幽霊狩人カーナッキ の商品レビュー
国書刊行会版を95年に文庫化した9編収録の短編集。しかし翻訳がばらばらと評判悪く、08年に創元推理文庫から新訳で「幽霊狩人カーナッキの事件簿」が発売された。同じ9編に初訳の1編を加えている。感想はそちらにまとめます
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積み本。国書刊行会版の文庫化。ボーダーランド三部作やナイトランドを書いたW.H.ホジスンの超常現象を扱う探偵カーナッキ連作集。翻訳が玉石混交で中断。 東京創元社の新訳を注文中。 【追記 】早くも品切。 後に東京創元社版をamazonで入手。
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William Hope Hodgson, 1877年11月15日 - 1918年4月17日 日本語訳では幽霊狩人・ゴーストハンターとあるが原題は『CARNACKI THE GHOST-FINDER』 FINDERは発見者・見破る者であり、相手を滅ぼし倒す者ではない。 カーナッ...
William Hope Hodgson, 1877年11月15日 - 1918年4月17日 日本語訳では幽霊狩人・ゴーストハンターとあるが原題は『CARNACKI THE GHOST-FINDER』 FINDERは発見者・見破る者であり、相手を滅ぼし倒す者ではない。 カーナッキはまさにその立場から怪異に対面する。 ホームズと同時代に英国で生まれた心霊研究者譚。 収録作品 ・見えざるもの (The Thing Invisible) ・魔物の門口 (The Gateway of the Monster) ・月桂樹に囲まれた館 (The House Among the Laurels) ・非響の部屋 (The Whistling Room) ・街はずれの家 (The Searcher of the End House) ・見えざる馬 (The Horse of the Invisible (The Unseen Horse) ・ジャーヴィー号の怪異 (The Haunted "Jarvee") ・発見 (The Find) ・外界の豚 (The Hog) 解説:荒俣宏
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幽霊狩人、という言葉からして「ゴーストハンター」そのものなわけですが。ときどきやたらと科学的です。かと思いきや、しっかりオカルトでもあるし。果たして怪異の原因は幽霊なのかそれを騙る者なのか。「なんだ、人間の仕業か」と思ったり、いやいや実は科学で説明のつかない何かだったり。それぞれ...
幽霊狩人、という言葉からして「ゴーストハンター」そのものなわけですが。ときどきやたらと科学的です。かと思いきや、しっかりオカルトでもあるし。果たして怪異の原因は幽霊なのかそれを騙る者なのか。「なんだ、人間の仕業か」と思ったり、いやいや実は科学で説明のつかない何かだったり。それぞれがどちらの結末になるのか、不思議な読み心地のホラーでした。 お気に入りは「見えざる馬」。これが一番不気味に感じました……。
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胡散臭さ爆発、ホラー系推理小説。日本では幽霊探偵という名前でも紹介されておりまして、自分的には此方の呼び方が好きです。 偏屈のカーナッキさんが気が向いた時友人を招いて自分の体験した話を聞かせるというシチュエーション。最後に必ずカーナッキさんが友人達に言う「さあ、帰りたまえ」という...
胡散臭さ爆発、ホラー系推理小説。日本では幽霊探偵という名前でも紹介されておりまして、自分的には此方の呼び方が好きです。 偏屈のカーナッキさんが気が向いた時友人を招いて自分の体験した話を聞かせるというシチュエーション。最後に必ずカーナッキさんが友人達に言う「さあ、帰りたまえ」という台詞がとても素敵です。
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