月は無慈悲な夜の女王 の商品レビュー
内容としては、きっと…
内容としては、きっとおもしろいはず・・・なのに、訳者がなってない!!会話文とかあからさまにおかしい記述り目白押しで読みにくさ爆発です。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
西暦2075年、「月世界行政府」が統治する月世界は、地球の植民地であり流刑地として存在しており、人口の5%が囚人、残り95%は刑期を終えた元囚人やその子孫、月社会での労働志願者で構成されている。 月の住民300万人のうち、3分の2を男性が占め、一夫一婦制は崩壊、一婦多夫や部族結婚が形態化している。・・・人類が夢を託した月世界の未来から遠くかけ離れた、行政策への不満と不平等が渦巻く社会・・・地球からの独立を目指した革命への機運が高揚し、月世界の人々の哀歓が交差する、SF界の巨匠ロバ-ト.A.ハインラインによるヒュ-ゴ-賞受賞(1967年)の長編SF小説。・・・「われわれ月社会の市民は前科者であり前科者の子孫です。だが月世界は厳格な女教師(女王)なのです。その厳格な授業を生き抜いてきた人々には、恥ずかしく思う問題などありません・・・わたしは母なる月世界が教えてくれたことで満足しているからです。われわれは下層階級かも知れませんが、われわれは今や武装した下層階級なのです・・・」~月世界の革命運動家の演説。
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毎度のことながら流石のハインライン節。月への流刑者たちの子孫が地球からの独立を勝ち取るお話なんだけど、けっこうな破天荒ぶり。特に教授とマヌエルが地球に交渉に乗り込む方法と言ったら!特筆すべきは人格を持ったコンピュータのマイク。もーカワイイ。最後は切ないけど。それと訳がキビシイので...
毎度のことながら流石のハインライン節。月への流刑者たちの子孫が地球からの独立を勝ち取るお話なんだけど、けっこうな破天荒ぶり。特に教授とマヌエルが地球に交渉に乗り込む方法と言ったら!特筆すべきは人格を持ったコンピュータのマイク。もーカワイイ。最後は切ないけど。それと訳がキビシイので新訳版をぜひともお願いしたい。
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月に送られた囚人たちの子孫が、地球からの支配に辟易し、独立を企てる。人工知能マイクロフトを軸に、地球への攻撃方法を作成の上で、地球へ交渉を挑みに向かうが…。 ヒューゴー賞で訳者が「最高傑作」などとあとがきに書いているが、批判を恐れず☆1個じゃ。ディックだろうがハインラインだろう...
月に送られた囚人たちの子孫が、地球からの支配に辟易し、独立を企てる。人工知能マイクロフトを軸に、地球への攻撃方法を作成の上で、地球へ交渉を挑みに向かうが…。 ヒューゴー賞で訳者が「最高傑作」などとあとがきに書いているが、批判を恐れず☆1個じゃ。ディックだろうがハインラインだろうが、面白くなかったらそれまで。 もうとにかく長い。しかも退屈。2週間かかってなんとか消化したという感想以外なかった。たしかに大筋のストーリーは良く出来てるし、マイクの成長過程や地球に向かってからの展開はよく理解できる。しかし、訳が悪くてすべてが台無し。 なにしろ本作は、ハインラインのハズレ訳者である矢野徹訳の中でも最低の作品であろう。誤訳は多いし意味が通じないし、ジョークは直訳してからカッコ書きでフォロー(のつもり?)。文章がつながってない、とにかくメチャクチャである。「千カロリー取った」って、新訳なら修正されてんのか?あとがきで「最高傑作」というくらいの思い入れがあるんなら、ちゃんと日本語として通じる訳をしてほしかった。投げやりにもほどが有る。 一応フォローしておくと、物理学や化学の前提はよく検証されているので、原作はしっかり書いてあるんだろうなというところは評価したい。 ヒューゴー賞でハインラインだから☆5のレビューが多いが、前半の終わり際の会話ばかりの部分、誤訳で散々な文章はみんな読み飛ばしてんの? 一応新しい版のをGoogle booksで立ち読みしてみたが、全然改善されていない。ハインラインなら、この作品は矢野訳で読むべきではなく、新訳版が出るまで待ったほうが良い。ヒューゴー賞だからと高評価してる連中のレビューも信用するな。
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再読 字が小さくて目が痛い この作品でなんといっても印象深い場面は 作者の善とする家族や犯罪の新世界法規描写でなく 良いお天気にピクニックへ出掛ける人々のありさま 既存マスコミに頼らないネットの力(キリッ)と謳って デマッターで馬鹿拡散発散発見と騒いでいるみなみなを見るに絶望的で...
