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Suicaが世界を変える の商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2026/02/09

2001年11月18日に利用開始され、今や鉄道のスムーズな利用に欠かせないインフラであるSuica。その開発の歴史について、日本の鉄道の特殊性やJR東の社内事情に触れながら語る本。 平易な文章で書かれていて、専門用語や難しい機械の話はあまり出てこないので読みやすい。ただ、鉄道や...

2001年11月18日に利用開始され、今や鉄道のスムーズな利用に欠かせないインフラであるSuica。その開発の歴史について、日本の鉄道の特殊性やJR東の社内事情に触れながら語る本。 平易な文章で書かれていて、専門用語や難しい機械の話はあまり出てこないので読みやすい。ただ、鉄道やsuicaに興味がなければ面白くはないと思う。 交通系ICカードは欧米や香港で先に導入実績があったが、複雑な運賃計算システムを持ち、利用者数世界トップである日本の鉄道ネットワークにそのまま転用できる代物ではなかった。Suicaの研究開発を社内で認めてもらうにあたり、椎橋氏は、スムーズな改札を実現するだけではなく、駅ナカ街ナカでの電子マネーとしての利用をも想定し、より広範な社会インフラとしての役割を持たせようと考えた。現在の鉄道業界では、運輸による収入の割合を減らし、他事業での収益割合を増加させることが当然の生存戦略となってきているが、20年以上前に鉄道事業に囚われない考えを持っていた著者は先見の明が凄い。JR東の車内広告でタッチレス改札のイメージ映像を見たが、この本ではその構想についても触れられている。今のJR東の礎となった人と言えるんじゃなかろうか。 構想初期段階のSuicaはバッテリーを搭載しているため、かなり厚かったらしい。 モバイルSuicaって2006年からあったんだ。 著者の椎橋さんの伝記的側面もある。 車両整備→運輸サービス→ITスイカ→東工大

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2023/06/17

Suicaが各改札ごとの分散型サーバから駅ごとのセンターサーバ方式になるらしいニュースと「Suicaはあの仕組みがすごかったのになんで変えてしまうんやろ」みたいなツイートを読んで気になって買ってみた(絶版なのかネット書店では取り扱いがなくメルカリでゲット) 面白い、まず日本独特...

Suicaが各改札ごとの分散型サーバから駅ごとのセンターサーバ方式になるらしいニュースと「Suicaはあの仕組みがすごかったのになんで変えてしまうんやろ」みたいなツイートを読んで気になって買ってみた(絶版なのかネット書店では取り扱いがなくメルカリでゲット) 面白い、まず日本独特の縛りゲーが難易度高い、「とにかくラッシュ時にスムーズに通さないといけない」という絶対的命題があるおかげで当時既存だったヨーロッパの激重扉もダメ、爆速のデータ交換達成しないとダメ、で普通に開発してたら「まあそこは現場の運用でよしなにしてくれよ」って濁したくなっちゃうところがことごとく通用しない ど〜〜〜しても読み取り機を通過させる速度にデータ読み書きが間に合わんぞ?ってなって「せや!ちょっとだけ読み取り機傾けて通過さすんじゃなくてしっかりかざしてもらおう!」ってなったところはほんとにコンマ何秒の世界で震えた 改札でがっつりタッチしてくおばちゃんに「そんなんシュッと上通したらいいのに」とか思ってたの反省しました、しっかりタッチします、実際たまにエラー出して余計に時間かかることあるし PiTaPaがまた違ったアプローチなのも面白い、関西って定期券ないんや、、、 先進的な取り組みだけどあまりに先取りしすぎると人々は着いてこれない、インフラ会社はそこを大事にしてくのも重要だよね、って褒めてるんか貶してるんかよくわからん講評もよかっあ

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2016/11/06

著者はJR東日本でSuicaシステムの開発を指揮した方。 わたし自身、この本のなかで書かれている、それまでの磁気カードシステムからSuicaへの切り替えのそのときを見ている。 個人的な印象では「あっという間に切り替わり、当たり前になった」というかんじだった。 ユーザーとしては、...

