楊令伝(5) の商品レビュー
やはり方臘の人間力に呉用は虜になってます。 これで呉用の人間力はあがったかな。 明らかにここまでの主役は方臘でしょうね。 その方臘と童貫の戦いがようやく決着され、 次章から新たな展開が期待出来ますね。
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南方の宗教叛乱が終結です うーん禁軍童貫がつおい、つおすぎる そして次代の英雄岳飛も童貫の元で飛躍的な成長を続ける もう先が楽しみでしょうがない それにしても…だ! オリジナル『水滸伝』が大好きなワタクシとしては、史進や燕青、武松たちが歳をとっていくという状況がなんかまだ不思...
南方の宗教叛乱が終結です うーん禁軍童貫がつおい、つおすぎる そして次代の英雄岳飛も童貫の元で飛躍的な成長を続ける もう先が楽しみでしょうがない それにしても…だ! オリジナル『水滸伝』が大好きなワタクシとしては、史進や燕青、武松たちが歳をとっていくという状況がなんかまだ不思議な感じがして読んでいてふわふわする 史進なんてオリジナルでは20歳くらいでもうほとんど登場しなくなるからね あーでもきっとこんな感じのおっさんになるだろうなっていう納得感がすごい それぞれのキャラにすごい太い芯があるのでぶれないんよね ちょっとやんちゃなところを残しつつ、次世代にも目を配る大人な史進 よい そして我らが主人公楊令は今巻登場すらあまりなかったんですが、闘いだけでなく戦略面でも旧梁山泊のお歴々を凌駕してしまうスーパーぶりを見せつける よーし、次はいよいよ禁軍とぶつかるのかな〜?なんて思ってたら…謙三兄貴、最後の最後にとんでもない爆弾をもってきやがった! もう!
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読み応えあった〜!こんだけ色々あってまだ5巻ってすごい…… 呉用、方臘軍でもちょっとウザがられてて笑っちゃう、そういう人なんやろうな 梁山泊の時に将軍たちから言われていた戦は生き物、をようやく肌で感じた呉用はやっぱり強いなぁ。 もう私は官軍側を応援してしまう。水滸伝1巻から名前があがっていた畢勝が、、、好きやったのに、、、むかつく方臘軍、、、 むかつく、、、と思ったけどいざ負けると何だか悲しくて。方臘は人生がつまらなかっただけなんかなぁと思ったりもした。多分、賢い人で、国の腐敗も明確に見えて、民のためと自分が面白いことをするっていうのを考えた時に出てきたのがあの宗教だったのかしら。たまに見える人間らしさが更に不気味に仕上げてたな〜。度人、怖かった。 人にとって宗教とは何か?は考えておかないとだめだと自戒の意味もこめて書いておく。 禁軍、老けている描写が多くて気が滅入る。それでも童貫は強いのやけど。無理しないでと思ってしまう、でも戦って死ぬのが童貫の生き方やから仕方ないな 岳飛も!かっこいい!!!! ひとまず最初の山場は越えたかな。これからどうなっていくんだろか。
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南北両面での宋禁軍の戦いが、ようやく終結した。 主要な将軍を失い、また南での方蝋軍との戦いで負った心の傷は当面影響を与えるであろう。 北での戦いは燕国という新しい国の誕生を予感させるほど、善戦しており幕切れとしては残念と言わざるを得ない。 また南での戦いは、月日を重ねる事に統率力を増し、趙仁(呉用)の心が揺れ動く様は、見事な文章力と描写で描かれている。
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第5巻読了 呉用の活躍で禁軍の力を削いだものの、南での戦は終わる。 生き残った呉用は梁山泊に帰還。巻末には、扈三娘の子供がさらわれ、新たな展開が予想される。
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やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか? 誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を...
やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか? 誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を北方流に解釈して書き上げて続編 水滸伝のエンディングで梁山泊にこもる全ての人の命ともいえよう「替天行道」の旗を宋江から渡された青面獣楊志の子、楊令。 序盤戦はいくつもの愛を受け育った楊令が幻王と名を変え、水滸伝とは異なる人格を見せる。生き残った史進、呼延灼、張清らが残存勢力を維持して楊令を首領として迎えると同時に再建を果たす!ここからが悲劇の連続だった。 水滸伝の中で地方軍の将から梁山泊入りした呼延灼将軍。梁山泊では常に本隊を率い全面の敵と向かい合っていた楊令伝においても役割は同じなのだが、老いに加え息子の凌が梁山泊入りをしていた禁軍の童貫将軍との決戦の折に宿敵趙安将軍を打ち破るが、一安心もつかの間で息子の凌の背後へ5000の騎馬隊が襲いかかろうとしていた。 初めて父が息子の背中を守った。息子は父が背中を守ってくれてるとは知らずに…「行くな!」読みながら呟いていた。呼延灼はただ1騎!5000の騎馬隊を止め散っていった。凌に双鞭をあずけて……涙止まんないから!これを書こうと頭の中で考えているだけでもこのシーンは泣けてくる。 激しい戦の中で父親としての優しい顔を見せた張清。 前作で片足を失うも片足での騎乗で禁軍を悩ませた馬麟。 元盗人上がりの鮑旭は部下の損害が最も少ないとされる名将であったが、呼延灼と同じように部下を守り仁王立ちの末に散っていく。 呉用に公孫勝や戴宗などは憎まれ役をかいながらも若者を育てるそんな役回りの末にやはり身を挺していく。 張橫の息子で楊令を影から支える青騎兵の張平や、弓の名人であった花栄の息子の花飛麟 この幾多の勇士のひとりひとりの生き様を描ききった作品に言葉はいらない。ただ読むたびに思い出すたびに涙がこぼれてくる。エンディングで楊令が死に、ひとり残された史進…彼の苦悩は岳飛伝に続く…… 生涯でこれだけ泣けた小説はきっとあとにも先にもないことだろう!
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前に全否定していた癖に戦は生き物と言い出し、ここでも疎ましがられ、心酔した頭領に死なれて生き残ってしまう、呉用の魅力全開な巻。 青蓮寺は、李富と聞かん章が若い頃は友情と青春の雰囲気さえあったのに、今はひどい有り様だ。 李富は何がしたいのかな~
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北と南の戦いが集結。北は面白かったが南は殺戮に次ぐ殺戮。最後の最後に反乱軍と禁軍のまっとうな野戦があった。その間に梁山泊は力を大きく蓄える。この巻の呉用は好きだ。
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方臘と童貫の戦い、読み応えがあった。度人を為す信徒を大量に殺戮し、心に膜がかかった童貫とその間に力を蓄えた梁山泊軍。今後如何にぶつかっていくかが楽しみだ。その裏で李富や聞煥章の動きも気になる。
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宗教反乱など。。と思っていたけど、結局、宗教の祖、方臘も好きになった。北方さんの人物を魅力的に描く力に感服。力を蓄えた梁山泊の戦いがこれから楽しみ。
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