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カフーを待ちわびて の商品レビュー

4

585件のお客様レビュー

  1. 5つ

    152

  2. 4つ

    257

  3. 3つ

    125

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    4

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2024/04/17

ラブストーリー大賞第一回受賞作。 沖縄の離島で日用品店を営み明青、巫女の力を持つ裏のおばあのお告げの通り舞い降りた幸。 奇妙でゆるりとした幸せな生活が描かれていてほっこりする作品。最後に度々サプライズもあり楽しんで読めた。

Posted byブクログ

2024/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

泣いた。とにかく泣いた。 幸ちゃん本当に家族になりたかったんだなとか、おばあがちゃんと静かに逝けて良かったなとか、最後はもう胸がいっぱいでとにかく泣いた。 これで幸ちゃんが本当に女優だったら俊一は心底嫌な奴だっただろうけどそんなことなくて良かった。カフーも含めてみんな幸せになって欲しい。 ていうかそれぞれちゃんと話をしていればこんな拗れ方しなかったんじゃないの……とは思うけど……。全員言葉足らずじゃない?物事はちゃんと話し合ってから決めようね……。 文体はこざっぱりしていて読みやすく、沖縄という土地柄晴れている描写が多かったからか爽やかな読み心地で良かったです。

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2024/04/04

主人公の明青の奥手さにやきもきさせられ、俊一の狡猾さに腹が立ち、おばあの深い優しさに感動でした。 これがデビュー作とは!!才能がある方は違うのね。 原田宗典さんの妹さんとは知らなかった。 マハさんは美術関係のお話はあんまりハマらなかったのですが、こちらはとても面白かったです。...

主人公の明青の奥手さにやきもきさせられ、俊一の狡猾さに腹が立ち、おばあの深い優しさに感動でした。 これがデビュー作とは!!才能がある方は違うのね。 原田宗典さんの妹さんとは知らなかった。 マハさんは美術関係のお話はあんまりハマらなかったのですが、こちらはとても面白かったです。

Posted byブクログ

2024/03/28

あーーー読み終わってしまった。 最後まで飽きる事なく読めた。 あきおと幸。 カフーを待ちわびて。のタイトル。 最高な作品でした。 デビュー作に感じない安定したマハさんのワールド全開の本だった。

Posted byブクログ

2024/03/25

「ラブストーリー」と銘打っている本はなかなか手を出さないけど、原田マハさん初小説にして第1回日本ラブストーリー大賞、舞台は沖縄。面白いに決まってる。 主人公・明青の奥手な性格にイライラして、突然現れた天真爛漫な幸にほっこりして、看板犬・カフーの利口さに感心して。 沖縄文化にもたく...

「ラブストーリー」と銘打っている本はなかなか手を出さないけど、原田マハさん初小説にして第1回日本ラブストーリー大賞、舞台は沖縄。面白いに決まってる。 主人公・明青の奥手な性格にイライラして、突然現れた天真爛漫な幸にほっこりして、看板犬・カフーの利口さに感心して。 沖縄文化にもたくさん触れられるので、長期滞在したくなる。(単純) 平和な日常に「え?!酷くない?」となる事件も散りばめられてて、飽きずにペロリと読み終わります。原田マハさんのアートミステリーを一通り読んだ人は一味違うテイストを楽しんでみては。

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2024/03/09

自分を待ってくれる人がいる。当たり前のことのように思ってしまうけど、何ひとつ当たり前のことはなくて人の幸せってまさにこのことだなと。 話の中で出てくる沖縄の方言、自然、食、そしておばあ。沖縄での生活が鮮明に描くことのできる一冊であった。沖縄好きにはたまらんなぁ。

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2024/03/08

以前からずっと読んでみたかった作品。やっと読み終えました。沖縄の小さな島を舞台にした恋の話。真実を語らないためにすれ違ってしまう二人。最後はハッピーエンドを思わせますが、やっぱり二人の再会シーンや幸の嬉し涙が見たかったなー。

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2024/03/03

読み終わった後、温かい気持ちに包まれるような本だった。 色々なすれ違いはあれど、明青と幸の2人の幸せな未来が想像できた。

Posted byブクログ

2024/03/02

行ったことはないけれど、この本を読んでいる間、沖縄の離島の風が感じられた。 時間がとてものんびり過ぎていく。 ノスタルジックな雰囲気と、夢のような話なのか、現実なのかわからなくなる物語が心地よかった。 後半は、明青の幸への気持ちにウズウズして、じれったかったけれど、きっと二人は幸...

行ったことはないけれど、この本を読んでいる間、沖縄の離島の風が感じられた。 時間がとてものんびり過ぎていく。 ノスタルジックな雰囲気と、夢のような話なのか、現実なのかわからなくなる物語が心地よかった。 後半は、明青の幸への気持ちにウズウズして、じれったかったけれど、きっと二人は幸せになっているだろうなと思える終わりだった。

Posted byブクログ

2024/02/28

想像のつかない展開に一気読み。 沖縄の島の時間や言葉がのんびり心地よく。 純粋だわ。 私には遠い昔の感情のような‥

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