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眠れなくなる宇宙のはなし の商品レビュー

3.7

123件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    46

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

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2013/03/07

この本を手に取るきっかけとなったのが、「宇宙の地図」という写真集のような図鑑のような本でした。 星空にロマンチックな気分になるのは、少女漫画などに育まれた乙女ゴコロなんだろうが、宇宙にロマンを感じるのは、そのむかし読んだ「ソフィーの世界」がきっかけな気がする。 あれって哲学の本...

この本を手に取るきっかけとなったのが、「宇宙の地図」という写真集のような図鑑のような本でした。 星空にロマンチックな気分になるのは、少女漫画などに育まれた乙女ゴコロなんだろうが、宇宙にロマンを感じるのは、そのむかし読んだ「ソフィーの世界」がきっかけな気がする。 あれって哲学の本だけど、最後のほう宇宙のはなしになるんだよね。 哲学って自分や他人や周りの世界とは何ぞやということを考える学問だから、フロンティアとして宇宙を目指すのは当然の成り行きだったわけですね。 だから、この本もはじめのほうは哲学的な宇宙のはなしで、歴史のロマンも感じるわたし…(笑) 理系知識は義務教育レベルもあやしい文系女子には、??で脳内が埋め尽くされるような理論もあり、特に最後のほうは意味不明だったけど、世界史的知識を掘り起こしつつ、じっくりじっくり読みました。 ほんともうスケールが大きすぎて気が遠くなりそうですが、本当にこんなことが事実だと解かっていること自体もすごすぎて、人類の英知にただただ脱帽です。 さらっと発見しましたとか考えましたとか書いてるけど、そこに至るまでの苦労や情熱や知恵を思うと、半端ないね。 とにかく、知れば知るほど知らないことが増えてきて、世界は謎と不思議に満ちている、と。 創作より現実のほうがミステリーでファンタジーかも。そして、ロマンチックだ。 毎晩、寝る前に読んでいたんだけど、各章の終わりにある「それでは、今晩はこの辺で。おやすみなさい」を読むと、気持ちよく本を閉じて寝られたのもよかった。千夜一夜物語みたいーとちょっと楽しい気分になれましたし。

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2013/02/27

「宇宙はどのような構造を持っているか」「宇宙の始まりはどうなっていたのか」というテーマについて古代から現代までの人々がどのように考えてきたかが紹介されている本 最新の研究の内容についてはどうしてもすんなり理解することが出来なかったけど、想像力を刺激する様々な考え方が提示されていて...

「宇宙はどのような構造を持っているか」「宇宙の始まりはどうなっていたのか」というテーマについて古代から現代までの人々がどのように考えてきたかが紹介されている本 最新の研究の内容についてはどうしてもすんなり理解することが出来なかったけど、想像力を刺激する様々な考え方が提示されていて面白かった 高校時代に地学をちょろっと習ったが、天文学の分野に関してまた勉強し直したくなった 続篇も出ているようなのでそちらも読みたい

Posted byブクログ

2013/02/04

古代の人の宇宙像や宗教、歴史、暦の成り立ちなどが素人にもわかりやすくかかれている。 どうでもいいなとなる部分もあるが全体的に面白く読み進められる。 挿絵があるのでイメージはしやすい。 全7章あり、寝る前に1章ずつ読むのがいい。

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2013/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

太古の昔から、現代にいたるまで星の、宇宙の認識の歴史は、非常に面白い。 途中に出てきた、アイザック・アシモフの「夜来たる」が読みたくなった

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2012/12/09

面白かった。途中から難しくなってきて眠れなくなるどころか眠くなってしまってなかなか前に進まなかったのだけど^^; この本を読んで一番感じたのは、宗教や哲学や数学や宇宙学って切り離せない(というより根っこが一つ)のだなあ、ということ。 哲学や数学や、最新の宇宙理論に興味が湧いたので...

面白かった。途中から難しくなってきて眠れなくなるどころか眠くなってしまってなかなか前に進まなかったのだけど^^; この本を読んで一番感じたのは、宗教や哲学や数学や宇宙学って切り離せない(というより根っこが一つ)のだなあ、ということ。 哲学や数学や、最新の宇宙理論に興味が湧いたので、次はそこらへんの本を読もうかと思います。

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2012/12/04

古代からの宇宙に対する考え方や、宇宙学の発展の過程を書いた本。 純粋に、だれにも見える空の現象を、数学的・物理的に立証できる人間の英知と努力に感心させられました。 難しい内容をとても解りやすく解説される著者の、柔らかい文体が心地よかった☆ また、「こんばんはここまで、おやすみなさ...

古代からの宇宙に対する考え方や、宇宙学の発展の過程を書いた本。 純粋に、だれにも見える空の現象を、数学的・物理的に立証できる人間の英知と努力に感心させられました。 難しい内容をとても解りやすく解説される著者の、柔らかい文体が心地よかった☆ また、「こんばんはここまで、おやすみなさい」的な、各章最後のシメのお言葉がおちゃめ♪

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2012/11/08

刺激的な最新の科学技術と言うよりは、宇宙を古代中世の知識層はどう捉えたかという哲学や自然科学の基礎に関する話題が中心。 千と一夜続いた物語よろしく一夜ずつ区切られた短篇集のようになっているので、読みきりやすい。 それだけ。

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2012/10/21

宇宙を発見してきた歴史が分かりやすくて、ほほーう!となる。宇宙自体のことも、分かりやすく解説してくれてる。読むと宇宙がだいぶ身近に感じられる

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2012/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

簡易版宇宙創成といったところか。異星人の存在とか隕石とかちょっとオカルト寄りの話を期待していたからか宇宙観や理論の話が続いて眠くなってしまったケド知識として備えておいて損はない。勿論、量子論の話なんかを本気で学ぼうと思うならもっと専門的な学術書をあたらねばならないが、超ひも理論や相対性理論や先人の宇宙モデルなど興味はあっても言葉で聞くと難解に感じて敬遠してしまう人はこの本ならイラストも豊富で(決して上手いとはいえないが)比較的わかりやすく学べるだろう。あと終盤に出てくるひもとブレーンの話はかなり空想に頼りすぎていないだろうか、と個人的に思う。

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2012/08/05

宇宙すごいおもしろい。哲学とかアートとか文化とか、そんな人間が何考えてきたなんて、ちょーちっちゃいことだなあって思った! この本のピークは第一章と最終章。それでもすごくおもしろい。世界は不思議だらけ、自然は世界は偉大で越えられなくて、そこにあって! この感覚、大切にして生きていき...

宇宙すごいおもしろい。哲学とかアートとか文化とか、そんな人間が何考えてきたなんて、ちょーちっちゃいことだなあって思った! この本のピークは第一章と最終章。それでもすごくおもしろい。世界は不思議だらけ、自然は世界は偉大で越えられなくて、そこにあって! この感覚、大切にして生きていきたいなあ。

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