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マノン・レスコー の商品レビュー

3.8

40件のお客様レビュー

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作者の自叙伝的小説。…

作者の自叙伝的小説。一人の若者グリューの悲恋話です。純情な男性が悪女に夢中になり堕ちていくさまは滑稽でもあり腹立たしく感じました。

文庫OFF

難しいです。まず作品…

難しいです。まず作品が書かれた当時、娼婦というものがどのような位置づけであったかといった事を知った上で読まないと完璧な理解は困難です。主人公はなぜこのような生き様をするのかを考えながら読んでみてください。

文庫OFF

2025/09/08

今から300年程前の小説。美という罪な魔力を持ったマノンと、愛という弱点で翻弄される男。何度裏切られてもやっぱり愛してしまう様子はもはや応援したくなった。マノンの最期は悲しい。色々あったけれど、男は人生を謳歌したようにみえた。

Posted byブクログ

2024/11/12

304P アベ・プレヴォー(Abbé Prévost、1697年-1763年)は、フランスの作家で、代表作『マノン・レスコー』(Manon Lescaut)で知られています。本名はアントワーヌ・フランソワ・プレヴォー(Antoine François Prévost)で、「アベ...

304P アベ・プレヴォー(Abbé Prévost、1697年-1763年)は、フランスの作家で、代表作『マノン・レスコー』(Manon Lescaut)で知られています。本名はアントワーヌ・フランソワ・プレヴォー(Antoine François Prévost)で、「アベ」(僧侶)という呼称は彼が一時期修道士であったことに由来しています。プレヴォーは恋愛と欲望の間で葛藤する人々を描き、道徳や人間の弱さについて深い洞察を与えた作家として評価されています。 生涯 プレヴォーは裕福な家庭に生まれ、若い頃から聖職者としての道を歩み始めましたが、修道生活に適応できず、何度も職を変えながら放浪する生活を送りました。その後、軍隊に入隊し、戦争に従軍した経験もあります。しかし、最終的には文学への情熱に駆られ、作家としての道を歩むことを決意します。プレヴォーの作品は当時のフランス社会や道徳観念に挑戦する内容であり、一部は発禁処分にされるなどの影響を受けましたが、彼は物語の執筆を続けました。 代表作『マノン・レスコー』 プレヴォーの代表作である『マノン・レスコー』(正式タイトルは『騎士デ・グリューとマノン・レスコーの物語』Histoire du chevalier des Grieux et de Manon Lescaut)は、1731年に発表されました。この作品は、若い騎士デ・グリューと美しい女性マノンとの恋愛を描き、当時のフランス社会に大きな衝撃を与えました。 あらすじ 貴族の青年デ・グリューは、魅惑的な女性マノンに恋をし、彼女と一緒に逃避行を始めます。しかし、マノンは愛と同時に物質的な豊かさや贅沢を求める性格で、デ・グリューの純粋な愛が次第に困難な状況に直面します。二人は犯罪に手を染め、裏切りや困難に巻き込まれながらも、激しい恋愛関係を続け、最終的には悲劇的な結末を迎えます。 テーマと影響 『マノン・レスコー』は、愛と欲望、善と悪の境界が曖昧になる人間関係をテーマにし、登場人物の心理を繊細に描いています。デ・グリューの無償の愛と、マノンの享楽的な性格は強い対比を成しており、当時の社会の道徳観や価値観に対する批判も含まれています。この作品は、その後の文学作品やオペラ、バレエの題材にもなり、プッチーニやマスネによってオペラ化されるなど、多くの芸術家にインスピレーションを与えました。 プレヴォーの文学的影響 プレヴォーは恋愛小説や心理小説の先駆者として知られ、その影響は19世紀から20世紀のフランス文学に広がっています。彼の作品は人間の複雑な感情を描き出し、特に恋愛における矛盾や自己破壊的な面を表現しています。プレヴォーの視点はリアリズムやロマン主義の先駆けとして評価され、スタンダールやプルーストなど後の作家たちにも影響を与えました。

Posted byブクログ

2024/10/27

話のテンポが良い。 マノンに一目惚れして、一緒に住んで、不倫されるまで25ページ。 そら主人公もびっくりするよ。

Posted byブクログ

2022/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「恋は財宝よりも富裕よりも強い。 しかし、恋はそれらの力を借りる必要がある。」 主人公の理性との葛藤が、相対する親友とキャラを分けて描かれている。 個人的に終わり方にあまりスッキリはしなかったものの、ロマン主義文学の始まりと言われると納得できるように思いますね。

Posted byブクログ

2019/05/24

騎士グリューの追い求める姿は、痛々しいが、なんかわかる気がします。最近、マノンに似た女性が割と身近にいて、驚きました。現実は小説より奇なりとはよく言ったものです。個人的にはタイムリーでした!

Posted byブクログ

2018/11/17

稀代にみるクソ女伝説だった 頑としてでも働かないこの潔さ、羨ましい それが時代なの?まあ、男のひとがこうだったらマジで困るんだけど こういうしっちゃかめっちゃかさがさらにマイナスにいくと、ボニーとクライドみたいになるのかな

Posted byブクログ

2018/08/17

フランス文学の傑作小説。 美少女マノンを愛してしまった青年グリュウの物語。 二人の破滅的な恋愛模様が描かれ、最後には遠いアメリカの地でマノンが死に、グリュウは一般人としての生気を取り戻す。 ファムファタール。

Posted byブクログ

2018/05/20

【G1000/13冊目】恋愛モノは外国古典特有の大仰な言い回しが結構苦手であまり手を出していないジャンルなのですが、この作品においてはその大仰な言い回しが逆に主人公であるグリューの心情を正しく表現する方法として非常にしっくりくるように感じられる。この作品は古典作品によくある良家の...

【G1000/13冊目】恋愛モノは外国古典特有の大仰な言い回しが結構苦手であまり手を出していないジャンルなのですが、この作品においてはその大仰な言い回しが逆に主人公であるグリューの心情を正しく表現する方法として非常にしっくりくるように感じられる。この作品は古典作品によくある良家の子息と深窓の令嬢もしくは、無頼漢と深窓の令嬢という組み合わせとは大きく異なり、良家の子息と娼婦の道ならぬ恋が哀しく描かれているが、それでいて幸福感すら感じさせる。これは読み手の心情に物語の結末が委ねられているのかも知れない。

Posted byブクログ