ある子殺しの女の記録 の商品レビュー
神保町澤口書店で購入。 「子殺しの女」というショッキングな題名から、現代日本でもよくある虐待死でもやったのかと思ったら、妊娠(とはいえ行きずりの男性に酔わされて無理矢理だったらしい)して堕胎して「赤子殺し」の罪で衆人の前で死刑にされた女性、ズザンナ・マルガレーテ・ブラントの裁判記...
神保町澤口書店で購入。 「子殺しの女」というショッキングな題名から、現代日本でもよくある虐待死でもやったのかと思ったら、妊娠(とはいえ行きずりの男性に酔わされて無理矢理だったらしい)して堕胎して「赤子殺し」の罪で衆人の前で死刑にされた女性、ズザンナ・マルガレーテ・ブラントの裁判記録についての本。当時は堕胎は極刑という世の中だったけれど、事情が事情だから死刑はやはりひどぐねえが。裁判ってなんだろう。 この事件が起こった街に当時弁護士だったゲーテが住んでいたそうで、ズザンナは「ファウスト」に出てくる不幸な恋人グレートヒェンのモデルになったのではないか、なったに違いないと言われている。名前もマルガレーテだし。 ファウスト愛好家には、面白い本かもしれない。
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