エレンベッカー肩関節検査法 の商品レビュー

T.S.エレンベッカー【著】,高岸憲二【総監訳】,小川清久,大澤敏久,筒井廣明【監訳】

2011/01/16

本日は本の紹介

整形外科のドクターや、理学療法士、あるいはトレーナーは
傷害部位の特定や、傷害の程度を見極めるために、
徒手検査の方法学び、
診察時や、臨床、スポーツ現場で使用されています。

ある程度徒手検査を学ばれた方にお勧めは、

エレンベッカー肩関節検査法

です。

エレンベッカーというアメリカの理学療法士が書いた本です。
２００２年に大阪で行われた研修会に来日した際には、
私も参加させていただき、
徒手検査の方法を学ばさせていただきました。

内容的には、検査方法の紹介ですが、
各検査の
特異度
　（臨床検査の性格を決める指標の1つで、ある検査について
　　「陰性のものを正しく陰性と判定する確率」として定義される値である。）
と感度
について参考文献を引用して紹介しているところです。

各検査について、検査内容の背景も記載されているので、
徒手検査の知識を深めるにはうってつけの内容です。