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銀河英雄伝説(8) の商品レビュー

4.4

41件のお客様レビュー

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2016/04/09

刊行年:1987年 P.312「そいつはだめだね、戦略には法則があるし正しい姿勢もあるが、戦術の展開はときとして理論をこえる」

Posted byブクログ

2014/11/30

ついに8巻、とうとう8巻。2巻に続いて魔の8巻ですよ。 判ってはいてもつらいものです。まさかこんな所で退場するとは。まだ2巻残っているどころか、8巻自体中盤で… 歴史物語に与えられた役割として、ここで後を継ぐものにバトンを渡してしまうのですね。 銀英伝お馴染みの「後世の歴史家」...

ついに8巻、とうとう8巻。2巻に続いて魔の8巻ですよ。 判ってはいてもつらいものです。まさかこんな所で退場するとは。まだ2巻残っているどころか、8巻自体中盤で… 歴史物語に与えられた役割として、ここで後を継ぐものにバトンを渡してしまうのですね。 銀英伝お馴染みの「後世の歴史家」の言葉を使うことで、キャラクターの人物像や功績を多面的に見せています。それはいいことばかりでなく、このキャラクターのこの時の行動はこういう面から見ると批判される部分もあるという部分も示しています。それはキャラクターに接近し過ぎない作者の筆を感じさせるのですが、ある意味キャラクターについてのありとあらゆる評を作者自身が書くことによって読み手が勝手に想像する余白を残していないようにも思えました。もしかするとこういう側面もあるかも知れないと思う部分を先に作者が「後世の歴史家」を用いて述べてしまっているのですから。それはキャラクターへの過剰な愛情でなく、キャラクターを歴史に於ける駒として配しているから、意図しない動きを封じるためのものなのかも。そんなことも感じました。

Posted byブクログ

2014/10/01

ヤンが亡くなってしまいました。結局ラインハルトを始め帝国軍はヤンに勝つ事が出来ず、ヤンの凄さが際立った展開になったことは残念です。それにしても田中さんの旗艦につける名前のかっこいいこと、どうやって思いつくのかなぁ。

Posted byブクログ

2014/09/18

6巻か7巻に示唆するような描写があったものの、まさか本当にそうなるとは。自分の顔が悲しみで歪んでいるのが読んでいてわかった。

Posted byブクログ

2018/10/18

ついにヤンが斃れました。それも戦闘でではなく、地球教狂信者のテロによって! それにしても、都合よくラインハルトが病気になりますね。 物語中には、「ミッターマイヤーとロイエンタールは再び見えることはなかった」と、今後の展開を予測させる記載がありますね。 新領土総督となったロイエンタ...

ついにヤンが斃れました。それも戦闘でではなく、地球教狂信者のテロによって! それにしても、都合よくラインハルトが病気になりますね。 物語中には、「ミッターマイヤーとロイエンタールは再び見えることはなかった」と、今後の展開を予測させる記載がありますね。 新領土総督となったロイエンタール。イゼルローンに共和制の残滓となったユリアンとフレデリカ。 物語最終盤へ、いよいよ怒涛の展開です。 星雲賞 風は回廊へ◆春の嵐◆常勝と不敗と◆万華鏡◆魔術師、還らず◆祭りの後◆失意の凱旋◆遷都令◆八月の新政府 著者:田中芳樹(1952-) 解説:波多野鷹(1967-)

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2013/09/21

8巻なんですよ。まだあと2巻残ってるんですよ。こんな事になっちゃってどーすんでしょ?フラグが立ったら必ずそうなる超分かりやすい展開ですが、読むのが苦しい…。少なくともあと2本は立ってる…。ところで、時々「頭を下げる」とか、日本の習慣ぽい表現が出てくるんですけど、あくまでイメージで...

8巻なんですよ。まだあと2巻残ってるんですよ。こんな事になっちゃってどーすんでしょ?フラグが立ったら必ずそうなる超分かりやすい展開ですが、読むのが苦しい…。少なくともあと2本は立ってる…。ところで、時々「頭を下げる」とか、日本の習慣ぽい表現が出てくるんですけど、あくまでイメージですよね。

Posted byブクログ

2013/07/12

ヤン・ウェンリー死す。トリューニヒト登用の展開が無理あると感じる。残り2巻。ヤンが死んだが、私はラインハルトの方が好きなのとさんざん伏線で死ぬことが示唆されていたのでショックではなかった。

Posted byブクログ

2013/03/21

うっそ~、もう退場?まあ、たしかに、ユリアンが控えてるからなあ。準じゃなく主役だと思ったらそういうもんじゃなかったのか。いずれにしろ、最後は全員死ぬんだろうけど、戦争で死ぬのとそうでないのと、いろいろなんだろうな。最後の幕まであといくつの波乱があるのか。楽しみは尽きない。

Posted byブクログ

2012/12/09

最後の一戦、そして、大きな星が一つ落ちる。 大きな戦いの中で、人はなんと無力なのか。人の命が小さなものであることをひしひしと感じる。なんで、としか言いようがなくて。もっとも死んでほしくない人が、死んでしまうこと。それが、しかも、なんともちっぽけで卑怯な策によって。命にも策にも大...

最後の一戦、そして、大きな星が一つ落ちる。 大きな戦いの中で、人はなんと無力なのか。人の命が小さなものであることをひしひしと感じる。なんで、としか言いようがなくて。もっとも死んでほしくない人が、死んでしまうこと。それが、しかも、なんともちっぽけで卑怯な策によって。命にも策にも大小なんてなくて、誰が死んでも同じように惜しまれるべきなのに、なぜか「死んではいけない命」と「死んでもいい命」を分けてしまう自分がいる。

Posted byブクログ

2012/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヤンはどうやって死ぬのかなーとどきどきしてたのですが、なるほど…… 拍子抜けといえば拍子抜け。 作中内でも作中外でも、ラインハルトもヤンも英雄のままでいられる着地点というところでしょうか。 とか言いつつ、読みながら視界がぼやけまくって苦労しました。 まさか銀英伝を読んで泣く日が来るとは思わなかったよ。 ヤンのことがすごく好きなので残念という感情ではないのですが、大切な存在が喪われる痛みを客観的に描かれるとつらいですね。 そういう意味では9巻の前半もそのムードをひきずっていてけっこう視界がぼやけました。

Posted byブクログ