最後の授業 の商品レビュー
また、会ったこともない人を看取った感覚。日本人ではなかなか言葉にならないブラックジョーク(笑) 生を使い切るってこういう生き方なんだろう。まあ、自分が逝くときは間違いなく最後の授業をできるような状況ではないだろうが、たった一人でもいいから聞いてほしい、覚えていてほしいというちっぽ...
また、会ったこともない人を看取った感覚。日本人ではなかなか言葉にならないブラックジョーク(笑) 生を使い切るってこういう生き方なんだろう。まあ、自分が逝くときは間違いなく最後の授業をできるような状況ではないだろうが、たった一人でもいいから聞いてほしい、覚えていてほしいというちっぽけな望みだけをもって生きよう。そう、パンドラの箱の底に残る“希望”のように。
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たぶん買ったまま10年以上放ってあった。妻に捨てると言われて読み始めたらあっという間に読み終わった。本人も最後に書いているが、学生向けの講義でありながら、遺される家族、特に子供達へのメッセージ。(死が迫っていること以外は)恵まれている、と見るのは簡単だが(妻はそちらの気持ちばかり...
たぶん買ったまま10年以上放ってあった。妻に捨てると言われて読み始めたらあっという間に読み終わった。本人も最後に書いているが、学生向けの講義でありながら、遺される家族、特に子供達へのメッセージ。(死が迫っていること以外は)恵まれている、と見るのは簡単だが(妻はそちらの気持ちばかり膨らんだらしい)、家族への向き合い方や仕事など、自己を振り返るきっかけになりそう。子供たちに読んで欲しいがさて…
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自分の夢に向かって、ただひたすらに 運命は自分で動き出す レンガの壁がそこにあるのは、壁の向こうにある「何か」を自分がどれほど真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているのだ
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著者はすでに亡くなった。 海外の格言の中には、 日本ではズバリ言い当てられていないような、 シンプルに本質を突くものがある。 たとえば本書の、 「部屋に象がいたら、まず象を紹介しなさい」 など。 特にこの本はタイトルどおり最後の授業なので、 良質のそれらがちりば...
著者はすでに亡くなった。 海外の格言の中には、 日本ではズバリ言い当てられていないような、 シンプルに本質を突くものがある。 たとえば本書の、 「部屋に象がいたら、まず象を紹介しなさい」 など。 特にこの本はタイトルどおり最後の授業なので、 良質のそれらがちりばめられている。 「なぜ生きる」という問いがあるとしたら これから長くは生きられない人こそが それに近づく説得力ある話をしてくれる、 と感じた。
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膵臓癌で余命宣告を受けたランディ・パウシュ教授が2007年9月18日にカーネギーメロン大学で行った「最後の講義」は、YouTubeなどによる動画配信もあり、全世界で大きな反響を呼んだ。本書は、その内容をまとめたものであり、補完するものであり、続編でもある。 ランディ・パウシュ教...
膵臓癌で余命宣告を受けたランディ・パウシュ教授が2007年9月18日にカーネギーメロン大学で行った「最後の講義」は、YouTubeなどによる動画配信もあり、全世界で大きな反響を呼んだ。本書は、その内容をまとめたものであり、補完するものであり、続編でもある。 ランディ・パウシュ教授は、小さな頃に抱いた数々の夢を叶えてきた。そういう意味で比較的悔いの少ない人生ではないかと思う。そんな彼にとって、幼い子供たちを残して逝くことは、最大の心残りだと思う。この気持ちは、同じ小さな子供を持つ親として痛いほどよくわかる。 そして、「最後の講義」や本書は、彼から彼の子供たちに向けられたものであり(講義の最後でもそう言っている)、子供たちのこれからの成長を直接見守ることができない氏自身のためであると確信した。だからこそ、そのメッセージが我々の心にも響くのだと。
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余命数ヶ月と宣告された時未来の子どもへ伝えようとしたこと。著者自身の生き方、言葉、そして行動そのものに心動かされる。講義のDVD映像を見ていると亡くなった中学時代の恩師を思い出した(顔も似て見えてきた)。近く、また墓参りに行こう。
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膵臓がんという最悪の癌の宣告を受けてなお、死への準備ができるのでラッキーだ、と言えるポジティブに衝撃。彼の家族への愛、教師という仕事への愛を、この本を通じて感じることができた。 彼が誰にも話したことのない秘密でnot proud of な話をしれたり、ああこの人はほぼ成功してこの...
膵臓がんという最悪の癌の宣告を受けてなお、死への準備ができるのでラッキーだ、と言えるポジティブに衝撃。彼の家族への愛、教師という仕事への愛を、この本を通じて感じることができた。 彼が誰にも話したことのない秘密でnot proud of な話をしれたり、ああこの人はほぼ成功してこの地位を築き上げたんじゃないんだな。彼は、失敗者が成功者になる典型的な例を教えてくれた。
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自分の人生の最後が見えていた人の自伝はやはり心の奥に刺さるものがあった。いま、自分が健康で明日も生きられると言う根拠のない自信に満ち溢れている存在であるということを思い知らされた。若い人たちでも十分に読む価値のある作品。
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いい人生を送れたと自信を持って言えるということは、その人が一生懸命生きてきた証拠だということ。 時間の大切さ、夢に向かっていく上での気持ちの強さ、色々学べる一切でした。 #読書 #読書記録 #読書倶楽部 #ランディパウシュ #矢羽野薫 #最後の授業 #僕の命があるうちに #20...
いい人生を送れたと自信を持って言えるということは、その人が一生懸命生きてきた証拠だということ。 時間の大切さ、夢に向かっていく上での気持ちの強さ、色々学べる一切でした。 #読書 #読書記録 #読書倶楽部 #ランディパウシュ #矢羽野薫 #最後の授業 #僕の命があるうちに #2017年37冊目
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
膵臓がんで、余命宣告された後、3人の幼い子供たちに伝えたいという思いで取り組んだ「最後の授業」。 私にはどの部分が授業だったのか?いまいちよくわかりませんでしたが、どうしようもなく残してしまう家族への温かい思いが赤裸々につづられていました。 周りの方々への感謝の思いもとっても良かった。 自分の今している研究を続けてくれる後輩への思い。 恩を後輩に返していくという思いも暖かい。 死を前にしてこれだけ前向きに生きられるパウシュという人格が素晴らしかった。
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