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任天堂Wiiのすごい発想 の商品レビュー

2.6

14件のお客様レビュー

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2012/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私が物心ついたころには、寝室のテレビの前にはファミコンとドラクエ3が置かれ、夜な夜な父がプレイするのを眺めていた。 そういう世代だからだろうか、「ゲーム=任天堂」というイメージが強く脳裏に焼き付いていて、未だに任天堂のゲーム機を見るとワクワクしてしまう。 だからかも知れないが、この本の分析にある"任天堂がファミコンで名を上げたのは、開発から販売までのエコシステムの設計にある"という文を目にした時には、なぜか寂しい気持ちになった。 「なんだ、任天堂がゲーム発祥の地ってワケじゃないんだ…」 いや、そんなことわかっていた。わかっていたけども、改めてこういう冷静な分析をされると、子どもの頃夢中になってテレビ画面にかじりついたあの思い出が、なんとなく消えてしまいそうで悲しくなってしまったのだ。 と、個人的な感想はこのような感じ。 内容自体は、業界全体、もしくはその中の企業を鋭く分析していて、ゲームに興味がある人ならおもしろく読むことができるだろう。 少し欲を言うならば、もうちょっと多様な情報源から独特な分析もして欲しかった。

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2011/10/24

Wii や DS などの発想はどのようにすればできるのか、その発送方法などが書いてあるが、若干任天堂礼賛型の文章だと思う。 これよりも、「任天堂 驚きを生む方程式」の本がよいと思う。

Posted byブクログ

2011/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

機械としての性能を優先しているのはコアーなユーザからの受けはいいが、新たらユーザを作ることは難しい。そのため、性能面で充実したPS3は苦戦するのである。 DSやwiiはあくまでもおもちゃとしての基本にこだわった為、新たなユーザを作ることができ、ここまでの成功したのである。 確かに、ヘビーユーザ以外にここまで受けをよくし、ゲームばかりするなと怒鳴っていた親をユーザにしたのは大きな功績ではある。 しかし、限界もある。 DSはどこまでおもちゃにこだわり続けるか、どこかのタイミングで情報端末に変化するかでDSの可能性(運命)は変わる。 いまの3DSを見る限りはまだ情報端末への変化はしてはいないが、とはいえおもちゃにだけこだわっていると言うにはなにか違う気もする。 wiiの場合は特化したもの(たとえばWii Fitの場合、Wii Fitそのものは大きな成功をしたものの、あまりに専用化すぎたため、2作目がいまだに発売してないなど、)は多いか、いつかユーザは飽きてしまう。その時にどうするか。 2008年にはやだら任天堂関係の書籍が多く発行された。 それだけに、dsやwiiの成功が輝かしいことだよね。 この本もそのひとつではある。 ただ、徹底的にアウトソーシングにこだわる任天堂のリスク管理に関する部分は興味をざっくりしか書いてなかったので残念。

Posted byブクログ

2011/01/31

ゲーム業界で利益を得るためには、有力なソフトの供給(つまりはサードパーティからの支持と連携)とユーザの確保が不可欠。拘泥し続けた「おもちゃ屋」イズムに徹底しつつのWii/DSによる復活劇、これには痺れた。単なる任天堂の動向を知る、に限らず、ビジネス書として学ぶものも多かった

Posted byブクログ

2011/03/28

いかにしてWii&DSは爆発的ヒットを生み出したか。家庭用ゲーム機市場を完全制覇。なぜ任天堂だけ売れるのか、ヒットを連発する発想法、開発法、社風の秘密に迫る。(e-honより) 任天堂、純利益過去最高の記事をUPした後に、図書館でちょうどいい書籍を見つけたので借りてみた。任天堂...

