カフーを待ちわびて の商品レビュー
あの時 少しかもしれないけど勇気を出して 君に話しかけたから, 君をどんどん知ることが出来たから, 君にいろんな私を見せることが出来たから, 今こんなに素敵な友達や家族や彼氏に恵まれているのかな? カフーを待っているだけではだめなんだね, カフーを探しにいかなくてはね!! ...
あの時 少しかもしれないけど勇気を出して 君に話しかけたから, 君をどんどん知ることが出来たから, 君にいろんな私を見せることが出来たから, 今こんなに素敵な友達や家族や彼氏に恵まれているのかな? カフーを待っているだけではだめなんだね, カフーを探しにいかなくてはね!! って思った 南国行きたいわー
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再読。 透明感のある話。 明青の事情がうまくもどかしさとマッチして共感しやすい。 幸の意外性も好きだしおばあのあったかもいい。 沖縄というあったかい島だからこそ成立する話かな。
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沖縄の海が描かれるだけで清涼感に満ちるのは、 自分が内陸に育ったせいだろうか。 人は自らが無いものに憧れる生き物。
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舞台は沖縄の離島、与那喜島。 主人公の友寄明青は、島を出たことのない35歳。 黒のラブラドール、「カフー」と暮らし、のんびり雑貨屋さんを営んでいます。 裏の家には、島の巫女であるおばあが住んでおり、 毎晩、おばあの作る夕餉をいただいています。 そんな明青が、島の御一行様と一緒に...
舞台は沖縄の離島、与那喜島。 主人公の友寄明青は、島を出たことのない35歳。 黒のラブラドール、「カフー」と暮らし、のんびり雑貨屋さんを営んでいます。 裏の家には、島の巫女であるおばあが住んでおり、 毎晩、おばあの作る夕餉をいただいています。 そんな明青が、島の御一行様と一緒に出かけた旅先の神社で 絵馬を書きます。 そして…。その絵馬を見た女性が手紙をよこします。 彼女の名前は、「幸」。 幸が島にやってきて、明青、おばあとの生活がはじまります。 後半は、思わずうるうるしてしまいました 沖縄の海の香りが漂ってきます。
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カフーとは、与那喜島の方言で「果報」すなわち「いい報せ」「幸せ」のことである。主人公の明青は、与那喜島に住む青年だ。 カフーという名の黒い犬と共に、与那喜島の大自然の中で、ゆったりと暮らしている。ある時、明青は、島民一行と生まれて初めて能登半島へ旅に出る。そこの神社で、明青は兄談...
カフーとは、与那喜島の方言で「果報」すなわち「いい報せ」「幸せ」のことである。主人公の明青は、与那喜島に住む青年だ。 カフーという名の黒い犬と共に、与那喜島の大自然の中で、ゆったりと暮らしている。ある時、明青は、島民一行と生まれて初めて能登半島へ旅に出る。そこの神社で、明青は兄談半分で、絵馬に「嫁に来ないか。与那喜島 友寄明青」と書いたのだった。 ほどなくして、明青のもとに、一通の手紙が来る。 「あなたの言葉が本当ならば、私をあなたのお嫁さんにして下さいますか?」幸、という女性からの手紙に、明青は息をのむのであった。やがて、本当に幸はやって来た。島のリゾート計画で島民が揺れる中、明青は幸とのふれ合いに戸惑いながらも心を開いてゆく。 美しい沖縄の自然の中で、惹かれあう二人の会話が何気なく美しく、心に沁みるようだった。幸福感の残る物語だった。
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若いっていいなぁ~ 「果報」いまだに待ちわびてます。。。 けど身体障害の設定は不要ではないかと思いました。
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やっぱりさらりと読める。 模合 沖縄で結婚した友人から聞いた通り、あるのね。 ゴドーを待ちながら を連想してしまう。 カフーさんと思っていた。 映画化はどう? ありそうでなさそうで、でもあったらいいなーという話なので、現実的に見ちゃうのは興ざめにならない?
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昔 読んでお気に入りになった本 沖縄を舞台にした物語で、 読んでいくうちにひきこまれていきます 映画化されましたね 早くみてみたい作品です
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幸せな気持ちになれる一冊 in沖縄!! 第1回「日本ラブストーリー大賞」を受賞したこの作品。 沖縄の島の雰囲気や、 明青の人柄に吸い込まれていって、 あたたかい気持ちになりました。 沖縄に住みたくなった!!笑 こういう生き方もいいなーって、 読んだら思います。。。
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純愛小説。沖縄の温かさが伝わってくる。「カフー」を願う人達の、それぞれの思いが錯誤していって・・・「待ちわびる」という単語が要所要所ででてくるのがうまいと思った。とにかくさっちゃんがパワフルでかわいい!
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