ヒミコの夏 の商品レビュー
鯨統一郎らしくない作品だった 遺伝子組み換え米を食べた影響で男性不妊になる たしかにそれは危機だけど、 仕組みがよくわからないなぁ それを言うなら植物の声が聞こえる仕組みはわからないしね。 巨大種苗会社の狙いもよくわからないな でも面白かったけど
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面白い部類でした。 自分が読むジャンルとはまったく違う感じの農業問題を背景にしたミステリーなんだけど。 こんな問題を持ってくるって作者面白いなぁ。 解説にはバカミスっていうジャンルらしい。 ヒミコっていうのは卑弥呼じゃないってので、 そもそも騙されているが、そんなの関係なく 面...
面白い部類でした。 自分が読むジャンルとはまったく違う感じの農業問題を背景にしたミステリーなんだけど。 こんな問題を持ってくるって作者面白いなぁ。 解説にはバカミスっていうジャンルらしい。 ヒミコっていうのは卑弥呼じゃないってので、 そもそも騙されているが、そんなの関係なく 面白いかったな。 しかし、この本自体はずいぶん前絵に買っておいた。 積本の一つだったんですが、 数ヶ月前に知り合ったジャーナリストと 主人公のジャーナリストの名前が一字違いって怖いw
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「お米」がテーマのミステリーってどんなのかと思って読み始めたけど、すぐにハマってしまった。 「植物の気持ちがわかる少女」ってのがまた、超能力っぽくてわたしの好きなかんじ。 かと思いきや、植物研究者とか科学的な話もあったり、ええ年こいた純愛もあったりして、全然飽きることなく読めた。...
「お米」がテーマのミステリーってどんなのかと思って読み始めたけど、すぐにハマってしまった。 「植物の気持ちがわかる少女」ってのがまた、超能力っぽくてわたしの好きなかんじ。 かと思いきや、植物研究者とか科学的な話もあったり、ええ年こいた純愛もあったりして、全然飽きることなく読めた。 最終的な陰謀の内容については、若干軽い感じがしたけど、、、全体的にはおもしろかった! 読んだ後はスッキリ幸せな気分でした。
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いい意味で普通の長編ミステリーだ。暗くじめじめした感じも無くハッピーエンドもいい。殺し屋がちょっと安易な気がするが、全体のストーリーからすれば欠点には当たらないと思う。 肩の力を抜いて読みきれる感じの長編ではあるが、作者ならではってところが希薄な気がして、少しだけ、ほんの少し...
いい意味で普通の長編ミステリーだ。暗くじめじめした感じも無くハッピーエンドもいい。殺し屋がちょっと安易な気がするが、全体のストーリーからすれば欠点には当たらないと思う。 肩の力を抜いて読みきれる感じの長編ではあるが、作者ならではってところが希薄な気がして、少しだけ、ほんの少しだけ残念。
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植物の感情を読み取ることのできる少女と出会い、事件を解決していく出版社のライター。 話の展開も面白く、温かい恋愛模様もあり、楽しめて読めました。
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久々の鯨作品は、そのスケール感とか、 スピード感は森作品にはないもの。 しかもこれは「植物の感情を読める子供」 という、割とオカルティックな設定で、 こういうのも森作品には出て来ないな、と。 「日本が滅びる」とか「政府高官が」とかも 犀川先生の話にはまったく出て来ないし。 むし...
久々の鯨作品は、そのスケール感とか、 スピード感は森作品にはないもの。 しかもこれは「植物の感情を読める子供」 という、割とオカルティックな設定で、 こういうのも森作品には出て来ないな、と。 「日本が滅びる」とか「政府高官が」とかも 犀川先生の話にはまったく出て来ないし。 むしろ「シビックが壊れて中古車を買いに行く」 とか、ちまちました日常を丁寧に描いてる。 その分、いざ犀川先生のヒューズが飛んだ時は 「相対的に」恐ろしいほどの疾走感があるが。 ...森作品ばかり読んでたおかげか、 他の物を読んでも「外側から森作品を検証」 しているような気持ちに...(^ ^; 本作は、「日本農業新聞」という機関紙に 連載されていたものだそうだが、 連載物の宿命か、ストーリー運びには あまり「ひねり」がなくて素直。 本筋のストーリーはもちろん、 主人公たちの「ロマンス」についても 割と分かりやすくハッピーエンドに。 その分素直に楽しく読めますが。 相変わらずの博覧強記振りで、 実に「ありそうな」話に見せて行くのは 鯨氏の面目躍如といったところか。
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植物の意思を読み取ることのできる特異能力を持つ少女が「ヒミコが日本を滅ぼす」という。ヒミコとは、古代米の遺伝子操作によって開発された新種の米で、巨悪の陰謀が潜んでいた。 「邪馬台国はどこですか?」で、あっと驚く登場した著者が、どんなヒミコを描いてくれるんだろう?という期待感で読...
植物の意思を読み取ることのできる特異能力を持つ少女が「ヒミコが日本を滅ぼす」という。ヒミコとは、古代米の遺伝子操作によって開発された新種の米で、巨悪の陰謀が潜んでいた。 「邪馬台国はどこですか?」で、あっと驚く登場した著者が、どんなヒミコを描いてくれるんだろう?という期待感で読んでしまいましたが、全くの期待はずれというか、相変わらずのとんでもない発想力には恐れ入りました。 巨悪の陰謀に立ち向かうミステリーにしてには、どうにも緊迫感というか迫真性に欠ける学芸会風のまったり感。これも鯨さんならではの作風ですが、まぁ楽しく読ませてもらいました。 (2009/5/19)
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題名を見て、邪馬台国でも出てくるのだろうかと思ったらまったく違いましたw 『ヒミコ』は作中に出てくる米のブランドでした。 爆発的に売れ始めたヒミコ米。 製作者は殺され、娘だけが記憶喪失として拾われる。 一体『米』にどういう秘密が? “みどり”とは一体誰なのか。 読んだ後、あれは...
題名を見て、邪馬台国でも出てくるのだろうかと思ったらまったく違いましたw 『ヒミコ』は作中に出てくる米のブランドでした。 爆発的に売れ始めたヒミコ米。 製作者は殺され、娘だけが記憶喪失として拾われる。 一体『米』にどういう秘密が? “みどり”とは一体誰なのか。 読んだ後、あれはどうなったの? という違和感もなく すっきりとした状態になれる内容でした。 しいて言えば、ヒミコ米はどう処分したのでしょう…w
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面白かったです。でも、鯨作品と言うことでいろんなひねりとかウンチクを期待して読むとちょっと期待はずれかもしれません。ごく普通のミステリーでした(笑)サラッと読めます。でも、それだけ、印象には残りませんでした。
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2008/5/18 伊丹空港の本屋にて購入 2011/4/17~4/19 雑誌記者、永田祐介は取材に訪れた水田で記憶を失った穂波を保護する。穂波は植物と会話できる能力を持っており、最近急速にシェアを伸ばした遺伝子組み換えのお米「ヒミコ」が日本を滅ぼす、と言い出した。その謎を追う...
2008/5/18 伊丹空港の本屋にて購入 2011/4/17~4/19 雑誌記者、永田祐介は取材に訪れた水田で記憶を失った穂波を保護する。穂波は植物と会話できる能力を持っており、最近急速にシェアを伸ばした遺伝子組み換えのお米「ヒミコ」が日本を滅ぼす、と言い出した。その謎を追う祐介と穂波。果たしてその真相は? ご都合主義的展開ではあるが、 それが鯨氏らしい。私は嫌いではない。
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