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山上の煙 十戒をめぐる一考察 の商品レビュー

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2014/04/15
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ナルニア国物語で有名なC.S.ルイスの妻、ジョイ・デイヴィッドマンの唯一の邦訳作。山上の煙とはなかなか雰囲気のあるタイトルで、副題に「十戒をめぐる一考察」とある。モーセの十戒の一つ一つに対し、無神論的ユダヤ人から回心したクリスチャンとしての視点をもって、現代の問題を読み解いていく。なかなか含蓄深い良書であった。 信仰とは慰めであることよりも、喜びである、という書き出しの言葉は、帯にもなっていたけれど、我々が忘れてしまいがちな教訓である。いつから私たちは自由になったのだろうか。生きることも、死ぬことも、食べることも、寝ることも、何もかも自分の思いのままに行うことが喜びだと思ってしまっていたのだろうか。快い愛による窮屈を思い出す時ではないか。愛のみが我々の責任である。

Posted byブクログ