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若者はなぜ正社員になれないのか の商品レビュー

2.8

22件のお客様レビュー

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2020/07/18

https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480064349

Posted byブクログ

2019/05/04

なんだか、タイトルにだまされた感じ。 単なる個人が萌えたことばの寄せ集め。。 たしかにこの方は、ニートと言えど、いろいろ博識だと思う。 。。。けど、期待した内容では無かった。 しかし、最後は、、、、 〜以下、◇○本より抜粋、●・コメント〜 ◇p.87:「未来を知ってしま...

なんだか、タイトルにだまされた感じ。 単なる個人が萌えたことばの寄せ集め。。 たしかにこの方は、ニートと言えど、いろいろ博識だと思う。 。。。けど、期待した内容では無かった。 しかし、最後は、、、、 〜以下、◇○本より抜粋、●・コメント〜 ◇p.87:「未来を知ってしまった絶望と、未来を知らない絶望」 「未来を知ってしまった」タイプの若者は、おおむねやる気そのものを いちぢるしく削ぎ、、現状を打破する気力も威力もない。 『希望格差社会』は、このあたりを的確に描出している ●ははぁ、これが、就職氷河期で、はからずとも漏れてしまった 若者が陥るパターンかと思った。 でも、従来は無かったんだよな。こんな「自分さがし」する必要が。。。

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2017/09/24

内容は著者の就活体験記で、「若者はなぜ正社員になれないのか」という問題に対しての見解はなく、あくまで問いかけて考えてもらう、というスタンスで書かれています。冒頭の「本書について」というところで、その旨は書かれていましたが、せっかくなら自身の経験から何かしらの見解を出してくれてもよ...

内容は著者の就活体験記で、「若者はなぜ正社員になれないのか」という問題に対しての見解はなく、あくまで問いかけて考えてもらう、というスタンスで書かれています。冒頭の「本書について」というところで、その旨は書かれていましたが、せっかくなら自身の経験から何かしらの見解を出してくれてもよかったかな、と思いました。

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2013/08/09

本書は、学者さんが「フリーターやニートの実態」を調べて研究したものではない。 大学卒業後二年間、何もしていなかった26歳の「就職活動」のリアルな記録である。よく、「ちくま新書」で出たなと思う。 本書は、「なぜ」の答えに応えるものでなく、さらなる問いかけを、就職活動の葛藤を通し...

本書は、学者さんが「フリーターやニートの実態」を調べて研究したものではない。 大学卒業後二年間、何もしていなかった26歳の「就職活動」のリアルな記録である。よく、「ちくま新書」で出たなと思う。 本書は、「なぜ」の答えに応えるものでなく、さらなる問いかけを、就職活動の葛藤を通してふかめている。 自分も、就職活動に失敗した身分として正社員になれないことへの焦燥感はとても良く分かった。 本当に、大学卒業後就職に失敗すると、そこからはい上がることは難しいという社会の矛盾した現実があるのが確かで、著者は自分自身を実例としてそれを示してくれた。 著者さんは今無事に職にありつけたのだろうか・・・。

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2013/01/01

フリーターの立場だから、理屈で偉い人がどうこういう本より説得力がある。 色々な人生があるなぁ。 それを許容できる世の中であればいいんだけど。

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2012/09/18

 大学院を出てからブラブラしていた著者が一念発起して就活に挑むが、様々な困難にぶち当たり、その過程で仕事や現代社会について色々と考えを巡らすという話。  あまりにも社会性に欠けている気がするけど、芸術系の大学院を出ているせいか、視点がユニークで面白い。ただ、この本の結末には納得出...

