日本語はなぜ変化するか の商品レビュー
言葉の節々から筆者の感情が伝わってきてとても面白い。研究者は議論の正確性のために断定を避けがち、という話を聞いたことがあり、そのためあまり面白くないというのが偏見としてあったが、この本(まだ全体の6分の1程度だが)をよむと、研究者として?のプライドを感じる。いかに自分が考えずにモ...
言葉の節々から筆者の感情が伝わってきてとても面白い。研究者は議論の正確性のために断定を避けがち、という話を聞いたことがあり、そのためあまり面白くないというのが偏見としてあったが、この本(まだ全体の6分の1程度だが)をよむと、研究者として?のプライドを感じる。いかに自分が考えずにモノを読んでいるかを思い出させてくれ、かつ筆者の強い思いが読み取れると言う点で、是非とも多くの人に読んでもらいたい。 なお、内容は難しくてほとんどわからなかった。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA39333209
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本人も書いているように一般書と学術書の中間みたいな感じ。述べられていること自体は平易なので、学術書に近いといっても読みにくいことはない。むしろそのへんの一般書より読みやすい。 「言葉の乱れ」論者への歯に衣着せぬ批判が面白いなー。
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- ネタバレ
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P36, 「安定していないのが言語の正常な状態である。」 言語に正しいとか間違っているという価値基準だけで論じることがいかに言語(国語)学的におかしいかに容易に到達することができるだろう。 学校の言語(国語、英語)の試験で、正解が一つしかないという強迫観念を植え付けられている人が多過ぎるのかもしれない。 数学ですら、正解がいくつもある問題を作れることがテレビなどでも紹介されている。 例えば, X ー Y = 1 のXとYには、いろいろな組み合わせが可能だ。 言語の問題は、分からないことが一つだという前提が成立することはほぼ不可能なので,解は山の様にあってよい。 ちょうど、「すべての言語は美しい」という言明と同じように, もし「正しい」という概念を言語に導入したければ, 「すべての言語は正しい」というのが解の一つかもしれない。 「因習的な国語史から筆者を救いだしてくださったのは亀井孝,河野六郎の両先生である。」 2人の著作も読んでみよう。
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ゼミの先生に勧めていただき、読んでみた本。 ただ単にことばの変化を記述するんじゃなくて、変化を促した(であろう)人々の思いにまで言及しているところが、すごく好き。 昔の人たちに思いを馳せたくなる読後感。
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