銀河英雄伝説(9) の商品レビュー
ロイエンタール元帥の叛乱は個人的に一番好きなエピソードです。叛逆の徒に仕立て上げられるくらいなら、自ら叛逆する道を選ぶ。 銀河の歴史もあと1巻… 第9巻の主な出来事 ・ウルヴァシー事件 ・剣に生き ・剣に斃れ
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巨星がまた落ち、銀河の歴史が1ページふたたびめくられる。疾風ウォルフが肩を震わす姿がなんとも痛ましい。
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結局人は他者との争いの中でしか自己を確立し得ないのか.群体としても争い,個体としても争い,一体この生命体の存在意義とは何なのだろう.
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ヤンが死んで残り2冊もあるのか…と思ってたらちゃんとドラマがあった。 陰謀から抜け出せないことを知ってあえて戦いを挑むロイエンタールはかっこいいなぁ。
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銀英伝もいよいよ大詰めの第九巻でございますが、ここでなんの脈絡もなく「ネタバレについて考えてみた」をお送りします! そもそもネタバレとはなんぞや?という話なんですが、ウイッキー先生によると 〜ネタバレとは、作品(小説、劇、テレビ番組、映画、漫画、ゲームなど)の内容のうちの、物語上の仕掛けや結末といった重要な部分を暴露してしまうこと。またはその情報のこと。物語性のある内容以外にも、生中継ではないスポーツの勝敗などが意図せず露見してしまうことに対して用いられることがある〜 とのことです まぁね、肝心なネタバレの範囲については、いろいろなご意見、考え方があると思うし、あっていいと思うんですね どこからをネタバレとするかってのは本当に難しいと思うんです 共通の答えを見つけるのはほぼ不可能とも思うんですが、少なくともいわゆる推理モノで犯人やトリックなんかをそのものズバリ出しちゃうのはなしにしましょうよってのは理解を得られるんじゃないかと思うんですよね そんなん普通に営業妨害で、作家さんへの冒涜だと思うし、そんなことするのまじサイコパスか!って思っちゃいます で、なんで急にこんなこと言い出したかっていうと、ネット上で『銀英伝』は古い作品でアニメとかにもなった超有名作だからネタバレしてもOKって言ってる人がいて、もう(゚Д゚)ハァ?じゃないですか? いやいやいや、いいわけないやろ! 『銀英伝』が書かれたころにはまだ生まれてない子たちだってたくさんいるんやで!その子たちにも楽しく読んでほしいとか思わんのか!作品に対する愛はないのか! つかお前異星人か!そんなん言い出したら古典は全部ネタバレOKか!オールOKか!キラ・ヤマト、フリーダム、行きま〜すか!いやそれはオールグリーンだわ、か! そもそもネタバレがOKになった瞬間なんかないわ!って話だと思うんですよね 繰り返しになりますが、範囲についてはいろいろありますよ それは認めます でも、ネタバレ自体の是非で言ったら常に非だと思うんですよね まぁ、そう思うんならその人に直接言えって話かもしれませんが、変に絡まれても怖いじゃないですか だからこんなところで、ひっそりと言ってみました ひとつの意見ということで、自分の意見以外認めん!てことでもありません あしからず
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「"帝国の双璧"、相撃つ―――。」 ユリアン・ミンツを後継者としてイゼルローン共和政府を樹立した元・不正規隊(ザ・イレギュラーズ)のメンバーたち。ヤン・ウェンリーという偉大な指導者を失った組織を立て直すため、仲間たちと共に奔走するユリアン。 一方の銀河帝国では、新領土(ノイエ・ラント)総督で、"帝国の双璧"の一人として称えられるロイエンタールに、叛旗の意ありとの噂が流れる。馬鹿な噂と一笑に付した皇帝ラインハルトは、ロイエンタールからの招待状を受け、少数の部隊を率いて惑星ハイネセンへと向かう。しかし、その途上で立ち寄った惑星ウルヴァシーにて、ラインハルトは襲撃を受ける。ラインハルトは何とか難を逃れることが出来たが、上級大将ルッツを喪うこととなる。 この襲撃がロイエンタールの叛意であると信じられないラインハルトだが、彼の者からの弁明も何もなく、遂にはロイエンタールを反逆者として粛清することに決める。討伐軍の指揮を執るのは、"帝国の双璧"のもう一人でロイエンタールの無二の親友、ミッターマイヤーであった―――。 前巻のヤン・ウェンリーに続いて、今度は帝国側で偉大な人物の死が訪れる。地球教によって蒔かれた"種"によってもたらされた動乱であったとはいえ、ラインハルトとロインエンタールの信頼関係であれば容易に回避できるものであったはず。しかし、それを回避することは出来なかった。「稀代の用兵家である天才、ラインハルトに挑むことができる場が生まれてしまった」―――ロイエンタールをして、対決するに至ったそれに勝る理由はなかったのだ。 ロイエンタールの死によって内乱が終結した後、ヒルダに自身の子が宿ったことを知ったラインハルトは、改めてヒルダに求婚し、正式に妃として迎え入れることとした。しかし、その幸福の裏側で、病は彼の皇帝の身体を確実に蝕んでいたのであった―――。 次巻、ついに最終巻。果たしてこの銀河を舞台にした壮大な物語はどのような結末を迎えるのか。
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歴史書というスタイルを取っているが故に、当時は互いに知ることが出来なかった事実がのちにパズルのピースを組み立てるようにわかってきて、当事者の思うままに進まなかったことというのが同時並行に、または直後に解説的に証される。それを読者はなんとももどかしい気持ちで、また現実の自身に引き...
歴史書というスタイルを取っているが故に、当時は互いに知ることが出来なかった事実がのちにパズルのピースを組み立てるようにわかってきて、当事者の思うままに進まなかったことというのが同時並行に、または直後に解説的に証される。それを読者はなんとももどかしい気持ちで、また現実の自身に引き当ててこの物語に涙し、心を揺さぶられるのだ。 ラインハルトが厨二病に見えなくもないけれど、やはり傑出した才能を持っている人間はひと味ちがうものだということで味わっておこう。 8巻の後、ここまで世界が変わってしまうなんて・・・・。
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遂にロイエンタールとミッターマイヤーの物語に終止符が打たれる。 なぜこんなことに、と思うものの、意外とこうしたとんでもない外部の思惑に振り回されて 話が大きくなり動かざるを得なくなるというのは真実だとも思う。 自分であれば、聞き届けられないとしても申し開きをしたいところではあるが。 赤ちゃんの話は少ないながらも希望の光である。
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本編の締めくくり10巻に向かう手前の9巻。大団円に向かうというよりは各所に不穏さを感じさせる事件が多い。特にロイエンタールの立ち回りはキャラとしては如く在るべしという感じだけどその心情を想像するとなかなかやりきれないものがある。でも申し訳ないがやはりそこが彼の魅力。
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前巻でヤン・ウェンリーが死んでしまいイゼルローン御一行様のテンションが下がるかと思いきや彼等は彼等なりに出来ることをやり始めた。 一方のラインハルトの陣営では、表向き法に触れない悪い事をしていたラングや地球教、ルビンスキー等の画策によりついにあの人が覇道を選択する事になる。 ...
前巻でヤン・ウェンリーが死んでしまいイゼルローン御一行様のテンションが下がるかと思いきや彼等は彼等なりに出来ることをやり始めた。 一方のラインハルトの陣営では、表向き法に触れない悪い事をしていたラングや地球教、ルビンスキー等の画策によりついにあの人が覇道を選択する事になる。 最後は少しだけ救われる気がしました。 何れにしても次が最後の一巻です。
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