いかにしてWii&DSは爆発的ヒットを生み出したか。家庭用ゲーム機市場を完全制覇。なぜ任天堂だけ売れるのか、ヒットを連発する発想法、開発法、社風の秘密に迫る。(e-honより) 任天堂、純利益過去最高の記事をUPした後に、図書館でちょうどいい書籍を見つけたので借りてみた。任天堂の歴史やTVゲーム業界について、詳しく記述されていたのでおもしろかった。しかし、参考にするべき経営手法は発見することができず、WiiやDSの販売数、利益額などの説明と著者の表面的考察ばかりで残念な感想だ。ただ、任天堂の企画・販売・製造などのこだわりは、さすがだなと思う部分がいくつかあった。 例えば、製造について。任天堂は自社工場を持たず、すべて外注にて製造している。いわゆるファブレスメーカーなので、在庫調整など行う必要もなく、これだけの不況下での利益創出も納得できる。またハードの設計時に、高機能化ばかりに注力しないで、どんなソフトを提供してハード特性を引き上げるかという両面から開発したのは素晴らしい。事実、任天堂はソフト売上が全体の1/3を占めている優良ソフトメーカーでもあるのだ。いくら素晴らしいハードでもソフトがおもしろくなければ売れないということをしっかり理解していたのだ。 独占市場性の強いゲーム業界だけにできた方法もあるので、特殊といえばそうなのかもしれない。しかし、あくまでも「ゲーム屋」に徹底した経営手法は、多角化経営をしてきた企業にとっては学ぶところも多いのではないかと思う。不景気に左右されにくい事業を創出することが、強い企業へと育てていくのだ。

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2010/02/28

誤記や、主観に基づいた考えをさも一般論のように語っている箇所が目立つ。同じことを繰り返し書いている箇所もあり、わかりにくかったです。 もしかしたら自分も業務内で、同様の分かりづらいメールやレポートを書いてしまっているんじゃないか。と自分の文章を省みることができました。 (20...

誤記や、主観に基づいた考えをさも一般論のように語っている箇所が目立つ。同じことを繰り返し書いている箇所もあり、わかりにくかったです。 もしかしたら自分も業務内で、同様の分かりづらいメールやレポートを書いてしまっているんじゃないか。と自分の文章を省みることができました。 (2008年7月読了)

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2010/05/21

○ソニーの敗因は「メーカー」であったこと ○「メーカー」は製品の性能を上げることがすべてだという本能がある ○任天堂はソフト会社。ソフトのためのハードなのでローテクの域を出ない。が、 ○切り捨てることを知っている会社とそうでない会社の違い。 ○任天堂はファブレスメーカー。部品・...

○ソニーの敗因は「メーカー」であったこと ○「メーカー」は製品の性能を上げることがすべてだという本能がある ○任天堂はソフト会社。ソフトのためのハードなのでローテクの域を出ない。が、 ○切り捨てることを知っている会社とそうでない会社の違い。 ○任天堂はファブレスメーカー。部品・組み立てすべて外注。 ○DSはダブルスクリーンの略。 ○自前の技術をもたないから、それは技術力がないという意味ではない。 むしろ、既存の技術を使う分、その技術に関して本家より詳しくなければならない。

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2011/07/13

ニンテンドーDSとWiiについて。インタビュー等はなく一般消費者の意見に留まっている。誤植も多い。タイトルから期待するような内容は無い。

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2009/10/04

2009年1月に開催した社会人コミュニティの勉強会で使用した本です。 ファミコンからWiiまで、ゲーム市場の歴史を一通りおさらいすることができます。 中でも注目すべきは、ニンテンドーDSとWiiを空前のヒット商品に仕立て上げた、 同社のブルーオーシャン戦略。 メーカー等で商品開発...

2009年1月に開催した社会人コミュニティの勉強会で使用した本です。 ファミコンからWiiまで、ゲーム市場の歴史を一通りおさらいすることができます。 中でも注目すべきは、ニンテンドーDSとWiiを空前のヒット商品に仕立て上げた、 同社のブルーオーシャン戦略。 メーカー等で商品開発を担当されている方は特に、必見です。 レビュー者:河内 奈々[商社]

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2021/11/12

ファミコンからWiiまで、ゲーム市場における任天堂の栄枯盛衰が書かれていてとっても面白い。 ニンテンドーDS及びWiiの販売により、新しいターゲット層を取り込んだブルーオーシャン戦略はお見事。今後もソニーとの攻防戦に注目。

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