 大学院を出てからブラブラしていた著者が一念発起して就活に挑むが、様々な困難にぶち当たり、その過程で仕事や現代社会について色々と考えを巡らすという話。  あまりにも社会性に欠けている気がするけど、芸術系の大学院を出ているせいか、視点がユニークで面白い。ただ、この本の結末には納得出来なかった。なぜその結論に至ったかのプロセスをもっとしっかり書いて欲しかったな。

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2012/06/07

中身のない内容がレトリックを駆使してだらだらと書かれているように感じた。筆者の隠しきれない自己陶酔が伝わってきた。

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2012/03/13

資料ID : 10800469 所在 : 展示架 請求記号 : 366.29||Ka97||728

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2012/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学卒業後の2年間何をしていたんですか。」 そんな質問が突き刺さる。 「この2年間・・・特に何をするわけでも無く、・・・ふらふらとしておりました」  言い終わった後の、ホウと濡れたため息は、男の賛嘆でなく、僕の安堵。終わったな、と言う感慨の、言葉にならない吐息である。 「正直に生きたい」 そう思っていても建前と本音を使い分ける。それが就職活動と言うものであるには変わりない。 「やりたいこと、やりたいことは何ですか」 その質問に悩み、そして苦しむ。自分にとって楽しいいことをやりなさい。やりがいの感じれることを仕事にしなさい。ただし、それが仕事となるとは限らない。 不安定と安定。安定を求めて職を求める。日に日に世間の目は冷たくなる。世間の目があるから正社員にならないといけない。何とか普通を手に入れたい。定職を得たい。そんなごく当たり前から就職活動を始める。その行動の1つ1つが記録されている。今生きている学生、就職活動に翻弄される学生。みんな悩んで考える。そうしてようやく1つの職を得る。 「やりたいことはなんですか」 就職活動する学生はまずここから入る。しかし、愚問。収入を倍にするために会社の利益を10倍にする。その為に社員は働くのであって、利益を増やすために経営者は社員を雇う。会社にとって利益を生まない社員は不要であって雇う必要性も無い。会社にとって必要な能力があるかどうか。採用の基準はそれ以外には無い。 就職するために企業にとって必要な能力を鍛える。働かせてください、仕事をください。そうやって必死に叫んで自分の能力を磨いて、他人と比べて、自分が優れていることを示す。そうしてリクルートスーツに身を包み、自己分析を行い、企業研究をしてその企業で利益を上げられる人となる。そういった人間になれる資質があるかどうか。それが問われる。 それでも自分に嘘をつくことなどできない。メッキははがれる。正直に自分と言う人間を売り出してそれに対応してくれる企業があるかどうか見極める。いくらやりたい仕事、やりたいことがあったとしてもそれに見合う能力が無ければ採用されない。そこを主張しても自分は売り込めない。まず、自分と言う存在を認めてもらい、その中でやりたいことに近づけていかなけれないけない。 やりたいこと。必ず就職の中で聞かれる。だけど、それだけでは就職はできない。自分を見つめ、そして企業と照らし合わせをして、始めて道は開ける。多くの企業とふれあい、そして感じ、考え、行動する。その当たり前のプロセスとたどって、やがて就職へと結びつく。大企業へ行きたい。やりたいことだけでは職は見つからない。どこかに必ず必要としてくれる人はいる。それを見つけることこそが就職活動の意義なのではないだろうか。

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2012/01/04

データや仮説満載の新書を期待すると投げ捨てたくなるだろう。芸大大学院修了後、二年間フラフラしていた著者が安定を求めて就職活動に奮闘するノンフィクション。企業は採用の際に、何ができる人材であるか、より二年間の空白と正規雇用のない職歴を見るようだ。何をしてきたか?これは確かに重要だが...

データや仮説満載の新書を期待すると投げ捨てたくなるだろう。芸大大学院修了後、二年間フラフラしていた著者が安定を求めて就職活動に奮闘するノンフィクション。企業は採用の際に、何ができる人材であるか、より二年間の空白と正規雇用のない職歴を見るようだ。何をしてきたか?これは確かに重要だがそれは何ができるかには直結しない。また、できることをアピールできない場合もある。企業は、もっと正規雇用する人材を慎重に見たほうがよい。

Posted byブクログ