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人間はどこまで耐えられるのか の商品レビュー

3.9

49件のお客様レビュー

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2013/09/25

極寒の地で、灼熱の砂漠で、海で、宇宙(ソラ)で! 人間がどれくらいの環境までなら生きていけるかを解説した良書。サバイバル知識メモみたいな部分が多いなあ、と思ったら普通にサバイバルとか書いてありました。読んでみたらなにかと「呼吸」が重要なポイントを占めていて、「やっぱり呼吸は大事な...

極寒の地で、灼熱の砂漠で、海で、宇宙(ソラ)で! 人間がどれくらいの環境までなら生きていけるかを解説した良書。サバイバル知識メモみたいな部分が多いなあ、と思ったら普通にサバイバルとか書いてありました。読んでみたらなにかと「呼吸」が重要なポイントを占めていて、「やっぱり呼吸は大事なんだな。波紋を学びたい!」と思いました。科学的な用語はあるけど読みやすい一冊です。

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2013/08/01

趣味でダイビングと登山をするので、最初の2章の内容に興味があり購入したが、最後まで読んでしまった。非常に面白い。 伝統的に、生理学者は自分の体を使って実験するらしい。

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2013/02/14

単にどこまで耐えられるかの記録だけでなく、なぜ耐えられるかとか、耐えられるしくみが詳しく説明されている。

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2013/01/30

まさにタイトル通りの内容。 目次からして、  どのくらい高く、  どのくらい深く、  どのくらいの熱さに、  どのくらいの寒さに、  どのくらい速く、  宇宙では… と、極限状態における人間の体についてわかりやすく説明している。

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2012/10/14

人間はどの様な極限状態まで耐えうるのか。 寒さ・暑さ・速さ・空気といった、人間の限界を追う。 専門用語や難しい話もあるけれども、「人間の限界点」をあらゆる場所・観点でみつめる為非常に面白い。 歴代の偉人達による体を張った結果が詰まっている。

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2012/09/04

酷暑の頃、エアコンのない灼熱部屋で、些か自虐的な気分で第3章の“どのくらいの暑さに耐えられるのか”から読み始める。一応の目的を果たした後は読んでは積み、積んでは読みで随分時間がかかった。1~4章で高山病、潜水病、熱射病、凍傷などの生理メカニズムが説明されており興味深い。第5章“人...

酷暑の頃、エアコンのない灼熱部屋で、些か自虐的な気分で第3章の“どのくらいの暑さに耐えられるのか”から読み始める。一応の目的を果たした後は読んでは積み、積んでは読みで随分時間がかかった。1~4章で高山病、潜水病、熱射病、凍傷などの生理メカニズムが説明されており興味深い。第5章“人間はどのくらい速く走れるのか”ではM・グリーンの当時世界記録100m9秒79が紹介されているが、具体的な限界数値については記されていない。9秒60なんて予言しなくて良かったね。最後の第6章及び7章は宇宙に関して。宇宙は私の大好物!

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2018/10/20

サバイバルの科学。タイトルからエグい人体実験の話を期待してたが、そんな所は(あんまり)なく、まっとうな科学本。人間は高度何万mまで登れるのか、水深何mまで潜られるのか、寒冷地では?砂漠では?宇宙では?その時人体の内部、肺、血液、骨、細胞はどんな働きをするのか?具体的な事例を取り上...

サバイバルの科学。タイトルからエグい人体実験の話を期待してたが、そんな所は(あんまり)なく、まっとうな科学本。人間は高度何万mまで登れるのか、水深何mまで潜られるのか、寒冷地では?砂漠では?宇宙では?その時人体の内部、肺、血液、骨、細胞はどんな働きをするのか?具体的な事例を取り上げ、それがいかなる科学変化により発生したのか詳細な生理学分析のもと解説されており、楽しむ科学として最高峰の一冊。「走ったらなぜ息があがるのか?」「生命体が繁殖できる限界は?」環境のみならず、スポーツの限界から生命体の限界まで、限界を知りたい人類は必読。続刊は是非、精神的な限界点の探求を!

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2012/07/05

カバー絵から想像するに、おっちょこちょいの冒険野郎自らエベレストに登ったり、深海に潜ったりして挑戦した話かと思いましたが、全然違います。(笑) それはそれは実にマジメな生命科学のお話でありました。 例えば凍傷がおこるメカニズムなど、実にわかりやすく説明されているので勉強になります...

カバー絵から想像するに、おっちょこちょいの冒険野郎自らエベレストに登ったり、深海に潜ったりして挑戦した話かと思いましたが、全然違います。(笑) それはそれは実にマジメな生命科学のお話でありました。 例えば凍傷がおこるメカニズムなど、実にわかりやすく説明されているので勉強になります。ま、雪山に登ることはないと思いますけどね。(^^ゞ

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2012/06/06

これはタイトルそのままに、人は極限状態で、一体どこまで耐えられるのかを生理学的に解説した本です。 科学技術が進歩した現代でさえ、人は深海や宇宙などの極地では容易に生きていけません。そういった場所で人を生かすため、国家や企業は莫大な労力とお金をかけていますが、そこでは過去から学ん...

これはタイトルそのままに、人は極限状態で、一体どこまで耐えられるのかを生理学的に解説した本です。 科学技術が進歩した現代でさえ、人は深海や宇宙などの極地では容易に生きていけません。そういった場所で人を生かすため、国家や企業は莫大な労力とお金をかけていますが、そこでは過去から学んだ科学的な知見が、大いに役立っているようです。 対照的に、危険な場所にあえて挑むことで、生きがいを感じる冒険家もいます。彼らは自分の命を危険にさらし、その引き換えにスリルを求めます。エベレスト登山などでは、このようなチャレンジャーたちの多くが犠牲になっていますが、いまだに冒険者が絶えることはありません。 本書では、昔からの言い伝えや歴史上の出来事を交え、人間生理学の観点から極地でのサバイバル方法と生存可能性を探っています。エピソードの数々がなかなか面白く、ためになるので、読み進めるのが苦になりません。 命のことを淡々と語られるのが少し不気味ですが、その分、極限状態のことをイメージしやすいと思います。ちょっとした冒険気分にもなれる、お得な一冊です。

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2012/05/26

人間の体がどれだけの暑さ・寒さに耐えれるか、どれだけ高く登れる、どれだけ深く潜れるかといったことを科学的に解説した本です。 具体的な数値が出てこないのが残念ですが、途中で挟まれている小話がおもしろかったです。 最後の方は人類に限らず、極限状態で生活することのできる生物(原子菌など...

人間の体がどれだけの暑さ・寒さに耐えれるか、どれだけ高く登れる、どれだけ深く潜れるかといったことを科学的に解説した本です。 具体的な数値が出てこないのが残念ですが、途中で挟まれている小話がおもしろかったです。 最後の方は人類に限らず、極限状態で生活することのできる生物(原子菌など)についても書いてあります。 そこそこ面白かったです。

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