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「海洋国家」日本の戦後史 の商品レビュー

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2017/09/24

1965年前後のインドネシアと日本を舞台にした商社系小説を読みたくなりました。山崎豊子さんの『不毛地帯』のような。。

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2013/08/22

東南〜東北アジアの戦後史。脱植民地、冷戦と言った文脈上でしか近現代アジアの国際政治を語れないあたりに、大航海時代〜植民地主義時代の西欧の影響力の強さを感じる。中東やアフリカも同じなのだろうか…。 多分、日本も大きく影響を受けている。幸か不幸か、「影響」の意味合いが全く違うが。

Posted byブクログ

2012/01/29

アジアの冷戦期の外交史を日本との関係でまとめている。「独立」「革命」の時代から「開発」の時代への移り変わりについて、そこでの日本の役回りについて、そして、その流れが東南アジアから中国へ波及した点について指摘されている。この見方は新鮮だった。

Posted byブクログ

2014/10/27

[ 内容 ] 戦後世界でアジアほど、巨大な変貌を遂げた地域は他にない。 独立と革命、冷戦と内戦で覆われたかつてのアジアは、世界で最も経済的活力に溢れる地域へと姿を変えた。 一体何がこのアジアの変貌をもたらしたのか。 その鍵を握る海域アジアの戦後史は、海洋国家・日本の歩みと軌を一に...

[ 内容 ] 戦後世界でアジアほど、巨大な変貌を遂げた地域は他にない。 独立と革命、冷戦と内戦で覆われたかつてのアジアは、世界で最も経済的活力に溢れる地域へと姿を変えた。 一体何がこのアジアの変貌をもたらしたのか。 その鍵を握る海域アジアの戦後史は、海洋国家・日本の歩みと軌を一にするものであった。 アメリカの冷戦戦略やアジアにおける大英帝国の解体、そして「中国問題」の台頭というアジアの現在を形作った劇的な時代における日本の秘かな航跡を描き出し、再び政治の時代を迎えつつあるアジアの中での新たな役割を提示する。 [ 目次 ] 第1章 「アジア」の誕生―バンドン会議と日本のジレンマ(「アジア」の誕生 バンドン会議への招請状 ほか) 第2章 日本の「南進」とその波紋―独立と冷戦の間で(立ちはだかる戦争の傷跡 賠償交渉という関門 ほか) 第3章 脱植民地化をめぐる攻防―日英の確執、中国との綱引き(「南進」の深化と行方 イギリス帝国再編の試み ほか) 第4章 戦後アジアの転換点―一九六五年(九・三〇事件―謎のクーデター スハルト少将の裏切り、事件の謎 ほか) 第5章 アジア冷戦の溶解―米中接近と「中国問題」の浮上(米中の「手打ち」、冷戦と革命の放棄 中国に急接近する日本 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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