賢者はベンチで思索する の商品レビュー
平凡な女の子と不思議な老人との物語 犬があれされてるのは嫌な描写でした 動物好きは注意 なんでもない日常の中で思いがけない出来事があって、大事な事に気付いたり考えたり感じたりしてくりこは成長してく その様子がなんかこう、頑張れーって感じです 自分にとってはっとなる印象深い言葉があ...
平凡な女の子と不思議な老人との物語 犬があれされてるのは嫌な描写でした 動物好きは注意 なんでもない日常の中で思いがけない出来事があって、大事な事に気付いたり考えたり感じたりしてくりこは成長してく その様子がなんかこう、頑張れーって感じです 自分にとってはっとなる印象深い言葉があったりしました 人や物事は表面だけじゃ何も分からない
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10年くらい前に職場の人に薦められたのをやっと読む。面白かった。日常に潜むミステリーという紹介がピッタリ。 あまり出てこないけど、主人公の家族の普通さも良かった。親は子供のことずーっと見てるから、1年や2年遠回りしても見てられる、みたいな文章が好きだったからちゃんとメモしておけば...
10年くらい前に職場の人に薦められたのをやっと読む。面白かった。日常に潜むミステリーという紹介がピッタリ。 あまり出てこないけど、主人公の家族の普通さも良かった。親は子供のことずーっと見てるから、1年や2年遠回りしても見てられる、みたいな文章が好きだったからちゃんとメモしておけば良かった
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犬好きとしては、辛い事件が続く1話。物語の中でも犬が傷つくのを見るのは悲しい。 それはそれとして、国枝のおじいちゃんが落ち着いてて一緒にいてホッとして、魔法使いみたいな不思議なおじいちゃん。 最終話で裏切られそうになった時、「良い人であってくれ…!」ってページを進めるごとに祈...
犬好きとしては、辛い事件が続く1話。物語の中でも犬が傷つくのを見るのは悲しい。 それはそれとして、国枝のおじいちゃんが落ち着いてて一緒にいてホッとして、魔法使いみたいな不思議なおじいちゃん。 最終話で裏切られそうになった時、「良い人であってくれ…!」ってページを進めるごとに祈った。 「私の命は〜」が直近の近藤史恵作品だったから、油断ならなかった。
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専門学校を出て就職しそこなってファミレスのバイトをする久里子が、謎の国枝老人と交流する中で、幾つかの身の回りの事件を解決するというもの。21歳の九里子が自分のことや家族のことであれこれ思うことが、なんというか読まされるというか、若い時はこうなんだよなあという感じで面白い。続けて飼...
専門学校を出て就職しそこなってファミレスのバイトをする久里子が、謎の国枝老人と交流する中で、幾つかの身の回りの事件を解決するというもの。21歳の九里子が自分のことや家族のことであれこれ思うことが、なんというか読まされるというか、若い時はこうなんだよなあという感じで面白い。続けて飼うことになった犬のアンとトモの様子が可愛くて、犬を飼いたくなってしまうね。さて、国枝老人はなかなか魅力的な人物で、久里子はなにかと頼るようになるのだが、大変な事件が起こってしまい、意外な結末になる。読んでのお楽しみ。
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ふたつめの月を先に読んでしまったので、話がつながった❣️ 近藤史恵さんの作品は読みやすく、気づくとどっぷりお話しの中に引き込まれている
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主人公の感情表現が良かった。 言葉にできない様な微妙な気持ちを絶妙に言い表しているところに読んでいて気持ち良さを感じた。
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短編3作からなる本書の、3作目のために前の2作があると感じるくらいに3作目が際立っている。少し無理矢理感はあるけど先が全くよめず楽しめた。賢者である老人が元詐欺師という設定にはなにかまだまだ裏があるのだろうか。色々と伏線が張ってあり深い印象。続編かあるとの事で探して読もうと思いま...
短編3作からなる本書の、3作目のために前の2作があると感じるくらいに3作目が際立っている。少し無理矢理感はあるけど先が全くよめず楽しめた。賢者である老人が元詐欺師という設定にはなにかまだまだ裏があるのだろうか。色々と伏線が張ってあり深い印象。続編かあるとの事で探して読もうと思います。
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専門学校を卒業した七瀬久里子は、思うような仕事につけず、人生が見通せない不安を抱えながら、ファミリーレストランでバイトをしていた。 いつも同じ席でコーヒー一杯で長居する老人と関わりあうようになり、彼女の人生は動き始める。 七瀬久里子も謎の老人も非常に魅力的。等身大で、すぐ隣にでも...
専門学校を卒業した七瀬久里子は、思うような仕事につけず、人生が見通せない不安を抱えながら、ファミリーレストランでバイトをしていた。 いつも同じ席でコーヒー一杯で長居する老人と関わりあうようになり、彼女の人生は動き始める。 七瀬久里子も謎の老人も非常に魅力的。等身大で、すぐ隣にでも居そうな彼女に共感を覚えます。 彼女と老人で、周りに起きる事件が、ミステリー仕立てで次々と解決していきます。 サクサク読めて、引き込まれてしまい、次の作品がよみたくなる。いい小説だと思います。
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『サクリファイス』で自転車競技の面白さと過酷さを教えてくれた著者。その鋭さとは対照的に、お腹も満たしてくれそうな日常系ミステリーの“ビストロ・パ・マル”シリーズも楽しかった。本作は後者に近い、ゆるっとタイプ。でも起こる事件はしっかり犯罪。 主人公はファミレスでバイトする21歳の...
『サクリファイス』で自転車競技の面白さと過酷さを教えてくれた著者。その鋭さとは対照的に、お腹も満たしてくれそうな日常系ミステリーの“ビストロ・パ・マル”シリーズも楽しかった。本作は後者に近い、ゆるっとタイプ。でも起こる事件はしっかり犯罪。 主人公はファミレスでバイトする21歳の七瀬久里子。常連客の老人とひょんなことから親しくなる。事件に巻き込まれた久里子に老人が謎解きをしてくれます。彼女が相談するのは事件のことだけでなく、家族のことだったり恋愛のことだったり。とても優しい気持ちに包まれる、安心の1冊。
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良かった。近藤さんの本はいままで外れはなかった。 読みやすくて楽しめてた。 今回もおや?って思うところがあってどんどん読めた。
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