伊豆の踊子 の商品レビュー
完全にわかったかと言われると疑問だけれど、読むたびに掴める量が増えている気はする。 「伊豆の踊り子」もだけど、「十六歳の日記」と「死体紹介人」の方が記憶に残った。 違う表紙のを買えばよかったと、少し後悔。
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川端康成の初期短編集。 この中に収められている作品からは、そこはかとないエロティシズムが漂ってくる。 なぜだかエロい。 オイラがエロいから、そこだけキャッチしてしまうのか? 届きそうで届かない青春の儚さ! 「伊豆の踊子」より「温泉宿」「死体紹介人」が印象的だった。 ...
川端康成の初期短編集。 この中に収められている作品からは、そこはかとないエロティシズムが漂ってくる。 なぜだかエロい。 オイラがエロいから、そこだけキャッチしてしまうのか? 届きそうで届かない青春の儚さ! 「伊豆の踊子」より「温泉宿」「死体紹介人」が印象的だった。 オイラが大好きな晩年の「眠れる美女」「みずうみ」に通じる幻想的なエロティシズムやフェティシズムの淡い萌芽が見られるようだ。 やっぱり川端康成も女性が大好きだったんですね。 その見つめる目線が大好きなのです。
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川端康成、やっぱり綺麗ですね。すきです。荒木さんの表紙もいいです。これひとつに、日本の芸術がぎゅっと詰め込まれてるみたいで、宝物です。
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荒木飛呂彦氏の類稀なる色彩感覚が際立つ。バックのブルーに散る花びらのピンクの対比がなんとも美しくて目を引く。
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僕の中では史上最高の恋愛小説です。 普段そういう系を全く読まないので母集団があれですけどw 心に響く名作だと思います。
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映画化もされているので、長編かと思っていたら、なーーんと、40ページくらいしかない短編であった・・・(つまり、この本は、たの短編をいくつか含んでいる) 40ページで、なんか登場人物と友だちに成れた感を作ってしまうんだから、やっぱり川端康成はすごいんだと思った。 孤児で育った...
映画化もされているので、長編かと思っていたら、なーーんと、40ページくらいしかない短編であった・・・(つまり、この本は、たの短編をいくつか含んでいる) 40ページで、なんか登場人物と友だちに成れた感を作ってしまうんだから、やっぱり川端康成はすごいんだと思った。 孤児で育ったことによる感情、一高(東大)の学生と旅芸人に対する差別感、男尊女卑の世界、そして素直に好きと言えない恋愛。 これらを40ページの中に全て入れて話をまとめてしまうのはすごい。というか、一緒にしようという発想が普通は出ない。 普通に読んだだけでは、ただの物語で終わってしまうので、読み終わったら是非解説も読んでみて下さい。 2人の方が書いているので両方あわせて読むといいと思います。 映画を見たくなりました!吉永小百合、山口百恵であるらしいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
伊豆に行った際に、この作品の足跡をたどろうとしました。 いくつかは、名所として分かりましたが、時間がなかったので、車で回っただけのところもあります。 ご当地小説としては、雪国とともに、その場所に行ってみたくなるような、現地の描写が上手いと思います。
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表紙が荒木先生だったので、即買いしました。 川端康成は大人になって初めて読んだ気がします。 「蛍・納屋を焼く(村上春樹)」では短編ごとの色の違いを楽しめる、と書きましたけど、この短編集は一色に統一されている感じ。 昔の日本人、なんだか懐かしい感じがして良かったです。 僕として...
表紙が荒木先生だったので、即買いしました。 川端康成は大人になって初めて読んだ気がします。 「蛍・納屋を焼く(村上春樹)」では短編ごとの色の違いを楽しめる、と書きましたけど、この短編集は一色に統一されている感じ。 昔の日本人、なんだか懐かしい感じがして良かったです。 僕としては、二階の窓と中庭とで、「とっときなさい」「いけません」とお金を投げ合っているシーンが好きです。
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国語の教科書でちょっとだけ読んで、中学の時にそこまで続きが気になるって訳では無かったけど、荒木飛呂彦さんが表紙を書いたという記事を見てふと思い出して購入した。
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夏目漱石のついでに買いました。 が、このカバー踊り子のイメージではないですよね(笑) 踊り子はなかなかいい感じでしたが、個人的に他の短編は好きではないですね、十六歳日記、招魂祭は特筆するべきところはなく、死体紹介人、温泉宿に至っては…。
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