1,800円以上の注文で送料無料

憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言 の商品レビュー

3.4

17件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2009/10/04

僕と同世代の作家では、辛酸なめ子さんが、あれだけブログが読まれていながら、ちゃっかり岩波のブックレットで憲法9条護憲派としての立場を表明されつつ、そのこと自体は自身の日記などで全く触れてないことなど、プロっぽくって感心した。 ただ、本書に掲載されていた、なめちゃんの文面を読ませて...

僕と同世代の作家では、辛酸なめ子さんが、あれだけブログが読まれていながら、ちゃっかり岩波のブックレットで憲法9条護憲派としての立場を表明されつつ、そのこと自体は自身の日記などで全く触れてないことなど、プロっぽくって感心した。 ただ、本書に掲載されていた、なめちゃんの文面を読ませていただいたのですが、ギャグが全く含まれていないのは大変残念だった。あれでは何のために辛酸なめ子がこの仕事を受けたのか、その意図が見えにくくなっちまうだけだ。岩波書店刊の護憲ブックレットにこそ、彼女がいつでも引き出せる皇室ギャグや、オカルト説法が生きたと思う。それ自体は決して不誠実な態度にはならんでしょう。それが不誠実なら、辛酸に原稿依頼してる岩波のほうがよっぽど不誠実だって話になっちまうだけで。 岩波を相手に、ギャグと護憲論を共存させる力量が、まだ辛酸になかったという。

Posted byブクログ

2009/10/04

買った本。 1人1ページから10ページほどで、改憲について述べている。玉石混淆で石が多い。中村哲さんの話が目から鱗だった。薄いので入門にはちょうど良かった。挫折せずにすむ。

Posted byブクログ

2009/10/04

久しぶりに読んだこの手の本。とても面白かった。 特に中村哲。美輪明宏。姜尚中。松本侑子。いつも思うけど、美輪明宏はすばらしい。冷たい厳しさのある文章を書くけれど、だけど根っこの暑さとか温かさとかが伝わってくる。戦争なんていらない。 すばらしい9条。泣けるよ。 変える必要なんてない...

久しぶりに読んだこの手の本。とても面白かった。 特に中村哲。美輪明宏。姜尚中。松本侑子。いつも思うけど、美輪明宏はすばらしい。冷たい厳しさのある文章を書くけれど、だけど根っこの暑さとか温かさとかが伝わってくる。戦争なんていらない。 すばらしい9条。泣けるよ。 変える必要なんてない。

Posted byブクログ

2022/11/20

 なんちゃって護憲派なわたしだが、結局平和は大事だというような趣旨の意見を沢山読んで、ちょっと明るい気分になった。今度は改憲派の意見も何か読まなくては。

Posted byブクログ

2009/10/04

どの人の文も簡潔で読みやすかったです。図書館にあったので私は借りて読みましたが、500円なので買っても損はしないと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

狙ってつくっているのがよく判る本です。この本づくりに参加している人たちの危機感も。私には一番最初に語られた中村哲さんの「私たちは憲法を護らなければいけないのではなく、憲法に護られているのだ」という実感が強く印象に残りました。 どうも、他のレビュアーの方の意見を見ていると、専門家で...

狙ってつくっているのがよく判る本です。この本づくりに参加している人たちの危機感も。私には一番最初に語られた中村哲さんの「私たちは憲法を護らなければいけないのではなく、憲法に護られているのだ」という実感が強く印象に残りました。 どうも、他のレビュアーの方の意見を見ていると、専門家でもないのに戯言を、的な意見が目に付くのですが、国際政治の専門家でなければ、戦争について語ってはいけないのでしょうか?戦争が始まってしまえば、即、身近に火の粉が降りかかるのは誰しも同じです。それが「嫌だ」と言って「やめましょうよ」と主張して何がいけないのか、と思います。自分は公平で、公正である、この本の著者の論は偏っている、などと言う人ほど、戦争という問題を他人事だと考えている気がします。あなたは隣の人間が死んでも良いですか?誰か知らない人間を殺すことが出来るのですか?話は切羽詰ったところまで来ています。

Posted byブクログ

2009/10/04

05/09/23読了。 憲法変えようとするジイサマは、戦争へ「行こう」とは言っても「行く」わけではない。被るのは若い世代でいい迷惑。しかもそこの子供はいいとこの子なので、それまた行かず。結局、苦しむのは庶民。そもそも戦争なんてするんじゃない!という話。どうなる日本?

Posted byブクログ