽しい。 あまり重い本を借りたくなくて、文庫のあるところを「大人の本」コーナー、「YA」コーナー、「子どもの本」コーナーと見てまわる。夏石鈴子の『虹色ドロップ』をちびちび読んでるせいか、草野たきの『ハチミツドロップス』が目について、手をのばす。 タイトルの「ハチミツドロップス」は、登場人物たちが通う中学で代々受けつがれた言い方で「ドロップアウト集団のくせに、部活の甘くておいしいとこだけを味わってるやつら」(p.8)という意味をこめてつけた、そういうゆるーい部活の"別名"なのだった。 お気楽でいい加減で根性なしともいえる「ソフトボール部」、主人公のカズがキャプテンを務める(といっても、それはじゃんけんで負けたから)この部活は、「ハチミツドロップス」のひとつだった。やる気まんまんのチカちゃん(カズの妹)たち、全国大会にだって出て勝つつもりの新一年生が入ってくるまでは…。 三年になったカズ、ハチミツドロップスの解散、気になる受験、それより気になる直斗のこと、家にかかってくる変な電話のこと、、、、疾風怒濤のできごとを、ずっとお調子者の「カズらしさ」にスイッチして、しのいできた。でも、スイッチの切り替えができなくなって、ああ自分は「カズらしさ」に逃げてきたんだ、本当に言いたいことは、本当に聞いてほしいことは、違うんだと気づき始める。 家にかかってくる変な電話の話がせつない。私にも似たような経験がある。変なことを言う電話をとってしまったときに、必死で「もう切れた間違い電話」のふりをしたこともある。あの電話で聞かされた話は、子どもの私には重すぎて、暗い暗い暗い頃があった。帰りたくないなあと帰り道に思うこともあった。そんなことがあったのを、長女の「カズ」の姿に久しぶりに思い出してしまった。
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人数も少なく試合も出来ないお気楽なソフトボール部。ハチミツドロップスと呼ばれている。週2回更衣室に集まり、練習しないでミーティングするだけ。 そんな部に真面目な1年生達が入部して、お気楽だった2,3年生は幽霊部員になってしまう。彼氏に振られたキャプテンのカズは、いつものおちゃらけ...
人数も少なく試合も出来ないお気楽なソフトボール部。ハチミツドロップスと呼ばれている。週2回更衣室に集まり、練習しないでミーティングするだけ。 そんな部に真面目な1年生達が入部して、お気楽だった2,3年生は幽霊部員になってしまう。彼氏に振られたキャプテンのカズは、いつものおちゃらけキャラを演じているが、だんだん演じるのが難しくなってくる。
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お気楽な女子ソフトボール部は皆の溜まり場となっていた。甘い逃げ場所――通称ハチミツドロップス。 ところが、真面目な一年生の入部で一変する。 ハチミツドロップスの女の子達の成長物語。 ぬるま湯の心地良さはよく分かります。だらだらするの好きだもの!楽だもの! でもそこに逃げるなっ...
お気楽な女子ソフトボール部は皆の溜まり場となっていた。甘い逃げ場所――通称ハチミツドロップス。 ところが、真面目な一年生の入部で一変する。 ハチミツドロップスの女の子達の成長物語。 ぬるま湯の心地良さはよく分かります。だらだらするの好きだもの!楽だもの! でもそこに逃げるなっていう…厳しい話だなと思った。 甘えて生きているので、身につまされますね。 主人公のオンとオフがある性格は面白いですが、もう一つエピソードがあればと思います。 しかし中学生か…若いなー。
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頑張りすぎず、気楽に楽しく部活動をしていた中学校の女子ソフトボール部、別名「ハチミツドロップス」。じゃんけんに負けたがために、キャプテンになっていた主人公の水上果豆子(通称カズ)は、恋に部活に絶好調のはずだったはずが、3年生の春に妹を含めた10人のやる気のある新入生が入部したこと...
頑張りすぎず、気楽に楽しく部活動をしていた中学校の女子ソフトボール部、別名「ハチミツドロップス」。じゃんけんに負けたがために、キャプテンになっていた主人公の水上果豆子(通称カズ)は、恋に部活に絶好調のはずだったはずが、3年生の春に妹を含めた10人のやる気のある新入生が入部したことによって、部の中での立場が危うくなり・・・ゆっくり成長していく、ハチミツドロップスの5人に注目。(2009.4.4)
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