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四つの嘘 の商品レビュー

3.4

59件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    19

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2024/07/07

良くも悪くも「女」を感じさせる話。 そのためには、高校は女子校でしかも大学の附属校である必要があって、それだけでもう読まなくてもなんとなくあらすじは想像できちゃう。 しかし思ってたよりもダークで、特に詩文のああいった行いは、淋しいからだろうか、どういう幼少期を過ごしたのか、考えて...

良くも悪くも「女」を感じさせる話。 そのためには、高校は女子校でしかも大学の附属校である必要があって、それだけでもう読まなくてもなんとなくあらすじは想像できちゃう。 しかし思ってたよりもダークで、特に詩文のああいった行いは、淋しいからだろうか、どういう幼少期を過ごしたのか、考えてしまう。 ドラマでは永作博美だったようで、きっとうまく演じただろう。 しかし登場してくる男の、なんてレベルの低いヤツばかり。 恋愛小説のようだけど決して恋愛にも至っていないところでの男女の関係も多く、疲れた。

Posted byブクログ

2024/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

美人で真面目でリーダーシップのある満希子。 心のうちはかなり独善的で、自分の意に染まない行動をとる人は罰せられて当たり前と思っている。 自分に自信がないため、満希子の機嫌を損ねないように気を遣う美波。 協調性がなく、生きることに意味を見いだせない刹那的な詩文。 有名私大の医学部に入るために、学校生活を犠牲にして勉強に励むネリ。 彼女たち4人の高校生活と、41歳になった姿を描く。 一番華やかだった満希子が、実家の仏壇店を継いでくれる男と見合い結婚し、どこにでもいる普通の中年女となった。 友だちの彼を寝取ることも辞さなかった詩文は、実家の本屋を手伝いながら女手一つで娘を育てている。 ネリは目標通り脳外科の医師となったが、殺伐とした日を送っている。 そしてニューヨークで事故死した美波。 4人のうちの誰にも共感はできない。 どちらかというと苦手。 独善的な人も、自分勝手な人も。 そして最初美波に告白しながら、詩文を選ぶ河野。 大学生が女子高生にする告白なんて、それほどの意味はない。 けれど純情な美波は河野にしがみつく。 だから余計河野は詩文の方に傾く。 なぜ、共感できないのかというと、彼女たちは誰も現実を生きていないからだと思う。 現実の生活に幻滅し、こうであるべきまたはこうありたい生活に無理やり現実を当てはめようともがく。 41歳になった彼女たちには、独身のネリ以外、同じ年齢の娘がいる。 娘たちも母親と同じ私立の女子高に通っているのだけど、経営の苦しい仏壇店の満希子や、もっと苦しい、日々の生活費にも事欠くような詩文が、そこまで無理して娘を母校に通わせているのだとしたら、その母の思いもまた娘としたら重いのかもしれない。 思いがけない事故で、初恋の相手である河野とともに美波が亡くなったことで、澱んでいた彼女たちの人生が動き出す。 本当の物語はここからだと思うのです。

Posted byブクログ

2022/09/04

米原万里さんが絶賛してたので読んでみました。 大石静さん脚本のドラマもいくつか見て、おもしろいと思ったので。 でも。 これはおもしろさが分かりませんでした。 嫉妬や羨望や優越感を持ちたい心理が根底にありながらも「友達」っていうのが、同じ女性だけど私には理解できない。 どの登場...

米原万里さんが絶賛してたので読んでみました。 大石静さん脚本のドラマもいくつか見て、おもしろいと思ったので。 でも。 これはおもしろさが分かりませんでした。 嫉妬や羨望や優越感を持ちたい心理が根底にありながらも「友達」っていうのが、同じ女性だけど私には理解できない。 どの登場人物にも共感を抱くのはおろか、興味が持てないまま読了しました。 2020年39冊目。

Posted byブクログ

2021/05/23

高校時代、嫌いだった友人と、大人になってから心が通じ合ったりすることはそうそうないと思う それに現実の世界では、こうもドラマチックな出来事が次々起こることないよなぁ さすが大石静!