再読 字が小さくて目が痛い この作品でなんといっても印象深い場面は 作者の善とする家族や犯罪の新世界法規描写でなく 良いお天気にピクニックへ出掛ける人々のありさま 既存マスコミに頼らないネットの力(キリッ)と謳って デマッターで馬鹿拡散発散発見と騒いでいるみなみなを見るに絶望的である もっともマイクロフトホームズも教授も作者の頭の外にいるとも思えないが
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ハイラインの革命もの、傑作だがはじめは読むのが・・ 表紙 7点野中 昇 展開 7点1966年著作 文章 7点 内容 630点 合計 651点
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とても面白かったです。登場人物の思想がどれも考えさせられるものでしたね。世界観も作り込んであり、SF作品としても楽しめました。 ただ残念なのが、訳が非常に読みづらかったことです…。もう少し意訳があっても良かったのでは。接続詞の間違いも多く、読み進めるのに苦労しました。訳されたのが...
とても面白かったです。登場人物の思想がどれも考えさせられるものでしたね。世界観も作り込んであり、SF作品としても楽しめました。 ただ残念なのが、訳が非常に読みづらかったことです…。もう少し意訳があっても良かったのでは。接続詞の間違いも多く、読み進めるのに苦労しました。訳されたのがずいぶん前のことですから、しょうがないのかもしれませんが。
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積ん読状態から気がつけば、もはや20年。ようやく読み始めました。 「魔笛」とは全く関係なかった。 学生時代はハインラインに夢中だったなあ。
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[作品] 1966年発表。 原題「the moon is a harsh mistress」 R・A・ハインライン 著 ヒューゴ賞受賞 早川書房 矢野 徹 訳 [内容・あらすじ] 2076年。地球政府の圧政に苦しむ月植民地の人々は、地球に対して独立を宣言する。革命の主要メン...
[作品] 1966年発表。 原題「the moon is a harsh mistress」 R・A・ハインライン 著 ヒューゴ賞受賞 早川書房 矢野 徹 訳 [内容・あらすじ] 2076年。地球政府の圧政に苦しむ月植民地の人々は、地球に対して独立を宣言する。革命の主要メンバーで月の技術者マニーとその仲間達は、月における全てのコンピューターのボスであり意識をもつコンピューターでもある“マイク”を中心に月独立のための計画を進めていく。一切の武器を持たない月世界は、圧倒的不利な状況の中ではたして独立を勝ち得ることができるのか・・・。 SF御三家の一人である、ハインラインの後期長編作品。 [感想] 革命、独立、戦争、外交、民族、結婚、民主主義、そして科学技術と人工頭脳、挙げていけばきり がないが本作はこれら様々な要素をSFという形でまとめた見事な作品だった。半世紀も昔の作品だが、現代社会を知るためそして未来を見通すためのの道具として今でも十分に役立つように思える。ハインラインのような古典作家がある世代では神聖視されているのを不思議に思っていたが、本作を読んで納得した。 ラストの切なさ漂う終わらせ方もよかった、個人的な話だが少し泣いてしまった。きっと作者は世の中は白や黒ではっきり分けられるような単純モノではないといった考え方の持ち主なのだろう。 ネットで様々な人の感想を読んでいると、ある人が本作を「懐かしい未来」と表現していた。未来を描きつつ、携帯端末やインターネットが登場しない本作に感じるノスタルジーな世界を表す言葉にぴったりだと思う。
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2012年9月の課題本の1つです。 ゲストに岡田斗司夫さんをお迎えして開催します。 開催日 : 9月15日(土)15:00~ ドレスコード : 銀色 お申し込みは下記HPからお願い致します。 http://www.nekomachi-club.com/
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