スティーブ・ジョブズ 神の交渉力 の商品レビュー
伝説でも幻でもありません。ついに「神」になってしまったスティーブ・ジョブズの交渉力。なかなか興味深い内容でした。 今では誰もが知ってる、使っているiPod。でも、よくよく考えてみると、どうして音楽メーカーが協力したのか、本当に不思議です。当時、mp3の違法なやり取りが相当社...
伝説でも幻でもありません。ついに「神」になってしまったスティーブ・ジョブズの交渉力。なかなか興味深い内容でした。 今では誰もが知ってる、使っているiPod。でも、よくよく考えてみると、どうして音楽メーカーが協力したのか、本当に不思議です。当時、mp3の違法なやり取りが相当社会問題化している中、あえて、それに真っ向から挑むなんて、普通の人なら絶対に思いつかないですよね。 それと、いとも簡単に(?)やってしまったわけですから、これはもはや神です(笑) 強引な交渉は、誰でもできます。時には、それで相手を負かすこともできるでしょう。でも、問題はその先。相手が、モチベーションを保ったり、こちらへの協力を持続できるかは別問題です。 この本を読む限り、その強引さがプラスになっているのが素敵です。 印象に残ったのは記者とのやり取り。p.32 気難しさは、不利なように見えて、案外そうではない。 インタビューなどで傲慢に振舞うことで、自分にプラスの記事を書いてくれる記者だから残るという話。 もちろん、iPodに代表される魅力的なブランドを抱えているからこそできる技ですが、見習いたいです。 では、私も明日から神の交渉力で(笑)
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読んでいて吐き気がしてきそうだった。 稀代の天才スティーブ・ジョブズであるが、そのやり方にはどうも賛同ができないし、お手本にもできない。ズルくて信用できず、我儘でしかない。そのやり口をこの著者はどうも神聖化しすぎている。よい方に捻じ曲げて解釈している。読んでいて不快だった。
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自分が本当にやりたいこと、強烈にかなえたいことがあるのなら、他人の手柄を奪ってでも、ものにするほどの覚悟を持つべき。人は何を成し遂げたかで評価される。そこに、いい人がどうかが入り込む余地はない。 ジョブズはビジネススクールなど出てもいないから、凡人のないスプレーもはなから眼中には...
自分が本当にやりたいこと、強烈にかなえたいことがあるのなら、他人の手柄を奪ってでも、ものにするほどの覚悟を持つべき。人は何を成し遂げたかで評価される。そこに、いい人がどうかが入り込む余地はない。 ジョブズはビジネススクールなど出てもいないから、凡人のないスプレーもはなから眼中にはない。 勝負は得意とする土俵でやるのが一番。
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競争主義の行き着く先の終着点って感じだな・・・。この人についてどう思うか議論すると、それぞれの人となりやスタンスがよく分かるんじゃなかろうか。
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聞いたことがある話でしたが、 あらためて、ジョブズの考証の上手さと言うか、 強引さというか、人でなしさと言うか、 そういうものを感じました。 ちなみに、この本は、2008年に書かれていますので、 「60歳のジョブズは・・・」みたいな記述がありますが、 実際には、57歳でジョブズ...
聞いたことがある話でしたが、 あらためて、ジョブズの考証の上手さと言うか、 強引さというか、人でなしさと言うか、 そういうものを感じました。 ちなみに、この本は、2008年に書かれていますので、 「60歳のジョブズは・・・」みたいな記述がありますが、 実際には、57歳でジョブズは亡くなっています。
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アップル関連の書籍はほとんど読んでいたため、記述その他が他に被る。 ジョブズの行動やエピソードを、本田宗一郎氏や松下幸之助氏などの言葉を交えて作者が解釈している点が違った点。 内容的には他のアップル本と比べてピクサー関連の内容が多かった。その辺りを少し詳しく知りたい方にはいいか...
アップル関連の書籍はほとんど読んでいたため、記述その他が他に被る。 ジョブズの行動やエピソードを、本田宗一郎氏や松下幸之助氏などの言葉を交えて作者が解釈している点が違った点。 内容的には他のアップル本と比べてピクサー関連の内容が多かった。その辺りを少し詳しく知りたい方にはいいかもしれない。 正直交渉術を学ぼうという人には不向きである。物事を突き進めるための執念や情熱がとことんまでいくとこうなるという像を見たい方向けかもしれない。 それにしてもスタンフォード大学での公演内容は相変わらず胸を打たれる。
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ジョブズの交渉力を学ぶための本というより、ジョブズがいかに天才か、ということについて書かれた本だと思います。 「反省より反撃に徹するのがジョブズ流」って、なかなか実践できないですよね。特に日本人には。友達になるのは難しいかもとか考えたりしました。
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読んだきっかけ:会社の同僚にもらった。 かかった時間:12/2-12/6(5日くらい) 感想:すごく読みやすかった。 2008年刊行、スティーブジョブスが死ぬ前に出た本です。 日本人で元アップル社員が書いてます。 エピソードは、ジョブスさんがどれだけ傍若無人か、と...
読んだきっかけ:会社の同僚にもらった。 かかった時間:12/2-12/6(5日くらい) 感想:すごく読みやすかった。 2008年刊行、スティーブジョブスが死ぬ前に出た本です。 日本人で元アップル社員が書いてます。 エピソードは、ジョブスさんがどれだけ傍若無人か、ということを延々と書かれてまして、同じような話が時系列無視で進むのですが、…面白いです。 時系列で書かれたら、もっと面白く読めたような気がしますが、どうなんでしょうね。
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アップル ネクスト ピクサーだったら段違いでネクストという言葉がダサいと 思うのは俺だけか。 ジョブス最高!の本。 よく知らなかった事実関係がしれてよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
t's Steve Jobs. The Best or Worst! マックやipodやiphoneの生みの親、いや、育ての親、 Steve Jobs CEOの波乱万丈な人生と、 その、とてつもなく一方的なワンマンぶりを記し、 アメリカ人でも驚くほどの「神の交渉術」として紹介している。 これを読んだら、絶対に、アップルでは働きたくなくなる。 逆に、そこで仕事をしない、単なるアップルファンにとってみれば、やはり、 彼の生み出す商品はひどく魅力的に映る。 彼の性格と同じく、義理人情だの恩義だのは一切ない、 best以外のものは徹底排除し、全く妥協とは無縁の産物だから。
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