Posted byブクログ

2019/12/18

登場人物は4人の女性たち。彼女らは高校の同級生。だが、そのうちの1人が他の1人の元夫と事故死した。その2人は高校時代にその男性を取り合った仲だった。 けっして仲が良かったとは言えない残り3人、それぞれの道を歩んでいたはずが彼らの死をきっかけに接触し始める。 結局、タイトルの嘘っ...

登場人物は4人の女性たち。彼女らは高校の同級生。だが、そのうちの1人が他の1人の元夫と事故死した。その2人は高校時代にその男性を取り合った仲だった。 けっして仲が良かったとは言えない残り3人、それぞれの道を歩んでいたはずが彼らの死をきっかけに接触し始める。 結局、タイトルの嘘ってのはなんだったのか。それぞれに隠し事はあったかもしれないが、誰かを騙すような嘘は誰もついていない。 何となく中身のない話だなと思った。

Posted byブクログ

2019/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 著者の大石静さんは、有名な脚本家。「恋せども、愛せども」「セカンドバージン」「家族狩り」「家売るオンナ」「家族狩り」などを手掛けている。まだ無名の若手俳優だった頃の佐々木蔵之介、堺雅人、長谷川博己などをドラマで起用し、ブレイクさせたという。  引き込まれていくような美しい文章ではないけれど、改行が多く、内容がすーっと頭に入ってきて、楽に読めた。  最後、死んだはずの美波がデッキに見えたシーン、「ホントは生きてた!」っていうどんでん返しなのか、「見えた気がした」っていうありがちな幻なのか、わからなくてググっていろいろ読んでみたけど、結局よくわからなかった。ドラマでは幻だったみたい。だとしたら、遺体が見られなかったくだりはなんだったんだろう?  河野→エリートだったから不倫の末の心中というのを隠したかった?  美波→プライドが高そうな夫が妻の恥を隠蔽した?  どっちにも取れる終わり方のような気がするから、わたしは、実は生きてたっていうエンディングがいいなぁ。海に落ちたけど、実は二人ともあるいは美波だけ助かって、残りの三人とは違う場所で普通にこれからも生きていく、っていうのがいいなぁと思うのでした。

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2016/06/30

美波、満希子、詩文、ネリの四人の過去と現在が紡がれる。脚本家の作品だけあってストーリーが明確でスイスイと読めた。個人的には詩文の刹那的な生き方に引き込まれた。

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2015/08/10

面白かった! ・・・途中までは、苦笑。 結末以外はわりと満足しています。 人間なんて、誰でも嘘を吐くものですよねぇ。 まぁとりあえず、例え不幸になったとしても詩文のような女になりたい。詩文のような女でありたい。ブッキや美波ではなく。ネリにはなれないしなー。 数年前にはドラマ...

面白かった! ・・・途中までは、苦笑。 結末以外はわりと満足しています。 人間なんて、誰でも嘘を吐くものですよねぇ。 まぁとりあえず、例え不幸になったとしても詩文のような女になりたい。詩文のような女でありたい。ブッキや美波ではなく。ネリにはなれないしなー。 数年前にはドラマにもなってたみたいですけど、どーだったんですかね?見たことはありません。 新聞か雑誌かに連載されていた作品らしいですが、一気に書き上げられた(と、思しき)ものと連載形式でちょこちょこ書かれたものとでは、やっぱりラストまでの魅せ方が違うなと思います。

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2015/02/28

私立女子高の同級生4人、卒業後は別々の人生を歩んでいたが、41歳の時、1人の事故死をきっかけに、3人が連絡をとりあい、人生が交錯する。 もともと仲良し4人組ではなく、本音が出て面白くもあるが中途半端な感じだった。 ドラマは、永作博美主演で詩文が主役。 小説は誰が主役というわけでも...

私立女子高の同級生4人、卒業後は別々の人生を歩んでいたが、41歳の時、1人の事故死をきっかけに、3人が連絡をとりあい、人生が交錯する。 もともと仲良し4人組ではなく、本音が出て面白くもあるが中途半端な感じだった。 ドラマは、永作博美主演で詩文が主役。 小説は誰が主役というわけでもなかったな。 (図書館)

Posted byブクログ

2014/08/04

話が進むにつれ、引きこまれていった。 それぞれの視点での話があり、読みやすかった。こんな、ドロドロした話が好きだなぁ。

Posted byブクログ