著者はJR東日本でSuicaシステムの開発を指揮した方。 わたし自身、この本のなかで書かれている、それまでの磁気カードシステムからSuicaへの切り替えのそのときを見ている。 個人的な印象では「あっという間に切り替わり、当たり前になった」というかんじだった。 ユーザーとしては、「便利・手軽」が単純にわかりやすく、すぐに体感できたものだった。 開発開始当時、すでに海外ではICカードによるシステムは実用化はされていた。ただし、これに日本独自の事情を織り込み、将来の「電子切符」以上の広がりを目指すことを考えると、ほとんど「新たなものを一から作る」ような状態であったようだ。 実働に至るまでのハード面、ソフト面両方の困難について書かれており、今では当たり前に使っているこのシステムがどれだけ考えられて、細かい改善を加えられてできたものなのかがわかる。

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2012/09/01

やっぱりSuicaは便利だし、Suicaと一緒になったVIEWカードも便利だし、さかざきちはるさんのペンギンはかわいいし。読みたかったのになかなか読めなくて、先週の通勤時間に一気に読み終えてしまった。いろんな経緯が読めて面白かった。

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2011/08/18

面白かった。 JRという巨大公益企業が、それまでの古くなった経営体質から、一企業としての出発を成し遂げた物語だとおもう。 国にバックアップされた単なる輸送屋からビジネスモデルを追及する企業に変革するのにSuicaは大きな推進力になったと思う。 Suicaは単なる切符の置き換えだけ...

面白かった。 JRという巨大公益企業が、それまでの古くなった経営体質から、一企業としての出発を成し遂げた物語だとおもう。 国にバックアップされた単なる輸送屋からビジネスモデルを追及する企業に変革するのにSuicaは大きな推進力になったと思う。 Suicaは単なる切符の置き換えだけでなく、電子マネーの布石を敷いた大きな成功だ。

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2010/04/17

Suicaって便利やね。電子マネーの淘汰が進んだ後に生き残る大本命やと思います。 Suica推進プロジェクトの指揮を執ってる人の書いた本。

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2010/02/14

巨大公益企業において、それまでにない挑戦的な試みが成功した背景を知りたかった。プロジェクトの始めの頃の社内の無理解、保守的な反応に象徴されるように組織的な壁はやはり大きかったようだが、それ以上に優れたリーダ人材がいて、社内外で実行体制ができているところが、さすがJRと感じた。当初...

巨大公益企業において、それまでにない挑戦的な試みが成功した背景を知りたかった。プロジェクトの始めの頃の社内の無理解、保守的な反応に象徴されるように組織的な壁はやはり大きかったようだが、それ以上に優れたリーダ人材がいて、社内外で実行体制ができているところが、さすがJRと感じた。当初から単なる切符の代替ではなく、金融の世界を変えるようなインパクトを想定していたところの先見性に脱帽する。関西でのスイカに対抗するような取り組み(ポストペイ方式)は初めて知ったが、スイカにはない鉄道事業そのものに大きな影響を与える可能性があるものと感じる。

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2010/02/13

Suica の開発記。システム開発者にとって参考になる。難しい話は書かれてないが、個人的には分散処理のところはもう少し詳細に知りたい。 磁気式きっぷは反転部があって裏でも入れられる(?) 250kbps 海外とは全然違う 試験における障害検出率 バスのデータ管理はメモリーカー...

Suica の開発記。システム開発者にとって参考になる。難しい話は書かれてないが、個人的には分散処理のところはもう少し詳細に知りたい。 磁気式きっぷは反転部があって裏でも入れられる(?) 250kbps 海外とは全然違う 試験における障害検出率 バスのデータ管理はメモリーカードがささってて運転手が毎回抜いてる 神が人間に与えた特権は「人に尽くす喜び」と「ものを創る喜び」 -> 知る喜びもあると思う。

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2009/10/07

 筆者はJR東日本の現役幹部で、技術設備系の出身。本書も大半はSuica誕生に至るまでの技術的な歴史で、戦後の券売機自動化から改札IC化、更にはPASMOとの相互開放までを書き起こしていく。  日本には世界に例を見ない都市鉄道網が形成され、ラッシュ時の乗降客数、精緻なダイヤ、距...

 筆者はJR東日本の現役幹部で、技術設備系の出身。本書も大半はSuica誕生に至るまでの技術的な歴史で、戦後の券売機自動化から改札IC化、更にはPASMOとの相互開放までを書き起こしていく。  日本には世界に例を見ない都市鉄道網が形成され、ラッシュ時の乗降客数、精緻なダイヤ、距離別運賃制などを見てもインフラの完成度が高い。その中で出改札の効率化を長年追求してきた結果としてSuicaが導入され、ついには電子マネー普及の端緒とまでなっている。  ただできれば、技術史だけでなく電子マネーの経済的な側面、流通業にもたらすマーケティングインパクトにも言及してほしかった。その辺はただいま展開中なので、企業秘密なのかも。

Posted byブクログ

2009/10/04

プロジェクトというのは どういう物か を強く感じさせてくれる一冊だと思います アイデア から ビジネスモデル 企業理念 文化 関係会社機関との連携 試験から導入 運用までのプロセス 触れたことのない大きさでしたが すごく身近に感じながら 読むことが出来ました

Posted byブクログ