ジルベルトとかぜ の商品レビュー
そうそう。こどもってこんなふう。 子どもだったころに感じたことのある気持ち。子どもたちが小さいときに、みたことある子どもの様子。 風に遊ぶジルベルトを家の窓から眺めつつ、おいしいおやつを作って待っていたくなります。 暗い画面の中に見事に風が表現されていて、うっとりです。
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地元の図書館の初心者向け読みきかせ講座で紹介されていたので、借りた。 「ぼくは ジルベルト そして これは ぼくと かぜの おはなし」 (標題紙より) ふぅむ、という感じ。 こどもと自然があそぶというテーマなら、『わたしとあそんで』のほうが、私は好きだ。 でも、1963年といえども、黒人の子どもにはあそぶ相手がまだ少なくて、風とあそんでいるのだとしたら、といま急に不穏な感じになってしまった。 今は当たり前に感じているけれど、風って、確かにふしぎ。 サァァッ、と、野原をかける風と競争するのは楽しそう。 凧を飛ばしたときに手に風の力を感じたことと、小学生のときに木枯らしのダンスの詩を書いたことを思い出した。
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見た目は地味な本。だからあまり手に取られない。開いてみたら新品みたいに綺麗だった。 かぜは ぼくの しゃぼんだまが いちばんすき。でも かぜには つくれない。ぼくが つくるんだ。でも かぜは、うんとたかく とばすから、おひさまが いろをぬってくれる。すると、かぜは そのうちのい...
見た目は地味な本。だからあまり手に取られない。開いてみたら新品みたいに綺麗だった。 かぜは ぼくの しゃぼんだまが いちばんすき。でも かぜには つくれない。ぼくが つくるんだ。でも かぜは、うんとたかく とばすから、おひさまが いろをぬってくれる。すると、かぜは そのうちのいくつかを かえしてくれるんだ。とっても おかしいんだよ、ぼくのめや てにあたって われるんだもの。 ジルベルトは本当にかぜとともだちなんです。 エッツは子どもの感覚を描くのが本当にうまいと思う。
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ものすごく和みました。 あ~、いい・・この人の書く絵本の子供はほんと自然と遊ぶのが上手だなと思う。この感受性の高さ、さすがです。
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