深海のYrr(中) の商品レビュー
世界中の船が次々と狙われる。 漁船では、網を引き上げるとクラゲが大量に入りクラゲの猛毒で船上の漁師達は全て殺されてしまう。 また、網に大量に魚がかかったが、魚たちは同じ方向に動き船を沈めてしまう。 他の船舶でもクジラやオルカに襲撃される。 今や海の上には、人がほとんどいな...
世界中の船が次々と狙われる。 漁船では、網を引き上げるとクラゲが大量に入りクラゲの猛毒で船上の漁師達は全て殺されてしまう。 また、網に大量に魚がかかったが、魚たちは同じ方向に動き船を沈めてしまう。 他の船舶でもクジラやオルカに襲撃される。 今や海の上には、人がほとんどいない・・・。 北海の大陸棚である、メタンハイドレートの層には、大量のゴカイが発生。 ゴカイが死ぬまで堀進んだ穴には、微生物がメタンを溶かしていると判明した。 メタンハイドレートの崩壊は、加速していく。 海上では、メタンの匂いに包まれていた。 そしてついに崩壊した。 次々と海底の深海へと滑り落ちる大陸棚。 そして、恐れていた大津波が発生。 大津波は、北ヨーロッパの都市を壊滅させてしまった。 この事態についにアメリカが立ち上がる。 女性仕官の元に、優秀な科学者たちが集まる。 異変の原因は、何か探りはじめるのだが・・・。 その矢先、フランスを襲った病原菌が、奇怪な蟹の大量発生によってアメリカの大都市に運び込まれる・・・・。
Posted by
カオスの始まり。 海は狂い、ヨーロッパを一掃する。 "生き残った"登場人物たちがシャトー・ウィスラーに集まり 一連の現象の解明に挑む。 アケスクの言葉が印象に残ってる。 時間は常に存在する。 まわり道をしても失うことはない。
Posted by
未知の知性体による人類に対する攻撃が熾烈になってくる。科学者である登場人物のパーソナルな視点で物語が進行していく。ヨーロッパの北岸の都市、アメリカの東海岸の都市がすべて破壊され、世界の終わり的な出来事になっているはずなのに、登場人物たちは元気。光ケーブルが破壊されてコミュニケーシ...
未知の知性体による人類に対する攻撃が熾烈になってくる。科学者である登場人物のパーソナルな視点で物語が進行していく。ヨーロッパの北岸の都市、アメリカの東海岸の都市がすべて破壊され、世界の終わり的な出来事になっているはずなのに、登場人物たちは元気。光ケーブルが破壊されてコミュニケーションが取れなくなることを問題視はしているが、生産活動の停止や経済の混乱に対する言及が一切ない。小説としては盛り上がる。
Posted by
長編も折り返し地点。 上巻では、ちょいとテンポが悪かった印象だったけど、やっとテンポアップ。 様々な事象の原因がついに判明。 引き込まれるように読んじゃいました
Posted by
長編も折り返し地点。 上巻では、ちょいとテンポが悪かった印象だったけど、やっとテンポアップ。 様々な事象の原因がついに判明。 引き込まれるように読んじゃいました。
Posted by
上巻に続き、中盤までは、さまざまな 登場人物についてのストーリーがあり 食いつくのがやっとでしたが、次第に それらが絡みつき面白く読めました。
Posted by
前半は超ドキドキ! だって、大惨事なんだもん。 それに対抗すべくの後半はやっぱり対比しちゃってクドイなぁ〜って思ってしまいました。 あぁ、下で解決するのだろうか!?
Posted by
ちょっと中だるみしたけど、それなりに面白く・・・でも犯人、地球内他生命体かいっ(;一_一)環境問題を取り上げた小説と違ったんか〜(-_-)/~~~ピシー!ピシー!というところで続く・・・・
Posted by
2巻では登場人物達の個人的背景が語られるのだが、 いかんせん人数が多く、やや冗長な印象。 ここで飽きてしまうと勿体無い。 2008年8月読了。
Posted by
いや〜、敵はそっち方向に行きましたか・・・だんだん落としどころが見えてきたような気がします。 Yrrのネーミングの誕生がなるほどと思いました。さあ、上手くコンタクトが取れるのだろうか?人類の運命は?最終巻が楽しみです。
Posted by